メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

埼玉県平和資料館@高坂 その2

2011-04-27 17:49:25 | 町歩き
分類展示室
2Fには、一般から寄贈されたあらゆる品が展示されていて、一部の防空頭巾やゲートルなどは触ることもできた。
立派な引き出しの中も自由に開けて見ることができ、ボロボロになった水筒などを見ると胸が締め付けられる思いがする。


マルチライブラリー
同じく2Fの反対側には、図書室があって、児童書から大人向けまで、戦争に関する本がたくさんある。
水木さんのマンガ、『はだしのゲン』なども置いてあった。


「最後の空襲くまがや」@講堂
1日に何回かアニメ映画を上映していて、13:00から30分程度の1本だけを観てみた。

<あらすじ>
東京大空襲に遭って、母と幼い妹を一瞬で亡くしたさちこは、熊谷の叔父さんの家に疎開してくる。
叔父夫婦、4人の従兄弟らがみな親切にさちこを迎える。机の中で飼っているお蚕さんも見せてくれた。
夏の熊谷はとても暑く、子どもたちは昼間は外で汗だくになって遊び、夜は蚊帳の中でぐっすり眠った。
その間にもはるか上空では敵機が爆音をたてて、着々と準備をしていた

夜中に空襲警報があり、「荒川に向かって逃げるんだ」という父、家族は大混乱の中逃げてゆくが、
さちこは道も分からず1人迷ってしまい、石の橋の下で猛火に耐えつつ、母の名を叫んだ。

翌朝、終戦の放送がラジオから流れ、叔父家族は跡形もなくなった自宅に戻る。
「さちこはまだ生きている」と信じる子どもたちとともに懸命に探すと、橋の下で溺死しているさちこを発見。
父は「今日が終戦だってゆうのに・・・」と泣き崩れるのだった。

わたしのほかに1組の夫婦が観てただけだったんだけど、その奥さんもハンカチで涙を拭いてたな/泣
講堂の中が冷凍室並みに寒くて、カラダが冷え切ってしまった!


展望塔は、震災の影響でエレベーターが故障していて、きっと眺めがよいだろうに残念。


物見山公園
今度は、外の公園内を通ってバス停まで行こうと思ったんだけど、
都内の公園と違って、森林がワイルドで、道が分からないっ!焦
ほんとに途中で帰れないんじゃないかって恐怖心が走ったけど、なんとか見晴らしのよい場所に出た。
ツツジがたくさん咲いてて、昔から絶景ポイントだったらしい。
何度も地図を見たり、ケータイのGPSで調べながら、やっとバス停発見(ふぅ・・・

帰りの電車の中では、爆睡してしまった

今日もすっきり晴れて(風がモーレツ強かったが)、充実した1日でした~!
その他の写真は、フォト一覧でどうぞ~♪

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ハマケン@「いいとも」

2011-04-26 15:29:27 | 日記
ハマケン、ついに「いいとも」出演!!!祝×∞
『婚前特急』のプロモの一環で、吉高由里子ちゃんと一緒にハマケンが「いいとも」の1コーナーに出演した/驚
「人気の調味料ランキング」で1位を当てたら、罰としてマッチのモノマネを本気でやらなきゃならないというもの。
「てか、浜野さんて何者ですか?」などなど、みんなにイジられておいしい!慎吾くんたちも優しいね
全然、緊張してるようには見えなくて、いつものイイ笑顔!
ハマケンのマッチも見てみたかったかもw
ひさびさ笑ったな!この鬱屈したご時世に、人を楽しませることができる人って素晴らしいと思うv

追。
前日のテレフォンショッキングは、阿部サダヲだったんだ。見逃した・・・残念



SMJ 全日本スキマ音楽第3回(2011年4月22日OA)

童謡「桃太郎」を誤魔化して歌うショートコント。
♪ふぉーろたろさん、ふぉーろたろーおー 

そして、ついにリスナーからのメッセージ紹介。
「スクールオブロックの次に好きです」て/爆

普段はサケの中での角田さん的立場のハマケン。弱いもの同士w
元ネタのほうがいいって評判に振り回されて、急に弱気になり、
「これからいいところを延ばしていこう!」「一緒にアレンジしてこ♪」ってw

「東京の最新スポットをテーマにした演歌」ってすごいスキマ!!!毎回鋭い切り口です/驚
♪演歌でヒルズ 歌詞の最後にちゃんとURL入ってるし/爆
そしてアレンジ後は、「よいしょお!」て漁師みたいな合いの手入って、
ノドがつぶれそうな勢いで熱唱する角田さんw

JB先生も再登場~!動詞の活用形をファンクする!

