存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Time's All Gone : Nick waterhouse

2013-10-02 20:11:29 | album n
2013,9,13元春レイディオショーで紹介されていた
Nick Waterhouse
のアルバムを聴いています♪


Nick waterhouse
米国 カリフォルニアの南部出身、1987年生まれ
メイヤー・ホーソーンやマーク・ロンソン、エイミー・ワインハウス、アロー・ブラックらに続く才能として評価されている。

2012,5,1発売のアルバム
1950年代60年代の雰囲気を醸し出している。輸入盤にしては珍しくCDを入れる紙とセロハンの袋があり、レコード風の紙ジャケットに挿入。歌詞カードは無く、折りたたみの写真と裏面にライナーノーツ。
録音機材を50年代のものを使っているようだ。
NATURELLESという3人の女性コーラスグループも参加。



01. Say I Wanna Know
分厚いテナーやバリトンのサックスとパーカッションの音が渋い
スノッブな音
女性コーラスも良い感じで絡む、ゆったりとした曲。

02. Some Place
全曲の流れをくみつつ、攻めている演奏でありながら、どこか熱く、そしてクールなR&B、ソウル。

03. Don't You Forget It
これもフォーンが唸り、ピアノに、ウッアッの男性の声も
3曲に共通した感触

04. I Can Only Give You Everything
唯一このアルバムでニック・ウォーターハウスの作詞作曲でない曲
指パッチンも入って、エレキギターも効いていて、ヴァン・モリソン的な感じも。

05. Raina
いやーポップさもあり、渋い。これ良いなー♪

06. (If) You Want Trouble
元春レイディオショーで紹介された曲。
1~3曲目までのタッチのフォーンとリズムをちょっとアッサリさせた曲。
渋い。

07. Indian Love Call
ドラムで始まり、エレキギターに与作のカラーン、コーラス。
3:04

08. Is That Clear
ロック調に始まり、ピアノなのか
このガラス瓶のような音は何だろう?
休符から次に飛び込んでいく感じも面白い
2:24の短い曲

09. Teardrop Will Follow You
ズチャン、ズチャン、ズ、チャーン
これも2:34の短い曲

10. Time's All Gone Pt. 1&2
リズム隊で始まり、1~3曲目のタッチもあるシャウト系の曲。
アルバムタイトル曲。休符での余韻も印象的。



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LEVEL3 : Perfume

2013-10-02 06:38:07 | album p
2013,10,2 本日発売
Perfume
ユニバーサルミュージック移籍後初のオリジナルアルバム
メジャー・デビューでの5枚目のアルバム。
中田ヤスタカとどういうアルバムにしたいかを食事会で具体的に話し合って出来たとのこと。
ライヴをイメージしたダンス系の曲。
最初から最後までレコード的な聴き方をすることで感じるものがあるかもしれない。
そういうコンセプトもあるようだし、リードシングルをどれで行くのか、迷った結果の1mm。
タイトルをどうするか。「オリジナル・アルバム」でも良かったくらい。とのこと。
このアルバムを聴いて、僕は鳥肌が立ちました♪



ジャケットはDVDが入っているヴァージョン
ケースが3色あり、予約したものは何色が来るかは不明・・・
僕のはこの写真のものでした。
カバーのケースいっぱいの歌詞カード
特典の紙
CDケースには透明シート10枚に3人の一部分が散りばめてあり、重ねると、この映像になる。

ディスク:1

1. Enter the Sphere
アジア・ツアーではオープニングで使われた曲
歌というより、オープニングでのパフォーマンスなどを意識して作られた感じがする。
sphereは
{名詞}球,球体;(活動・知識などの)範囲(of);天体;地球[天球]儀;天(空).
の意味

2. Spring of Life (Album-mix)
シングルのアルバム用の曲。こういうシングルと違うMIXはシングルを持っている人からすれば期待外れのmixになってしまっていることもあるだろうし、シングルを持っていない人がアルバムで聴きたいと思っていたのに期待外れという面もあるだろう。
しかし、違うmixを楽しむという点においては、本当に楽しめる。

Perfumeのダンスと曲は、やはりセットでぐっと魅力がアップするけれど、曲だけでも楽しめるのがまた魅力。


3. Magic of Love (Album-mix)
シングル曲
ユニバーサル移籍第1弾シングル
甘い恋と愛を描いて
からPerfumeを感じられる良い感じ。

4. Clockwork
かしゆか お気に入り曲
1~3曲目までの流れを変える曲
wah wah wah

5. 1mm
シングル。この曲 好きです。
ah ah ah が印象的
「雨音はショパンの調べ」を思い出したりもする。

6. 未来のミュージアム
彼女らにとって初めての映画主題歌(ドラえもん!)

