過去のノートにある映画感想メモシリーズ。
今回は傘のイラストが入ってるノートからご紹介。どうやらデ・ニーロ作品を漁ってた模様。
photo1:ノートを開いて1ページ目はバスターv 『大学生』の1シーン。
photo2:江戸川乱歩シリーズを読み返して、キョーレツな挿絵を真似して描いてるw
photo3:テニスの結果メモもまだ続いてる。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『誘惑のアフロディーテ』(1995)
監督・出演:ウディ・アレン 出演:ミラ・ソルヴィーノ ほか
ウディ変わらなくて嬉しいな。若い頃から老け顔だったからw
N.Y.を舞台にまた楽しくて、ちょっと悲哀のある、オシャレな恋愛物語りを生み出した。
グラウチョやサッチモの♪When you're smilin' なんか出てくると「好きなことが同じv」なんてまた嬉しくなっちゃう。
次の『世界中がアイラヴユー』もたしかマルクスネタとミュージカルの味付け。
そこにも大勢おいしい女優が出てるけど、今作もとびぬけた美女のほかに、妻役は演技派の若手売れ筋ヘレナ・ボトム・カーターなど、
好きな女優と大っぴらにキスできるんだもの、監督業もやめられまんせんわなw
なんだか古風なギリシャ神話の劇団員風なのが進行役で、レニーにからんで予言したり、助言したりする構成が異色。
95分ってちょうどいい時間で楽しめる、アレンはほんと娯楽映画の天才。よく分かってらっしゃる。
■『THE X-FILES SEASON 4』
監督:クリス・カーターほか 出演:デイヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン ほか
【FILE No.409 Tunguska】
まさかまたクライチェクに会うとは、異生物にのっとられて閉じ込められた状況から一体どーやって脱出したんだか。
おまけにモルダーまでつかまって危機一髪!
黒い液体がミミズみたいになって顔の中をチュルチュル這い回るSFXは不気味。
【FILE No.410 Terma】
結局クライチェクはまたひどい目にあってバカを見る。こりない奴だね。
これからもまだ出てきそうだけど、こんな卑屈な役、本人も嫌だろうに。
ついでにキャンサーマン役の俳優も、出演するたびタバコを吸ってたらマジでがんになるよ
何百人も犠牲者を出した事件ながら、モルダーは生きて帰る。特別な免疫でも持っていたのかい?
今回はオイルをかぶったり、頭ぶつけたり、転倒したりと大変。スタントマンだろうけど。
なんだか終わったようで終わってない黒いムニムニ虫の行方は???
■『地獄の女囚コマンド』(1990)
監督:ニコ・マストラキス、ピーター・レイダー 出演:ブライアン・トンプソン ほか
帰省中にテレビ放映して、母が好きな女囚もの。なぜか私のほうが頭から終わりまでしっかり観ちゃった。
お決まりの銃撃戦、ボスのところにバースデーを祝うふりして殺しにいく中途半端な終わり方。
■『エディー 勝利の天使』(1996)
監督:スティーヴ・ラッシュ 出演:ウーピー・ゴールドバーグ ほか
こないだ飛行機内で上映してた時、隣りの父がしきりに「おもしろい!」と興奮&絶賛してたのを信じて、
(ウーピー出演作にハズレはないけど)観たら、やっぱ面白い。
『クール・ラニング』や『アフリカン・ダンク』に続く、ひたすら“クロい”スポコン映画。
ハーフタイムにはダンスあり、スポットライトに音楽、ほとんどショービジネスなノリの
あちらのスポーツの楽しみ方、日本との違いにビックリするね。
■『ザ・ファン』(1996)
監督:トニー・スコット 出演:ロバート・デ・ニーロ、エレン・バーキン ほか
デ・ニーロシリーズ第2弾? 『ヒート』の時ほどのゾクゾクする色っぽさとスリルはないけど、
無限の顔を持つ彼が憎みきれない悪役を丁寧に演じ、監督も微妙な心理、背景を奥まで描こうとしているのが伝わる。
愛憎が表裏一体となり、支えにもなり、かつ脅威にもなり得る。不特定多数のファンの恐さをえぐりだした。
『フォーリング・ダウン』でのマイケル・ダグラスも恐かったけど、鬱屈した心理が偶像に婀娜をなすデ・ニーロのキレ方も怖くて哀愁漂う。
父と息子の絆を結び、平凡な市民の勇気と元気の源となる野球だけど、なんでもいれこみすぎはいかんよ。
ところでデ・ニーロはミック・ジャガーが好きかな?