ライブイベントもあるとかないとか!?あったら絶対行きますv


追2。
こないだの「ポチたま」でサケが使われてた~♪

追3。
今月の家賃のお礼はティッシュボックス1箱と「泡のちから」でした~。
キッチン用洗剤もたまってきたなぁ・・・
水を汚すのがイヤで、いつも相当薄めて使っているので。




世界フィギュアスケート選手権2011(4/24-5/1)@モスクワ
▼放送日程
4月27日(水) 21:00~23:13 男子ショート
4月28日(木) 19:57~22:48 ペアショート、男子フリー
4月29日(金) 19:57~23:22 ペアフリー、女子ショート
4月30日(土) 19:00~23:10 アイスダンスショート、女子フリー
5月1日 (日) 19:00~22:00 アイスダンスフリー、エキシビション ※延長対応あり

速報がどんどん入ってるのが困る。。

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『月に囚われた男』(2009)

2011-04-26 15:20:06 | 映画
『月に囚われた男』(Moon)(2009)イギリス
監督・脚本:ダンカン・ジョーンズ
出演:サム・ロックウェル、ケヴィン・スペイシー(声のみ)、ドミニク・マケリゴット、カヤ・スコデラリオ、ベネディクト・ウォン、マット・ベリー、マルコム・スチュワート ほか

監督のダンカン・ジョーンズは、なんと!デヴィッド・ボウイの息子で、今作がデビュー作なんだって!驚×5000
ウィキで写真見たら、全然似てない・・・むぅーん・・・残念

story
燃料の尽きた地球にとって、いまや月でのエネルギー採掘は重要で、
ルナ産業によって1人の男サム・ベルが派遣され、契約期間の3年が経とうとしていた。
妻子から離れて暮らすには限界の長さ。孤独に耐えつつも、ハードワークをこなす日々。
唯一の友だちは、世話係のコンピュータ・ガーティだけ。

地球帰還まであと2週間のある日、作業中に事故を起こしたサムは、
まだ回復しきれない体でガーティが止めるのもきかず、事故現場の視察に向かった。
そこには、傷を負って意識不明になっている自分がいた。
ガーティは、サムが事故による後遺症で幻影を見ているというが、
そこから悪夢のような2人での月面生活がはじまる・・・


中学の頃だったか、友だちに「世界中の人間がみんな自分と同じだったら、平和で楽しいだろうに」と冗談で話したら、
「いつも同じ事を考えて、同じ行動をとるんだから、すぐに飽きてイヤになるんじゃない?」と言われて、妙に納得したのを思い出した。

月で3年間も1人でいて、妄想に囚われた男の話(『2001年宇宙の旅』みたいな)かと思ったら、なるほど。。
今作もネタバレになってしまうので、これから観る人は読まずにスルーお願いします。


そもそも、どんなに給料や待遇がよくても1人で3年はムリでしょう。
エネルギー問題が深刻な今日、月に解決のヒントがあったっていうストーリーには夢があるが。
あの一見広そうな施設も、閉所恐怖症にとっては息苦しくてダメなのに、
地球帰還の際の、さらに狭いポット?に乗って、激しいGと揺れに3日間も耐えるなんて、とてもじゃないけどムリです

通信先の夫は誰だったんだろう?!オリジナルのサムか?
どうせロボットみたいに使うなら、記憶までご丁寧に移すこともないだろうに。
クローン羊が話題になってから、もうずいぶん経つけど、きっとまだ研究は続けられているんだろうな。。

それにしても、合成技術がスゴイ
2役、3役やっても、映像のつなぎ目が全然分からないくらい自然。
90分ほどの映画を、ほぼ1人の俳優だけで見せるって、よく考えたらすごいことだよね/驚

ダンカン監督の2作目『Source Code』(2011)も面白そう。日本公開はまだ未定だけど、
死ぬ直前8分間の意識に侵入する話って、なんだか『インセプション』系列だし(流行ってるのかな?
主演は、好きな男優のひとりジェイク・ギレンホールだ。