7. Party Maker
明らかにライヴで観客に盛り上がろうよっとメッセージを送る曲
観客の拍手までイメージしてある
更に いったい どんな パフォーマンスがあるんだろう?って期待させる間奏

8. ふりかえるといるよ
ふわふわのふとん 目をこすり起きる

嫌な気分を払拭するには
きゃりーが歌っても合うかも。
スローで、
音的に割と好きかも。

9. ポイント
アップテンポに。
Spending all my timeのカップリング曲

10. だいじょばない
未来のミュージアムのカップリング曲
だいじょばない という言葉が躍動する
声がバラバラになっていく感じも面白い。

11. Handy Man
Magic of Loveのカップリング曲
イントロからのカランカランの音良いなー。
なんだか なんだか
辺りのメロディー 凄いな

12. Sleeping Beauty
エレクトロニカなダンス曲という印象が強いかな。
ほとんど歌詞なし

13. Spending all my time (Album-mix)
シングル曲
この曲も好きだけど、アルバム・MIXはどうかな?ライヴでのパフォーマンスに寄っているかな。

14. Dream Land
イントロは琴っぽいかもね。
音的に好き。
夢の中の偽りの世界で生きている君を引き戻す。


ディスク:2

1. 1mm -Video Clip-

2. 「ずっと好きだったんじゃけぇ~さすらいの麺カタPerfume FES!!」メモリアル□
東京
ライヴ前の三人の掛け声「頑張るぞ おー」
斉藤和義に気を使ったライヴでのトーク。衣装(笑)
ネルシャツ 格子の柄
Magic of Love のライヴ

ZEPP NAGOYA
奥田民生の後に
細かい赤い格子の柄
MC

ZEPP NAMBA
マキシマム・ザ・ホルモンの後
MC
Spending all my time のライヴ映像


3. Perfumeのただただラジオが好きだからレイディオ!
映像は ON AIR のマーク
3人のトークのみ


ナタリーにインタビュー
こっちはタワレコのインタビュー
「LEVEL3」というタイトルについても記載




コメント (2)
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2013,10,1 元春レイディオショー

2013-10-01 19:02:48 | 佐野元春
火曜の夜11時
みなさん寛いでますか?
元春レイディオショー
この番組は東京渋谷NHKのスタジオから届けています。
今夜の元春レイディオショー、番組の推薦盤、3Picksはハリー・ニルソンの最新ボックスセット、「Complete RCA Albums Collection」を取り上げてみたいと思います。
DJ佐野元春。これからの1時間、みなさんと一緒にゆっくり楽しんで行きたいと思います。

1 Harper Lee : Little Green Cars

番組前半はインディーズ・シーンから新しいアーティストを集めています。

2 Great Escape : Washed Out

3 In the Green Wild : Julia Holter
米国西海岸の女性シンガー。現在28歳。自宅録音でユニークなサウンドを作っています。
今月の3PICKS!でも取り上げみました。来週また詳しく紹介したいと思います。

この後は米国オハイオ州のミュージシャンMark Kozelekそしてノースカロライナからのインディーズ・ロックバンドSuperchunk
元春レイディオショー番組前半はインディーズ・シーンから新しいアーティストを集めています。

4 Katowice or Cologne : Mark Kozelek & Desertshore

5 What Can We Do : Superchunk

Twitterの紹介

さて元春レイディオショー、番組では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしています。題して3picks!
今月ピックアップしたアルバムは
Harry Nilsson: Complete RCA Albums Collection

Julia Holter: Loud City Song

John Mayer: Paradise Valley

この3組のアルバムをピックアップしました。
どのレコードも心に響く良いソングライティングと素晴らしいサウンドがあります。
この中から今夜はハリー・二ルソンのレコードを取り上げたいと思います。