■『スリーパーズ』(1996)
監督:バリー・レヴィンソン 出演:ジェイソン・パトリック、ブラッド・ピット、ロバート・デ・ニーロ ほか
事実に勝る物語りなし。もしこれが事実ならかなりのスキャンダル、重い問題。
映画としても完璧な構成と演出で、スターも適材適所。デ・ニーロシリーズ第3弾に申し分ない、カッコいい神父役。
少年らの唯一、文句なく信じて頼れる人間であり、復讐の鍵を握る、悩める大役に、このヒトあり。
原作者は「実話」と主張するテロップあり。戸田奈津子訳。
■『ローワン・アトキンソン・ライブ!』(1997)
人気爆発のミスター・ビーンブームでこんなビデオまで出ちゃったローワンて
どんな経歴で、本国ではどんな活躍してるのか改めて気になる。
サイレントに近いパフォーマンスコメディのミスター・ビーンのキャラが濃くて、実際の人柄とのギャップに戸惑う。
イギリスらしい皮肉、下ネタもバシバシ出るし、透明のドラムを叩くなんて大道芸までやれる彼はほんと芸達者で演技力レベル高。
相方の声がMPのジョン・クリーズソックリで、つい彼らのギャグと比較しちゃうんだけど、
ローワンは1人でここまでのし上がったんだから、かなりやり手に違いない。
(ネタは割愛)サンドイッチにこだわった紹介入り。
■『俺たちは天使じゃない』(1989)
監督:ニール・ジョーダン 出演:ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペン ほか
いつまでもこの素朴で温かい感動に包まれていたい。これは人情話を得意とするN.ジョーダンのマジックか?
それとも俳優らの織りなす演技の賜物か? デ・ニーロシリーズ第4弾。
とり違えのルーティンながら、信仰心の篤いクリスチャンの国ならではのハートウォーミングな話。
マリアに靴を頼んだら、すぐ叶ったり、涙や血を流し、それが偶然でも映画の奇跡は感動させる。
字が読めないSが大事な説教を頼まれ、ピンチの時「熊に出会ったらご用心」のパンフを見て、
「危険はいつであうか分からないのにポケットの中身はカラッポ。でも希望がある!
信じてなぐさめられるなら神を信じるがいい」なんて涙ものの説教をする。
元悪人ほど説教師に向いているのかも。
2人の親友の無言の別れのシーンがイイ。
■『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)
監督:ウディ・アレン 出演:ゴールディ・ホーン、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン ほか
どうして次から次へとこんなにハッピーな映画が創れるの?!
この幸せな映画マジックにずっとひたっていたい。アレンのNY賛歌はまだまだ続く。
わざとらしく歌いだすミュージカル仕立てといい、マルクスbros.への敬愛まで添えて、
四季折々のNYと、尽きることない男女の恋愛物語り。
考えてみれば、誰も愛さず、誰からも愛されない人生ってなんて不毛なんだろ。
たとえ失恋して、大泣きしても、そっちのほうがよっぽど実りある人生だよね。
ラストを締めるのはG.ホーンのしっとりしたなかなかの歌。
とにかくJ.ロバーツも、ティム・ロスも、N.ポートマンも、ウディさえ歌っちゃうんだから
弾む心に体まで浮いちゃう軽やかでエレガントなダンスシーンはステキ。
「2人は夫婦より、いい友だちだったんだな。帰ろうか、イヴでもう遅い」
今作でもアレンが次々とキスシーンを繰り広げて、もしやそれが次回作に取り組むパワーの源?
J.ロバーツさえメロメロにしちゃう、これぞマジック!
