最近の気になるトピックス。
■『ムード・インディゴ ~うたかたの日々~』10/5(土)公開
“恋愛小説の最高峰『うたかたの日々』を『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー監督が独自の映像で映画化。
不思議な病にかかった女性を救おうと奔走する恋人を幻想的な世界観で描く切ないラブストーリー。”
日本でも永瀬正敏らによって映画化したけど、CGであらゆる幻想シーンが映像化することが可能になった今なら、
ヴィアンの詩情、遊び心、胸を締めつける恋愛が映像となり得るかもしれないな。
■オリンピックの身の代金
豪華キャスト。まだ放送日時発表されてないよね?
■『いわさきちひろ 27歳の旅立ち』
田中さんがやりたいってゆってたアニメの声優の出演作。
わたしも、母も大好きなちひろさんの物語りってことでDVD化されたらぜひ観たい。
■長谷川博己@あさイチプレミアムトーク
男の色気の話をやたら振られてて、誰を参考にしてるか聞かれて、森雅之さんを挙げてたのにはビックリ/嬉
インタビューでは「八重の桜」で共演した西島さん、綾瀬はるかさんも出てたし。

■回れトロイカ/竹内力とバンバンバザール@NHKみんなのうた(2013年10月-11月)

やっと予録して見てみたら、なんとお寿司の歌なのねw ダジャレの入れ具合が♪恋の山手線 的。
福島さんの合いの手が可笑しい。なぜ力さんとバンバンのコラボ話がきたのか、フシギな縁だなあ!
■SWITCHインタビュー 達人達(たち)・選「宮崎駿×半藤一利」
たまたまテレビをつけたらやってたから、頭10分くらい見逃したけど、これは素晴らしい対談だった。
緑に囲まれたステキな宮さんの自宅?で撮ったっぽい。ハイジのヒツジのオブジェがあったりして可愛い
●『風立ちぬ』は、宮さんから見た昭和史

真向から対立する軍部の要求の双方を取り入れなければならなかった堀越二郎。彼自身は戦争反対論者だった。
戦闘機マニアの宮さんですら零戦を描くのは至難の業だったという。
「フシギな放物線、これはとても真似できない。ドイツの戦闘機も“百姓が乗るのに美的感覚など必要ない”、
アメリカも同様に“カウボーイが乗るのになんで美しくしなきゃならないんだ?”と言っていた。
でも、日本は違った。日本の戦闘機は美しい」
「それにはエネルギー問題がある」と半藤さん。
「当時、石炭から石油が主流になるなんて軍部は思っていなかったから、堀越さんのような人たちは異端だった」
●堀越二郎と堀辰雄

半藤「堀越さんと、堀辰雄さんを組み合わせるところが、天才的だと思った」
宮崎「“わたしが一番きれいだったとき(茨木 のり子)”のように、失われた時代を知る者しか理解できない世界だと思った」
半藤「昭和12年は特殊な時代だった。『風立ちぬ』は当時の学生の兵隊さんに熱心に読まれた」
(そいえば『冒した者』にも結核患者が寝ているだけの治療しか受けられなかった時代を非難してるセリフがあったな
●声優としての庵野秀明
庵野「70歳過ぎて、やっと20過ぎの映画を撮った。宮さんがちょっと大人になった」てコメントが笑ったw
ジブリ映画ではこれまでも糸井重里さんら、プロの声優ではない人材を起用してきた経緯がある。
宮崎「上手いとか、有名な声優はたくさんいるけど、みんなしっくりこなかった。
実生活で存在感のある人間のほうがいい声を出すんです」
●父・勝次

『風立ちぬ』には、もう1人、宮さんの父が投影されているという。
半藤「GDPでいうと、戦前は一番いい日本だった」
宮さんの父も、半藤さんの父もちょっと風変わりな人柄だったんだね。
宮崎「父が9歳の時に関東大震災
があって、妹の手をひいて被服廠跡を歩いたと聞いた。
のちのアナーキズムに通じていると理解している」
●トトロのデザイン
半藤「大体、あれは何者なんですか?」て爆
宮さんの母も腰椎カリエスで寝たり起きたりの長患いをしていたことが物語りにも反映しているという。
●今後のアニメ産業
半藤「人的資源はやっぱり足りないですか?」
宮崎「人が足りないですからね。アニメーションは一定の数がいることによって成り立っていますから。
1つのジャンルが盛んになって、終わりを迎えるのは大体50年。浮世絵だって一番いい時は50年だった。
政府がアニメは有望な輸出産業になるなんて言ってるのは遅れてる。これからは下降するしかないんですよ」
(子どもが減れば、見るほうも、作るほうも減るってことか
●子どもへのメッセージ