Everybody's Talkin' (From "Midnight Cowboy") : Harry Nilsson

番組後半はソングライター・二ルソンの特集を行います。
RCA時代のレコードを集めたコンピレーションが発売されました。この中から代表曲を聴いてみます。

グリーンピープル
五感生活 滋賀県彦根市で活動を始めたのが2007年、レンタサイクル。

ハリー二ルソンHarry Nilsson
米国NY出身のソングライター。
もし今も生きていれば現在は72歳になります。もともと銀行に勤めていたサラリーマンだったんですが、同時に音楽家を目指していました。自分の作った曲を音楽出版社やレコード会社に持って行って、そのような地道な活動を続けていました。これは60年代のことですね。そこで幸運なことに当時売れっ子のレコーディング・プロデューサーだったフィル・スペクターの目にとまって、ザ・ロネッツに曲を2曲提供しています。この時期、ニルソンはとくにかく曲を書きまくっていました。この頃に書いた曲が後にモンキーズを初めとして、有名なシンガーに取り上げられることになります。言ってみればソングライターの修行の時間でだったのではないかなっと思います。
一方二ルソンは優れたシンガーでもありました。1967年にはソロとしてデビューアルバムを出しています。このアルバムを聴いたビートルズのジョン・レノンが感激して、一緒に何かやろうと声をかけたという、そんなエピソードもあります。このアルバムはセールスはそれ程でもなかったのですが、二ルソンの素晴らしい才能はたちまち業界の中で話題となりました。その後出したセカンドアルバム。このアルバムに収録されている曲が色々なアーティストにカバーされていきました。特にこの曲ですね。「ONE」。当時、スリー・ドッグ・ナイト(Three Dog Night)がカバーして全米5位というヒットになりました。これによってニルソンは一流のソングライターとして多くの人たちに知られるようになります。また、シンガーとしてもこの時期大きなヒットがありました。先程紹介しましたが、「Everybody's Talkin' (From "Midnight Cowboy")」邦題は「噂の男」ですね。この曲が映画「真夜中のカウボウイ」のテーマに使われて、全米チャート6位というヒットになりました。このようにハリー・ニルソンはソングライターとして、またシンガーとして世間に認められる存在になります。今夜の3Picks!はハリー・ニルソン。RCA時代のレコードを集めた「Complete RCA Albums Collection」。このコンピレーションからニルソンの代表曲を聴いてみます。

6 Me and My Arrow : Harry Nilsson

7 One : Harry Nilsson

8 I Guess the Lord Must Be In New York City : Harry Nilsson

ハニー・二ルソン
70年代に入ると更に活動の幅を広げました。レコードのプロデュースを当時売れっ子のリチャード・ペリー 彼に依頼してヒットアルバムを作ります。
アルバムからはシングル曲もヒットしました。「Without You」という曲です。バッドフィンガーのカバー曲で、ニルソンが歌ったこの曲は全米でNO,1ヒットとなりました。ただ残念なのは、二ルソンは優れたソングライターであるにも関わらず、商業的ヒットになったのは、どの曲も他の人が書いた曲でした。大ヒットした「Everybody's Talkin'」はフレッド・ニールの曲。そして「Without You」はバッドフィンガーのカバーですね。
個人的には二ルソンが書いた曲。独特のユーモアのセンスがあって好きなんですけれども、評価という点でいうとニルソンの場合、シンガーとしての魅力が高いのかなってというところですね。その後、シンガーとしての魅力を前面に出して、スタンダードナンバーを集めたレコードを出します。全編ストリングス・オーケストラをバックに歌った「A Little Touch of Schmilsson in the Night (夜のシュミルソン) 」(1973)というレコードです。50年代ジャズの分野で活躍したベテランの編曲家ゴードン・ジェンキンズを起用して、とてもロマンティックなそしてとてもゴージャズなヴォーカル・アルバムを出します。「A Little Touch of Schmilsson in the Night (夜のシュミルソン) 」1973年のレコードです。このレコードもとても素晴らしい仕上がりになっています。その後、この番組でも特集したと思っています。

今夜の3Picks!はハリー・ニルソン。RCA時代のレコードを集めた「Complete RCA Albums Collection」。このコンピレーションからニルソンの代表曲を聴いています。

9 Without You : Harry Nilsson

10 Mournin' Glory Story : Harry Nilsson

11 You're Breakin' My Heart : Harry Nilsson

3曲聴いていました。

ハニー・二ルソン
デビューから70年代にかけて、すばらしい活躍を見せるのですが、実生活では離婚とかアルコールの依存などが重なって70年代中盤くらいから少しずつ調子を落とすことになります。その後、友人だったジョン・レノンをプロデューサーに迎えてレコードを作ったりもするのですが、上手くいかず、これといった音楽的な成果を残すことはできませんでした。ハリー・ニルソンは1994年1月15日、糖尿病による心臓まひで亡くなりました。1967年にRCAレコードと契約。その後10年間で13枚のスタジオ録音アルバムを残しました。今夜の3Picks!そのRCA時代のレコードを集めた「Complete RCA Albums Collection」。このコンピレーションからニルソンの代表曲を聴いてみました。

特集最後はこの曲。ジョン・レノンをプロデューサーに迎えて作ったレコード「プッシー・キャット」から、この曲では、自分から離れていった妻に向けてこんなことを言っています。
さあ、楽しくやろう、永遠に続くものなんてない。でも僕はいつまでも君を愛しているよ。僕を忘れないで。

12 Don't Forget Me : Harry Nilsson

今夜はこの曲を聴いてお別れです。






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