♪Making' Woopie ほかサントラももちろん素晴らしい
今回は傘のイラストが入ってるノートからご紹介。どうやらデ・ニーロ作品を漁ってた模様。
photo1:ノートを開いて1ページ目はバスターv 『大学生』の1シーン。
photo2:江戸川乱歩シリーズを読み返して、キョーレツな挿絵を真似して描いてるw
photo3:テニスの結果メモもまだ続いてる。
若かりし頃のメモなので、不適切な表現、勘違い等はお詫び申し上げます/謝罪
なお、あらすじはなるべく省略しています。
■『誘惑のアフロディーテ』(1995)
監督・出演:ウディ・アレン 出演:ミラ・ソルヴィーノ ほか
ウディ変わらなくて嬉しいな。若い頃から老け顔だったからw
N.Y.を舞台にまた楽しくて、ちょっと悲哀のある、オシャレな恋愛物語りを生み出した。
グラウチョやサッチモの♪When you're smilin' なんか出てくると「好きなことが同じv」なんてまた嬉しくなっちゃう。
次の『世界中がアイラヴユー』もたしかマルクスネタとミュージカルの味付け。
そこにも大勢おいしい女優が出てるけど、今作もとびぬけた美女のほかに、妻役は演技派の若手売れ筋ヘレナ・ボトム・カーターなど、
好きな女優と大っぴらにキスできるんだもの、監督業もやめられまんせんわなw
なんだか古風なギリシャ神話の劇団員風なのが進行役で、レニーにからんで予言したり、助言したりする構成が異色。
95分ってちょうどいい時間で楽しめる、アレンはほんと娯楽映画の天才。よく分かってらっしゃる。
■『THE X-FILES SEASON 4』
監督:クリス・カーターほか 出演:デイヴィッド・ドゥカヴニー、ジリアン・アンダーソン ほか
【FILE No.409 Tunguska】
まさかまたクライチェクに会うとは、異生物にのっとられて閉じ込められた状況から一体どーやって脱出したんだか。
おまけにモルダーまでつかまって危機一髪!
黒い液体がミミズみたいになって顔の中をチュルチュル這い回るSFXは不気味。
【FILE No.410 Terma】
結局クライチェクはまたひどい目にあってバカを見る。こりない奴だね。
これからもまだ出てきそうだけど、こんな卑屈な役、本人も嫌だろうに。
ついでにキャンサーマン役の俳優も、出演するたびタバコを吸ってたらマジでがんになるよ
何百人も犠牲者を出した事件ながら、モルダーは生きて帰る。特別な免疫でも持っていたのかい?
今回はオイルをかぶったり、頭ぶつけたり、転倒したりと大変。スタントマンだろうけど。
なんだか終わったようで終わってない黒いムニムニ虫の行方は???
■『地獄の女囚コマンド』(1990)
監督:ニコ・マストラキス、ピーター・レイダー 出演:ブライアン・トンプソン ほか
帰省中にテレビ放映して、母が好きな女囚もの。なぜか私のほうが頭から終わりまでしっかり観ちゃった。
お決まりの銃撃戦、ボスのところにバースデーを祝うふりして殺しにいく中途半端な終わり方。
■『エディー 勝利の天使』(1996)
監督:スティーヴ・ラッシュ 出演:ウーピー・ゴールドバーグ ほか
こないだ飛行機内で上映してた時、隣りの父がしきりに「おもしろい!」と興奮&絶賛してたのを信じて、
(ウーピー出演作にハズレはないけど)観たら、やっぱ面白い。
『クール・ラニング』や『アフリカン・ダンク』に続く、ひたすら“クロい”スポコン映画。
ハーフタイムにはダンスあり、スポットライトに音楽、ほとんどショービジネスなノリの
あちらのスポーツの楽しみ方、日本との違いにビックリするね。
■『ザ・ファン』(1996)
監督:トニー・スコット 出演:ロバート・デ・ニーロ、エレン・バーキン ほか
デ・ニーロシリーズ第2弾? 『ヒート』の時ほどのゾクゾクする色っぽさとスリルはないけど、
無限の顔を持つ彼が憎みきれない悪役を丁寧に演じ、監督も微妙な心理、背景を奥まで描こうとしているのが伝わる。
愛憎が表裏一体となり、支えにもなり、かつ脅威にもなり得る。不特定多数のファンの恐さをえぐりだした。
『フォーリング・ダウン』でのマイケル・ダグラスも恐かったけど、鬱屈した心理が偶像に婀娜をなすデ・ニーロのキレ方も怖くて哀愁漂う。
父と息子の絆を結び、平凡な市民の勇気と元気の源となる野球だけど、なんでもいれこみすぎはいかんよ。
ところでデ・ニーロはミック・ジャガーが好きかな?
