メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

絵本『このねこ、うちのねこ!』 ヴァージニア・カール/作・絵 徳間書店

2022-06-06 12:26:08 | 
2018年 初版


パッと見『いやいやえん』ぽい絵が可愛くてとても気に入った



ヴァージニア・カール
1919年 アメリカ ミルウォーキー生
カレッジで美術を専攻
卒業後大学で図書館学を学んだ後、図書館で働く
アメリカ陸軍の図書館員として
ドイツ、オーストリアなどに駐在し、あちこちを旅したことが
その後の絵本作りに活かされている
2004年没








絵本にありがちな動物が言葉を喋るストーリーではなく
猫が猫らしいのもイイ


【内容抜粋メモ】

白い猫が自分だけの家が欲しくなって
7軒だけの小さな村にやって来る










1軒ずつ周って、それぞれ違う名前をもらい
そのたびに名前が足されて長くなっていくのは落語みたい

メリンダ・・ミランダ・ベリンダ・カサンドラ・アービラ・プリシラ・ジェーン

なぜ猫にはミルクや魚なんだろうね













3人の役人が来て
ネズミが増えたから
どの家も猫を飼わなければいけないというステキな法律ができたため
1軒ずつ点検していく

最初白かった猫を2軒目の画家さんの仕業か
耳を赤くしたり、手足を黒くしたりして模様を変えていき
それぞれが別の猫のようにカウントしていく役人さんw

「きっとあの白い猫の親戚だな」


















塗られるたびに猫の機嫌が悪くなって
最後の家でとうとうキレて
近くのモミノキにのぼってしまう












屋根に飛び移ろうとして失敗し
煙突に落ちると真っ黒い猫になり
役人さんたちの目を誤魔化すことに成功










雨が降って、もとの白い猫に戻り
頑張ったご褒美にクリーム、チキンなどのご馳走をふるまい仲直りする








コメント

映画『脳内ポイズンベリー』(2015)

2022-06-06 11:41:39 | 映画
原作:水城せとな
監督:佐藤祐市

出演:
櫻井いちこ - 真木よう子
早乙女亮一 - 古川雄輝
越智 - 成河
いちこの担当編集者 - カンニング竹山
川上礼子 - 野波麻帆
早乙女の元カノ - 岡本玲
山崎みほこ - ともさかりえ
いちこの元婚約者 - 竹財輝之助

吉田 - 西島秀俊
石橋 - 神木隆之介
池田 - 吉田羊
ハトコ - 桜田ひより
岸 - 浅野和之 ほか


みんなの脳の中にこうしたいろんなタイプの感情があると
スピリチュアル系YouTuberのディラさんが話して
例に挙げていたので気になっていた

ディラの覚醒宇宙学校


マンガや小説が原作だとストーリーがしっかりしてて
映画化しやすいっていうのがあるだろうな


【内容抜粋メモ】
櫻井いちこが落としたお金を拾った早乙女亮一に一目惚れする
いかにもマンガ的展開

ホームで声をかけようか迷う
ギリ思い出したサオトメ








吉田(西島秀俊):話しかけたほうがいいと思う人(日和見的なキャラ?

多数決をとると半々
絶対反対のネガティブ池田(吉田羊)

ポジティブでやる気マンマンな石橋(神木隆之介)
子どもみたいなハトコ(桜田ひより)は感情に素直

記録係の岸(浅野和之)は記憶のデータを持ってる
無意識下では全部覚えてるんだもんね、脳って









2人ですき家の牛丼を食べる

片付けが苦手なサオトメの代わりに片付けに行くと想像以上
女性のピアスが出てきてガッカリ

ボンテージのイチコ:
どこが限界マックスだって?
会議? バカじゃないの? 寝てろ

これは本能的な?


いきなり告白してキス
美大出のサオトメはバイトで食いつないでいる


友だち川上礼子(野波麻帆)の家族と30歳の誕生会
娘は5歳

編集者・越智(成河)と本の打ち合わせの後
サオトメと再会してパニックついでに
また告白して付き合うことになる

イケダ:そんなにうまくいくわけないじゃん!


アトリエに案内
年齢を聞いて「ないわ~」発言にショック

イケダ:
産まれてこなきゃよかった
勘違いおばさんじゃん!

記憶がより酷く上書きされるのもありがち

イケダ、ハトコ、ヨシダも自死モード
もちこたえてるのはイシバシだけ

イシバシ:どうせ死ぬならさ

ケーキの爆食い
サオトメから電話で呼び出される

早乙女の元カノが登場
元カノ:別れ話した覚えないけど?
サオトメ:さすがに半年連絡ないと消滅じゃね?







頭の中って本当にネガティブなんだなって分かる
イケダを会議から締め出す

みんな面倒タイプだな

サオトメ:
30に見えないって意味だった
その場で言ってくれなきゃ分からない

言葉で伝えないと何も伝わらないどころか
誤解の雪だるまだな/汗

恋愛はアップダウンが激しくて、心底疲れるのはよく分かる

イシバシ:
サオトメのことを忘れて仕事に没頭してみない?
お仕事が大好き!!

ハトコ:そんなのウソだ

イシバシ+イケダお金がもらえる~!