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岡本太郎記念館「生命の樹」展@青山

2011-04-25 18:48:01 | アート&イベント
ひさびさ朝マックのマフィンとコーヒーで朝食を済ませてから、課題で出された原稿を郵送がてら町歩きに行ってきたv

表参道からちょっと歩いたところにある郵便局は10時~(遅っ)、
近くのオシャレな喫茶店の前でモデルか誰かが撮影をしていた。
「確実に、安く送りたいんですけど」て言ったら、翌朝10時までに届くのが一番確実で早いだという。
せっかく朝一で来たのに翌朝なのか・・・?!
しかも通常料金+手数料でそれほど重くないA4封筒が750円もかかった
どうせ遅いなら、メール便にすればよかった。もう二度と同じ過ちはしないぞ、と誓ってみる(きっと忘れるが

近くの「こどもの城」前にあるタロウ作「こどもの樹」を間近で見てみたv
大きくて、カラフルで、いろんな表情があって、エネルギーにあふれてる

それから青山通りを少し戻って、路地を入ったとこにある記念館に行った。


岡本太郎記念館「生命の樹」展@青山



たしか20代の頃に一度行ったきりだな。記憶とあまり変わってなかった。
庭には雑然とオブジェが置いてあって、植えられた緑の自然と一体化してる。
日常や自然に溶け込んだアートってゆうのが、本来のありかただよね。

著作を読んでから、ずっと叩いてみたかった梵鐘「歓喜」を叩いてみた♪
尖っている部分それぞれが微妙に違った、奥深い複雑な和音の響きを出して、
いつまでもあたり一面に反響して、なんだか嬉しくなった

今回は、万博で展示され、写真でしか残っていないという「生命の樹」がメインテーマ。
フィギュアで有名な「海洋堂」さんが、写真を元にして復元したというので、
なにか巨大なものを想像してたんだけど、せいぜい1mぐらいだったかなw

カエルの手みたいな原始生物の地面からニョキニョキ伸びた樹の枝に、
爬虫類、恐竜、哺乳類、サル、ヒトがくっついている。
1つ1つ丁寧に作ってあって、どれもカワイかった

1Fのアトリエ、たくさんの絵が入っている棚(ここに置いておいて大丈夫?!)、
中2階にある書棚には本がびっしり!
2Fは、タロウさんデザインのマットに座って、「生命の樹」のフィルム映像が観れる。
ちょっと怖い鉄網を渡って隣りの部屋に行くと、「生命の樹」の元のデッサンや、絵画が飾ってあった。

1Fにも2Fにも等身大と思われるリアルなタロウさんがいて、目を見開いた姿はまるで生きているよう!/驚
建物自体のデザインが面白くて、スペース的にはそれほど広くはないかもしれないが、
こんな家に住んでいたらワクワクするするよなあ♪

お天気もよくて、庭のオブジェに囲まれながら、
「坐ることを拒否する椅子」に座りながら、しばし過ごしたv




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「東京の昭和 30、40年代」@都立中央図書館

2011-04-25 18:48:00 | 
都立中央図書館
記念館からまた外苑西通りをてくてく歩いて、公園内にある図書館に行き、企画展を見た。

企画展「東京の昭和 30、40年代-みんなで夢を追いかけた」
昭和の写真や、カメラ、バイクなどの展示、和室を再現した一角、時間ごとに映像も流していた。
「プロジェクトX」て番組で、まだ電化製品もない時代に、二十代の若者たちが東京タワーを作ったドキュメンタリー。
ワイヤーなどで補強しない「自立式鉄塔としては(番組放送当時)世界一高い」って紹介してた/驚
「このタワーが完成したら結婚しよう」と約束した若いカップルの話など面白そうだったけど、
なにせ1時間弱の番組だから、展示物を見ながらチラ見してた

興味をひいたのは、都電荒川線や、玉川電気鉄道(通称・玉電)、ボンネットバス、
トロリーバス(屋根についた2本のポールから架線の電気を取って走行する電気バス)などなど
昭和な乗り物は夢があってイイね