■『スリーパーズ』(1996)
監督:バリー・レヴィンソン 出演:ジェイソン・パトリック、ブラッド・ピット、ロバート・デ・ニーロ ほか
事実に勝る物語りなし。もしこれが事実ならかなりのスキャンダル、重い問題。
映画としても完璧な構成と演出で、スターも適材適所。デ・ニーロシリーズ第3弾に申し分ない、カッコいい神父役。
少年らの唯一、文句なく信じて頼れる人間であり、復讐の鍵を握る、悩める大役に、このヒトあり。
原作者は「実話」と主張するテロップあり。戸田奈津子訳。
■『ローワン・アトキンソン・ライブ!』(1997)
人気爆発のミスター・ビーンブームでこんなビデオまで出ちゃったローワンて
どんな経歴で、本国ではどんな活躍してるのか改めて気になる。
サイレントに近いパフォーマンスコメディのミスター・ビーンのキャラが濃くて、実際の人柄とのギャップに戸惑う。
イギリスらしい皮肉、下ネタもバシバシ出るし、透明のドラムを叩くなんて大道芸までやれる彼はほんと芸達者で演技力レベル高。
相方の声がMPのジョン・クリーズソックリで、つい彼らのギャグと比較しちゃうんだけど、
ローワンは1人でここまでのし上がったんだから、かなりやり手に違いない。
(ネタは割愛)サンドイッチにこだわった紹介入り。
■『俺たちは天使じゃない』(1989)
監督:ニール・ジョーダン 出演:ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペン ほか
いつまでもこの素朴で温かい感動に包まれていたい。これは人情話を得意とするN.ジョーダンのマジックか?
それとも俳優らの織りなす演技の賜物か? デ・ニーロシリーズ第4弾。
とり違えのルーティンながら、信仰心の篤いクリスチャンの国ならではのハートウォーミングな話。
マリアに靴を頼んだら、すぐ叶ったり、涙や血を流し、それが偶然でも映画の奇跡は感動させる。
字が読めないSが大事な説教を頼まれ、ピンチの時「熊に出会ったらご用心」のパンフを見て、
「危険はいつであうか分からないのにポケットの中身はカラッポ。でも希望がある!
信じてなぐさめられるなら神を信じるがいい」なんて涙ものの説教をする。
元悪人ほど説教師に向いているのかも。
2人の親友の無言の別れのシーンがイイ。
■『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)
監督:ウディ・アレン 出演:ゴールディ・ホーン、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン ほか
どうして次から次へとこんなにハッピーな映画が創れるの?!
この幸せな映画マジックにずっとひたっていたい。アレンのNY賛歌はまだまだ続く。
わざとらしく歌いだすミュージカル仕立てといい、マルクスbros.への敬愛まで添えて、
四季折々のNYと、尽きることない男女の恋愛物語り。
考えてみれば、誰も愛さず、誰からも愛されない人生ってなんて不毛なんだろ。
たとえ失恋して、大泣きしても、そっちのほうがよっぽど実りある人生だよね。
ラストを締めるのはG.ホーンのしっとりしたなかなかの歌。
とにかくJ.ロバーツも、ティム・ロスも、N.ポートマンも、ウディさえ歌っちゃうんだから
弾む心に体まで浮いちゃう軽やかでエレガントなダンスシーンはステキ。
「2人は夫婦より、いい友だちだったんだな。帰ろうか、イヴでもう遅い」
今作でもアレンが次々とキスシーンを繰り広げて、もしやそれが次回作に取り組むパワーの源?
J.ロバーツさえメロメロにしちゃう、これぞマジック!
♪Making' Woopie ほかサントラももちろん素晴らしい