これがインナーチャイルドをいつもうまく丸め込むアダルトなんだな 妙に納得



オチとクルマで取材旅行で海に来る

オチ:
前回の話に違和感があった
10代みたいに永遠に変わらない恋があるとは思えない
不安になることもある

失なったものへの願望
思い出さないように隠していた暗黒フセンのページ

結婚する予定で会社も辞めたのに
同僚が子どもが出来たと乗り込んできた

泣いたり怒ったりしないでいたら
彼を取られてしまった

泣くほうが勝ちなのか?
こんな奴なら別れて正解だ

イチコ:
自分がどうしたいのか分からない
すぐ悪いほうに考えて
自分を責めたり・・・


オチが急にキスして思考停止







ハトコ:ときめかない オチはいい人
イシバシ:気があるのでは?
イケダ:真に受けたらうぬぼれ

スルーして帰るw


自宅にサオトメが来てまたパニック
ハトコ:サオトメ好きーーー!!







手作りのキレイなオブジェのプレゼント
やたらキスシーンが多いのもマンガちっく

連休に温泉に誘うとゲームがやりたいからと断られる

オチさんとの鎌倉デートはどうだった?

というレイコからのメールを読まれてまたこじれる

レイコにサオトメと付き合ってるっぽいと話す
レイコ:サオトメは23歳 その場しのぎの恋愛で潰す時間はないんだよ

イケダ:イチコの人生をよくするために会議してるんだから
イシバシ:利己的なのは悪くない

ヨシダ:
一種の現実逃避 前に進むべきかも
放っておけば自然消滅では?
1か月連絡なかったらお別れ決定

恋ってOKかNOかの二択なんだよね



小説が出来上がる
イチコ:そんな価値あるのかな?
オチ:作品の否定は自分を否定するのと同じ

イチコみたいなタイプはDV男の餌食になりそう

タイプは情緒安定、穏やか、頼りになる、定職についてる
オチ:結婚前提で付きき合おうよ

キシ:イチコはまだサオトメと付き合っています



オチにも報告

オチ:
だいぶ前に好きな人がいた
旦那もいるデザイナー
サオトメはオレに出来ないことをやる

ハトコ:今日のオチさん結構好き♪

答えを待つと言う大人なオチ

こんなにいいムードなのに、全然興味ないのが可笑しい
現実はそんなものかもね


1週間で増刷決定

自分から付き合いは終わりにするとメール
返信がないまま2週間経つ

イシバシ:解放された! オチさんに連絡しよう♪

オチから次の打ち合わせの連絡
サオトメと別れたことを報告
オチ:中目黒まで告白しに行くから待ってて

ハトコ:オチさん案外面白い♪

別れた直後は揺れがちだよね

こんな時にサオトメから謝罪の電話
ヨシダ:オチさんを使って終わらせるのが正しいのか?

キシ:オチを選ぶなら中目黒 サオトメなら新丸子

ヨシダが「限界だ」と言うとまたボンテージが出てくる



サオトメを選ぶ
作品が20万で売れたと喜ぶサオトメに
小説の映画化が決まったと言えないイチコ

付き合っていても言葉を飲み込むのはまた不満が残る

イケダ:本当に幸せ?

オチは担当が外れて
次の担当者(カンニング竹山)の言ってることは分からない
「ゲロゲロ」てw

イシバシ、イケダ、ハトコも自主退場
脳内の城が揺れて崩壊

こうしてメンタルは壊れるのか
過度なストレスが続いて
ポジティブさんも疲弊して希望をなくした状態

山崎みほこ(ともさかりえ)と打ち合わせするオチ

デートしているレストランでオチらと再会
映画化の話をされてショックなサオトメ

ミホコのピアスと前見たのが一致して
サオトメと付き合っていたのが分かる

サオトメ:アトリエを引き払うことにした



記念パーティーにも来ないサオトメ
こんなに沈んでいても顔は笑ってるのがスゴイよね

パーティー会場の近くで落ち込んでるサオトメを責めるオチ
これって有楽町の国際フォーラムだ

オチがミホコを好きだったことも知ってたサオトメ

オチ:ミホコの家庭を壊した

サオトメ:
何も行動しなかった自分が悪い
臆病なだけで説教するのやめて
オレは遊ばれた
あの女はオチさんの思ってるような人じゃない

♪ケンカをやめて~ 状態

言葉を飲み込み続けていると
いつかこうして爆発して人間関係まで崩しちゃうんだよね
でも、爆発する前に小出しにするのが難しいんだ/汗


ハトコ:ケンカしたくない!

自宅でもケンカとかほんとムリ!
イチコの流した涙が脳内で大雨

イシバシ:謝ることないよ サオトメとは終わりにしよう

ハトコ:やっぱり好きーー!!

イシバシ:
いつまで逃げるの?
誤魔化すのはやめよう
繰り返すだけだ!
先延ばしても苦しいだけ


またボンテージ降臨
彼女はハイヤーセルフ的な?

ヨシダ:
多数決はもう止める
サオトメとは別れる
自分を好きになれない人間が幸せになれるとは思えない

どうよりよい人生が送れるかやっと分かった
サオトメは好きだが
自分の一部を殺してまで一緒にいる必要はない
自分を好きになるために別れを選ぶ

ボンテージは消える


イチコ:
パーティーに来てくれなくてすごく悲しかった
何も出来ない自分がすごく嫌だった
息が出来なくなる

最後だけはほんとのこと言う
あなたが好きだけど
あなたといる自分が嫌い
自分を好きになりたい
別れて1人になる

追いかけてくるサオトメをふりきる

互いに依存していたってことか
新しい風が入る 呼吸って超大事v

黒歴史のフセンも剥がれる
脳内の城も復活

次回作も書店に並ぶ

またボタンが飛んでいって
違う男が拾い・・・て同じ展開じゃん/苦笑

分かっちゃいるけどやめられない
人間関係や体験でしか学べない動物なら
いろんな経験を楽しめばいいよね









コメント