図書館のほうも5階から1階までざっと見て回ってみた。
入り口で首にかける「入館証」を渡され、貴重品以外はロッカーに荷物を預けなきゃならない。
感想をひと言でいえば、今まで見た中で一番アカデミックな図書館だった
検索用パソコンは各階にたくさん並んでて、パソコンスクール並みな数だし、新聞の種類もハンパない。
視聴覚室、多目的ホール、食堂、広い閲覧室、なんでもあって、窓際の席からは爽やかな公園の緑が見える。

他言語の書籍も充実していて、洋書も多かったけど、わたしの大好きな児童書コーナーがないし、
英米文学コーナーも硬めな選書で、とくに目新しい面白いものはなかった感じ。
でも、こんなところだからこそ、タロウさんの著作を初版で持っているんじゃないかと期待して検索してみたら、あるにはあるけど閉架で貸出禁止なんだよね。残念。

唯一、発見したのは『沖縄文化論』のみが民族学コーナーにあった♪
これかあ~!新版より全然写真の点数が多いし、この紙質、ハードカバー、やっぱ読むなら初版だねぇ!


有栖川宮記念公園
夢中で図書を見てたら14時になってしまったから、朝コンビニで買ってきたおにぎりを公園のベンチで食べたv
ハトさんがたくさん寄ってきて、もの欲しそうな視線を送ってくるので、ちょっと申し訳ない気がした

この公園はイイ!なにがイイって、ステキな樹がたくさんある!
中でもケヤキは、立派な根の張り具合といい、堂々とした幹のぶっとさといい、
どこまでも無限に伸びた枝っぷり、新緑の葉、どれをとっても素晴らしかった!!!
最近とくに大樹を見るのが好きで、つい写真をたくさん撮りすぎてしまっている。

桜の花見としても有名な公園らしいけど、今はハナミズキや、ツツジが咲いてたな。
池で釣りをしてる人たちもいた/驚
管理のおじさんたちは、藻の掃除をしていたけど、鴨さん?は美味しそうに藻を食べていたよ・・・


一歩、公園から出れば、オープンカフェや通りには外国人があふれてて、高そうなお店が並んでいる。
オシャレでハイソ、つまり欧米化されてる街なんだねえ、ここいらへんて。
広尾駅から地下鉄に乗って帰った。

今日も晴れて(図書館にいた時、にわか雨が降ってたみたいだったけど)、いい町歩き日よりでした~!

その他の写真は、フォト一覧でどうぞ~♪


追。
あ、そいえば、歩いてる途中で市川染五郎さん見ましたv
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『シャッターアイランド』(2009)

2011-04-24 15:22:09 | 映画
『シャッターアイランド』(2009)
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングスレー、ミシェル・ウィリアムズ、エミリー・モーティマー、マックス・フォン・シドー、ジャッキー・アール・ヘイリー、イライアス・コティーズ、パトリシア・クラークソン、テッド・レヴィン、ジョン・キャロル・リンチ、クリストファー・デナム ほか

「モンスターとして生きるか善人として死ぬか」

story
連邦保安官テディは、1人の女性が失踪した事件を捜査するため、相棒チャックとともに孤島に上がる。
ここは、どこの病院でも匙を投げた、事件を起こし、暴力性のある精神患者のみを隔離収容している施設だった。
A棟には男性、B棟には女性、そしてC棟はさらに凶暴な患者がいる。
捜査を進めながら皆が何かを隠していることに気づくテディ。

実は、彼の妻は火事で亡くなっていて、その放火魔レディスがここに収容されていること、
灯台では、道徳を無視したロボトミー手術が行われていることを暴きたかったのだ。
軍隊時代、ダッハウ強制収容所でユダヤ人虐殺の死体を見て、敵を大量銃殺したフラッシュバックと、
金髪女性と女の子の幻影に苦しみながら捜査するテディ。
そして、3人の実子を殺したレイチェルの残した「67人目の患者」とは、一体何を意味するのか?


