姶良市加治木町の田の神を4体紹介します。
前回の隈媛神社の前にある木田の田の神です。カーブミラーの所の木田用水を渡り、奥へ行くと隈媛神社です。
金網の中に祀られています。
建立は1767年で、県内の衣冠束帯型座像の中で最も古いものです。両手で笏を持っています。
端正な顔立ちです。石材は近くで採れる桃木野石です。
日木山にある日木山里の田の神です。加治木ジャンクションの東側(蔵王岳の南西)にあります。
イヌマキの古木の脇にあります。
袖はたすきでたくし上げられ、左手はシキを支え、右手はメシゲを膝の前に持って、今にも踊り出しそうな田の神舞姿です。
にこやかな表情で、シキの網目がきれいです。天保年間(1830~1843年)頃の石工名島喜六の作と言われています。
後姿。石材は近くで採れる二瀬戸石(加治木石)です。
隣の仏像。
中郷の農道脇にある田の神です。
1740年の建立で、加治木で最古の田の神です。
近景。
表情が残っています。
大きなシキを被っています。
龍門滝の近くの高井田にある田の神です。
右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。
顔のアップ。新しい田の神です。
田園風景と桜島を見つめています。