半藤さんは著書の中で、日本が40年周期で上がり下がりしていると唱えている。
それで言うと今は下り坂の途中。
でも、この対談でわたしが一番面白いと思ったのは、半藤さんのこの発言。

半藤「わたしはね、30年もたてば多分世界に国境がなくなる、国家というものもなくなるんじゃないかと思っているんです。楽観的かもしれませんが。
今のEUの方法しかない。あと30年もたてばアジアにもそうゆうものができるんじゃないかと」
宮崎「東京もいろんな国の人でいっぱいになるでしょうね。“グローバル化”とはそういうものですよ」
(30年後と言わず、今すぐそうなるといいなあ!
宮崎「不安だ、不安だっていうのは流行っていても、そんなこと言ってもしょうがない。
負け戦の時は、負け戦の中で一生懸命生きるしかない。
資源のない国では知恵でやっていくしかない。水と植物
は日本にとって大変な資源ですよ。周りが砂漠だらけの国に比べたらずっと」
宮崎「日本には在来植物はもうなくなってきている。ほとんど帰化植物ですよ」
ボランティアと一緒に帰化植物を全部抜いたら、次に昔の帰化植物が出てきて、
それも根気良く抜いたら、こんどは一斉に一輪草の大群がバーっと咲いて驚いたという話も興味深い。
宮崎「世の中が不安な時は、楽天的になって、みんなが楽天的な時は不安になる。
子どもたちの顔を見ると“君たちの未来は真っ暗だ”なんて言えないですよ」
半藤「歳をとって言えなくなくなる言葉の1つですよね。君たちの将来は暗くなるぞ、なんてそんなバカなこと言うなと」
宮崎「自分たちが役に立つなら何とかして役に立ちたい。世の中どこかにすき間はあるよって」
■『ムード・インディゴ ~うたかたの日々~』10/5(土)公開
“恋愛小説の最高峰『うたかたの日々』を『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー監督が独自の映像で映画化。
不思議な病にかかった女性を救おうと奔走する恋人を幻想的な世界観で描く切ないラブストーリー。”
日本でも永瀬正敏らによって映画化したけど、CGであらゆる幻想シーンが映像化することが可能になった今なら、
ヴィアンの詩情、遊び心、胸を締めつける恋愛が映像となり得るかもしれないな。
■オリンピックの身の代金
豪華キャスト。まだ放送日時発表されてないよね?
■『いわさきちひろ 27歳の旅立ち』
田中さんがやりたいってゆってたアニメの声優の出演作。
わたしも、母も大好きなちひろさんの物語りってことでDVD化されたらぜひ観たい。
■長谷川博己@あさイチプレミアムトーク
男の色気の話をやたら振られてて、誰を参考にしてるか聞かれて、森雅之さんを挙げてたのにはビックリ/嬉

インタビューでは「八重の桜」で共演した西島さん、綾瀬はるかさんも出てたし。

■回れトロイカ/竹内力とバンバンバザール@NHKみんなのうた(2013年10月-11月)


やっと予録して見てみたら、なんとお寿司の歌なのねw ダジャレの入れ具合が♪恋の山手線 的。
福島さんの合いの手が可笑しい。なぜ力さんとバンバンのコラボ話がきたのか、フシギな縁だなあ!
■SWITCHインタビュー 達人達(たち)・選「宮崎駿×半藤一利」
たまたまテレビをつけたらやってたから、頭10分くらい見逃したけど、これは素晴らしい対談だった。
緑に囲まれたステキな宮さんの自宅?で撮ったっぽい。ハイジのヒツジのオブジェがあったりして可愛い