先日観た、『インセプション』と同様、結末が謎だということで、ルカ母さんが教えてくれた今作を早速観てみました~♪
観る前に「誰も信用するな」「細かい表情も見逃すな」みたいな、丁寧に心得まで出てたし、
これも、何の予備知識のない状態で観てほしい逸品。

金田一耕助シリーズの「悪霊島」か「軍艦島」みたいな島の映像といい、
映像のダークな質感と、どんどん謎が深まるサスペンスにワクワクした
今作もまたTVに身を乗り出して、ずっと引き込まれたまま、
2Hちょい現実世界のことなどすっかり忘れてしまっていた。

奥さんを愛してるが、亡くしていて、その幻影と現実の区別がつかない主人公の設定は、ほんと『インセプション』に似てた。
デカプは、心に傷を持つ、頭のキレる保安官から、心の病を抱えた妻子持ちの男までを、全身全霊賭けて演じきっている。
でも、所長がベン・キングスレーで、重鎮の医師がマックス・フォン・シドーじゃ絶対叶わないよね

Oh my GOOOD!!!音楽を担当したのは、ロビー・ロバートソンだって!驚×5000
しかも、幻想シーンにはジョン・ケージの曲が使われているらしい(ウィキ参照
エンディングの女性ボーカルの曲も渋かった。

ロケ地がどこか分からないけど、車で森林の中を移動するシーンとか、
ところどころ合成っぽさが分かる場面もあったな
それに、どこか昭和のホラー映画風の映像もしばしばあったのがフシギ。


目にアイスピックを刺して、脳を切る「ロボトミー手術」が現実に行われていた事実だなんて
現在の治療が最善かどうかは別としても、昔の精神病治療は本当に狂気の沙汰だ。
本人の意向を無視して監禁し、薬漬けにしたり、挙句の果てにはショック療法や、外科手術って・・・


結末の謎については、わたしの感想としては、レディスは正気に戻った上で、自ら死を選んだという気がした。
それにしても、それなりに大きい3人の子供たちを同時に溺死させることなんて可能なのかなぁ・・・?


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『BBC EARTH LIFE 2』(2009)

2011-04-23 18:47:16 | 映画
『BBC EARTH LIFE 2』(2009)イギリス
シリーズ・プロデューサー:マーサ・ホームズ
製作総指揮:マイケル・ガントン
音楽:ジョージ・フェントン
ナレーション:デヴィッド・アッテンボロー
日本語ナレーション:中井貴一

trailer

「すべての生き物はヒーローだ」

動物大好きなため、動物もののドキュメンタリーも大好きだ
ドキュメンタリーと言えばBBC。
どんどん高性能のカメラが開発されて、もはや映像もここまできたかって感じのド迫力
小動物、ちっちゃな昆虫の動きも、拡大して、スローで見ると、ビックリワールドだっ/驚
このシリーズは、新しいテレビを買ってから改めて観たいなぁ・・・
2巻には「哺乳類」と「魚類」が収録されていた。


哺乳類
「ウェッデルアザラシ」
「ハネジネズミ」走るの早っ!常にルートを覚えておくことで、命を狙われた際逃げ切れるんだとか。
「アイアイ」コウモリみたいで意外と気持ち悪い。1本だけ長い指で木の穴から幼虫を掘り出してるし

800万頭のトナカイの大移動!食べながら、延々と餌場を求めて歩き続けていなけりゃならないなんて大変。一生に地球3周もするらしい/驚
「ストローオオコウモリ」こちらは1000万頭の大移動!腹筋割れててカッケえ!なのに果物食べてる
逆さにぶら下がって食べるから、噛んでるうちに口から出て落ちちゃっててラブリー♪

「ハイエナ」一致団結して生活する社会性が哺乳類が生き延びる術。
「ホッキョクグマ」オスは子どもを食べてしまうことある クジラの死肉はあまり美味しそうじゃないな。。
「アカハナグマ」
「ミーアキャット」

「アフリカゾウ」水を求めて砂漠地帯を長く歩くため、子どもは脱水症状を起こしてしまう。
子育てが初めての若いママに一撃を食らわすおばあちゃんがステキw
「ザトウクジラ」50歳でも恋人を探すメスって!しかも6頭もオスを従えて泳ぎ、戦った勝利者との子孫を残していく。


魚類

「バショウカジキ」天敵いないのか。
「トビウオ」本当に飛んでる! しかも、けっこうな飛距離/驚
ヤシの葉に卵を産んでた魚は、すごい数!!!中には卵巣の網にひっかかって死んでしまうのもいる/涙
卵の重みでヤシの葉は沈み、危険の少ない深海で卵が孵るんだって。

「ウィーディーシードラゴン」の求愛ダンスはステキ。みんな常に波に揺られて波酔いしないのかな
メスはオスのカラダに卵を産み付けて、そのまま孵るまで守ってるって責任重大すぎ!
「コンビクトフィッシュ」たくさんの稚魚たちが穴を掘って巣作りを手伝ってるv
「コケギンポ」縄張り争いが必死。
「ムツゴロウ」皮膚呼吸も可能なんだ。高くジャンプして恋人探し。ドロでたまに転がらないと乾燥しちゃう
巣穴が満潮のたびに埋もれちゃうから、つねにドロを口に含んで外に出したり、巣穴の奥にいる卵のために酸素を含んで巣穴に送ったり、大変!

