鹿児島市吉野町の寺山炭窯跡は、旧集成館などと世界文化遺産に登録されましたが、2019年の大雨で崩落しました。その後どうなったかと思って訪ねました。
寺山公園へ行く途中から左へ入ります。
山道を歩いて行きます。
石灯籠の右上に「南洲翁開墾地遺跡碑」があります。
南洲翁開墾地遺跡碑。明治8年、西郷隆盛はここに吉野開墾社を設立し、生徒150人と開墾事業を始めました。
隣の池です。
黒いシートの所が炭窯跡で、まだ復旧されていません。右の斜面が崩壊し、炭窯跡を破損したと思われます。
正面より見る。ここで焼かれた良質な木炭が、集成館事業の火力になりました。
歌人八田智紀の顕彰碑です。
反対より見る。
隣に石材が保管されています。今年度、復旧するようです。
崩壊斜面の復旧工事は終わっています。
前の写真の右に谷があり、小さな滝があります。
以前、炭窯跡を訪ねた時の記事はこちらです。