●『風立ちぬ』は、宮さんから見た昭和史


真向から対立する軍部の要求の双方を取り入れなければならなかった堀越二郎。彼自身は戦争反対論者だった。
戦闘機マニアの宮さんですら零戦を描くのは至難の業だったという。
「フシギな放物線、これはとても真似できない。ドイツの戦闘機も“百姓が乗るのに美的感覚など必要ない”、
アメリカも同様に“カウボーイが乗るのになんで美しくしなきゃならないんだ?”と言っていた。
でも、日本は違った。日本の戦闘機は美しい」
「それにはエネルギー問題がある」と半藤さん。
「当時、石炭から石油が主流になるなんて軍部は思っていなかったから、堀越さんのような人たちは異端だった」
●堀越二郎と堀辰雄

半藤「堀越さんと、堀辰雄さんを組み合わせるところが、天才的だと思った」
宮崎「“わたしが一番きれいだったとき(茨木 のり子)”のように、失われた時代を知る者しか理解できない世界だと思った」
半藤「昭和12年は特殊な時代だった。『風立ちぬ』は当時の学生の兵隊さんに熱心に読まれた」
(そいえば『冒した者』にも結核患者が寝ているだけの治療しか受けられなかった時代を非難してるセリフがあったな
●声優としての庵野秀明
庵野「70歳過ぎて、やっと20過ぎの映画を撮った。宮さんがちょっと大人になった」てコメントが笑ったw
ジブリ映画ではこれまでも糸井重里さんら、プロの声優ではない人材を起用してきた経緯がある。
宮崎「上手いとか、有名な声優はたくさんいるけど、みんなしっくりこなかった。
実生活で存在感のある人間のほうがいい声を出すんです」
●父・勝次

『風立ちぬ』には、もう1人、宮さんの父が投影されているという。
半藤「GDPでいうと、戦前は一番いい日本だった」
宮さんの父も、半藤さんの父もちょっと風変わりな人柄だったんだね。
宮崎「父が9歳の時に関東大震災

のちのアナーキズムに通じていると理解している」
●トトロのデザイン
半藤「大体、あれは何者なんですか?」て爆

宮さんの母も腰椎カリエスで寝たり起きたりの長患いをしていたことが物語りにも反映しているという。
●今後のアニメ産業
半藤「人的資源はやっぱり足りないですか?」
宮崎「人が足りないですからね。アニメーションは一定の数がいることによって成り立っていますから。
1つのジャンルが盛んになって、終わりを迎えるのは大体50年。浮世絵だって一番いい時は50年だった。
政府がアニメは有望な輸出産業になるなんて言ってるのは遅れてる。これからは下降するしかないんですよ」
(子どもが減れば、見るほうも、作るほうも減るってことか

●子どもへのメッセージ

半藤さんは著書の中で、日本が40年周期で上がり下がりしていると唱えている。
それで言うと今は下り坂の途中。
でも、この対談でわたしが一番面白いと思ったのは、半藤さんのこの発言。

半藤「わたしはね、30年もたてば多分世界に国境がなくなる、国家というものもなくなるんじゃないかと思っているんです。楽観的かもしれませんが。
今のEUの方法しかない。あと30年もたてばアジアにもそうゆうものができるんじゃないかと」
宮崎「東京もいろんな国の人でいっぱいになるでしょうね。“グローバル化”とはそういうものですよ」
(30年後と言わず、今すぐそうなるといいなあ!

宮崎「不安だ、不安だっていうのは流行っていても、そんなこと言ってもしょうがない。
負け戦の時は、負け戦の中で一生懸命生きるしかない。
資源のない国では知恵でやっていくしかない。水と植物

宮崎「日本には在来植物はもうなくなってきている。ほとんど帰化植物ですよ」
ボランティアと一緒に帰化植物を全部抜いたら、次に昔の帰化植物が出てきて、
それも根気良く抜いたら、こんどは一斉に一輪草の大群がバーっと咲いて驚いたという話も興味深い。
宮崎「世の中が不安な時は、楽天的になって、みんなが楽天的な時は不安になる。
子どもたちの顔を見ると“君たちの未来は真っ暗だ”なんて言えないですよ」
半藤「歳をとって言えなくなくなる言葉の1つですよね。君たちの将来は暗くなるぞ、なんてそんなバカなこと言うなと」
宮崎「自分たちが役に立つなら何とかして役に立ちたい。世の中どこかにすき間はあるよって」