「ボウズハゼ」巨大な滝を這い上がる!多くが落ちて死んじゃうって、ずっと上で暮らしていればいいのに、なぜ・・・???
「カバ」夜は草をはみ、昼は涼しい池の中で過ごす。カバの糞を魚が食べたり、体についた寄生虫を食べるためにすごい寄ってきてる。
「ベラ」もほかの魚の掃除担当。サメもお世話になってる!

「カクレクマノミ」オスが卵を世話して、メスが監視。ちょっとでも不満だと若いオスに交代させられてしまう/涙
「カタクチイワシ」ハンパない群れ!
「ホオジロザメ」出たっ!浅瀬にイワシを追い込んで食べる。
「フエダイ」満月の夜、メスが卵を産み、オスが精子をかける祭り。
「ジンベエザメ」体重10tてゆうのもスゴイ!

2011年に映画化も決定してるみたい。


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『DISCOVERY OF OCEAN 7 マッコウクジラ』(2005)

2011-04-23 18:39:39 | 映画
『DISCOVERY OF OCEAN 7 マッコウクジラ』(2005)フランス
監督・脚本・製作:バートランド・ロイヤー
協力:シリル・バルバンコン
撮影:ジャン・フランシス・バルト/ジェローム・メゾン/デヴィッド・レイチェルト
ナレーター:多田野 曜平

深海では、植物は光合成ができないから動物のみの世界。海底はつねに1度。

クジラがデカすぎてCGっぽい
クジラの頭の脂には、クリック音(動物界でもっとも強力。10km先まで聴こえる)を出して、その反射で物の形や距離を捉える機能がある。
脂は工業油に使われたため、アメリカの商業捕鯨船の餌食となった。
執拗に追って体力を消耗させ、息継ぎに10分かかるため上がってきたところを狙い、背中のコブに銛を刺すと致命傷となる。
19世紀乱獲は終わった(獲り過ぎて激減したため)。必要なものだけとって、あとは海中に捨てていたって・・・

クジラの天敵はシャチなんだ。空中の5倍の速さで伝わる音を聴くシャチ/驚
1頭のオスを大勢のシャチが取り囲んで狙うシーンはドキドキする

延縄(はえなわ)漁船の仕掛ける餌は、いまでは海のファストフード。
餌を狙って、本来なら海岸のペンギンなどを捕食しているシャチや、
この海域にいるはずのない魚類、鳥類までもが集まってきて、生態系を崩している。
アイナメが乱獲されるようになって、難を逃れたイカは巨大に成長し、
今では捕鯨が禁止されているため、イカ大好物のクジラも一時期よりは増えた。
漁業も機械化されて、深夜でもこうして働いてるんだからスゴイなあ・・・

その他の出演者たち。
「ジュウモンジダコ」
「ユメナマコ」
「ギンザメ」古代魚みたい!
「マジェランアイナメ」体重360kg、体長2m!

エンドロールにはクジラ目線のモノクロ映像。
ナレーションが独特だった。吹き替えのみだったのか?メニューに選択肢がなかったな。

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山本有三記念館@吉祥寺

2011-04-22 18:52:32 | 町歩き
山本有三記念館@吉祥寺

山本有三
『路傍の石』や『女の一生』を書いた作家。

日本文学はほとんど分からないが、西洋館ということで訪ねてみた
吉祥寺駅から、広大な井の頭公園沿いをてくてく歩いて、万助橋で曲がり、玉川上水沿いを歩くと20分ほど。
元は商業家の家を購入したとかって書いてあったな。



門の前にでえーんと大きな石が置かれていて、その名も「路傍の石」
これを見つけて、わざわざ自宅裏庭に運び込んだらしい。

入館料は300円(庭のみは無料開放)。公開されているのは1、2階の一部で、
その昔は長男や、三女の部屋だったところも、今では展示室となっている。
展示室Aに短い説明映像がいくつか見れるコーナーがあったので、1つ(11分)見たら概要が分かった。

どの部屋にも立派な暖炉があって、それぞれデザインが違っている。
展示室Bには著書が置いてあって、読書もできる。窓が広くとってあるため日当たりが良い
レースのカーテンの向こうには、さまざまな樹木や花が植えられた庭が見える。
窓のデザインがまた可愛いんだな。ガラスもレトロだし

2階に上がる階段の上には大きなステンドグラスがキレイ!
書斎の和室は、とても落ち着いた造りで、柱には山本が好きだった竹もはめ込んであった/驚
ちょっと入り組んだ間取りで、どの部屋も採光が良く、床板や丁寧に創られた椅子の軋む音が豊かな気持ちにさせる。
こんなところに住めたら、本当に長編小説のひとつも書きたくなるよね。

戦時中にこの家を軍に接収され、名残惜しんだ記録が残っている。
命令されたら、遅くても4日以内に立ち退かなきゃならないなんて無茶なことしたもんだよね
友人宅を経て、湯河原に移り住み、その後、家は返されたけど、子どもたちのために少国民文庫を開設して開放した。
国語改革に力を注いだらしく、『銀河』(新潮社)は横組み・カナを使った斬新な雑誌だったみたい。


庭に出ると、広いバルコニー、周囲に散歩道があって、桜の巨木、青々とした紅葉(秋もいいだろうなあ!)、奥には竹林、池には魚も泳いでいた。
風が強かったんだけど、風が吹くたび、竹林や木々がざわめいて、なんとも心地よい音に包まれる。
しばしベンチで休憩して、その音と緑に静かに包まれていた。

立ち去る時は、ほんとうに名残惜しい気がした。

以下は山本が好きだったというツェーザル・フライシュレンさんの詩。


「心に太陽を持て」

 心に太陽を持て
 あらしが吹こうが、雪がふろうが、
 天には雲、
 地には争いが絶えなかろうが!
 心に太陽を持て
 そうすりゃ、何がこようと平気じゃないか!
 どんな暗い日だって
 それが明るくしてくれる!

 くちびるに歌を持て
 ほがらかな調子で。
 毎日の苦労に
 よし心配が絶えなくとも!
 くちびるに歌を持て
 そうすりゃ、何がこようと平気じゃないか!
 どんなさびしい日だって
 それが元気にしてくれる!

 他人のためにも、ことばを持て
 なやみ、苦しんでいる他人のためにも。
 そうして、なんでこんなにほがらかでいられるのか、
 それをこう話してやるのだ!
 くちびるに歌を持て
 勇気を失うな。
 心に太陽を持て

 そうすりゃ、なんだってふっ飛んでしまう!


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カフェ ローズルーム

2011-04-22 18:52:30 | 町歩き
カフェ ローズルーム

記念館からも重厚なお城みたいな建物が見えていて、店内入り口には小さな美術館?もある。
ランチセットは、サラダ、野菜スープ、ミニキッシュ、パンorライス、メインで900円+紅茶200円。
メインは選べて、豚肉の中にチーズや野菜を巻き込んだのを注文。

席がいっぱいで、外のテラスに座ったら、今日は曇りで風が強かったから、意外と寒い・・・
平日だから奥様が多いかも。前のテーブルの奥様3人組は離婚話に華が咲いていたw

ちょっと待ったけど、量もちょうどよくて、お肉がジューシー!
サラダにかかってたドレッシングも美味しかったけど、つぶつぶのあれは何だったんだろう???
お皿やカップも統一されてて可愛い! 英国洋館のお庭で食べてる感じの雰囲気。
でも、奥の席からは、隣接したおうちの玄関が丸見えです
宅配の方が来て、玄関を開ける時も、気をつけてたみたいだし、ちょっと大変ね


駅まで戻って、吉祥寺図書館で本を見る予定だったのに、金曜が閉館日だった(なぜ・・・涙
スタパの横にあったんだね。知らなかったな。また来よう。

ロフトやら、雑貨屋さんやら、ちょっとウィンドウショッピングしてから帰った。
今日も良い街歩きでした~♪♪♪

その他の写真はフォト一覧でどうぞ~。

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