芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

メルボルン(続)

2008-08-30 15:43:32 | Weblog

メルボルンから帰国しました。

3年連続、オーストラリアメルボルンへの旅です。

今回は北京オリンピック開催時と重なり、メディアとオリンピックの関係を実感することが出来ました。

・テレビ放映では、メダル獲得の可能性のある競技しか放映されていません。

よって日本で大々的に放映されてきた柔道等は全く見ることができません。

私がテレビで見た競技は、棒高跳びやカヌー等でした。

国粋主義とオリンピックの関係は根深いものがありそうです。

日本では、○○選手の活躍の秘話等と題して家族にインタビューしたり、家族のプライバシーをも取り込んで、選手たちのメダル獲得までの感動ドラマが繰り返しどの局でも放映されていることは私にとってはとても奇異に感じられました。

そして、日本とオーストラリアの大きな違いを感じたのはメダル受賞者たちに対しての国の歓迎スタイルです。

日本の場合は、国会周辺に特別に設定した会場にメダル獲得選手を招待する形をとっています。(悪く言えば、お上の所に呼びつけているわけです。)

オーストラリアの場合は、帰国した飛行機の整備会場を歓迎式典会場として、選手たちが飛行機を降りる際のタラップにて首相が選手たちを一人一人出迎える形式をとっていました。

勿論、その整備場では友人・家族たちが選手たちの帰国を待っているわけです。

どちらが良いかは判断が分かれますが、首相が直接出迎える国家と首相が呼びつける国家では首相に対しての親近感は異なってくるかもしれません。

 追伸

カラオケについて現地の人々に聞き取り調査をしてみました。

メルボルン市内には日本と同じスタイルのカラオケ店が2~3存在。

しかし、その利用者は日本人や日本に興味を持っているアジア人だそうです。

カラオケセットが家庭に置かれている家庭もあり、自宅でカラオケを楽しむことはよくあるようです。

カラオケ、漫画など多くの日本のサブカルが世界中に広まっていることがテレビ等でも放映されることも多くなってきました。しかし、メルボルンの書店で日本のそれらを見つけることは出来ませんでした。

メルボルン在住の日本人の方の話をここで紹介しておきます。

かつては、オーストラリアにとって日本は憧れの国であり外国語として日本語を学ぶ人々が多かったそうです。

しかしながら、今は日本より中国にその人気が移行してきているとのこと。

中国語を第二外国語として設定する高校が増加しているそうです。

さらに中国からオーストラリアの中学・高校への留学生も増加しているそうです。

これと関連するかどうかは不明ですが、オーストラリアカンタス航空は日本とメルボルンの直行便を廃止するそうです。

 

 

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メルボルン

2008-08-25 22:26:11 | Weblog
いまメルボルンにいます。明後日には12使徒に行きます。詳細は後日。Coming soon!
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同窓会

2008-08-19 11:51:19 | Weblog
 数ヶ月前に、突然大学の同窓会組織から一通のハガキが届いた。
その内容は、同窓会の代議員候補に選出されたのでそれを引き受けるかどうかというものであった。
 しかも、何か上からの目線で書かれた文章で一週間以内にその返答をすることが求められていた。
 そもそも代議員って何なのか?
何をするのかも明記されていない一通のハガキに求められていたのは承諾するのか?承諾しないのかだ。
 正直にいって、同窓会組織については少々疑問も持っていたのである。
 というのは、今までに同窓会城南支部から送られてくる情報から察するに団塊世代の退職者が時間の余裕の発生とともに集い、昔を懐かしんでいることが中心となっていたからである。
 平日の昼間に行なわれるゴルフ大会、秋の旅行シーズンには観光バスを貸しきっての紅葉狩り、そして同窓生が経営している超高級料理を食指に行きましょうというお誘いだけだったからである。
 そのような年寄りの集いへの参加など、まっぴらゴメンである。
 しかも、そのような会に参集する妖怪爺さんたちはかつて大企業に勤めていて、それなりの役職にもついていたプライド高き人々ばかりだ。
 妖怪に金と時間と、気を使う価値などないとかねがね思ってきた。
 そんな私に代議員の依頼をされてもと悩みながら、
結局代議員を引き受けることとした。
 ちょうど、一月前に大学発祥の地、大学の創立者大倉喜八郎の息子、喜七郎が創業したホテルオークラ(大成観光)でパーティーがあったので参加することにした。
 参加しないで思い悩むよりも、参加して後悔することがあってもかまわないではないかという気持ちで参加させていただいた。
 想像通り、殆どが男性。
しかも老人だらけだった。ジー!
だれも知っている人がいない。
お金と時間を使ってまで、こんな不安な気持ちになっている自分を責め、そして取りあえず不安な気持ちで壁際に置かれたイスに座ってビールを飲んでいるとある一人のOBが私に声をかけてくれた。
 その人と会話をしてわかったのは、彼は大学を卒業後、アメリカの有名な大学院を卒業、メリルリンチ、シティーバンク等を経て現在もある金融関係に勤めながら一橋大学大学院で非常勤講師もしているということだった。
 話が終わると、私の仕事や研究分野とは全く接点はないが、元日興證券社長や元戸田建設役員、現在は大学の財務担当理事等多くの方をご紹介いただいた。
 さまざまな経験を有している方々との会話を通じて大変多くのことを短時間で吸収させていただいた。元が付いていても大企業のトップにまで登りつめた人は現役を引退しても、オーラが漂っていることには本当に驚かされた。
 まさに当初の不安が解消されたのは、彼のお陰である。

 話をしているうちにその人物と意気投合できたことは、正に同窓会についての考えの一致だった。
それは、単なる年寄りの親睦団体ではない。
少子化の現状においても、同窓会組織以上に危機感が足りないのは大学関係者だ。
今後も様々な機会がありそうである。
クリティカルな考えをもっている卒業生の一人として、代議員の仕事に参加できればという前向きな気持ちにかわっている自分である。 

 
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iPhone

2008-08-11 17:10:13 | Weblog
 iPhoneが発売されて一ヶ月が過ぎた。
 昨日の新聞記事にも掲載されていたが一時期の品不足も解消され、店頭に品物が並び始めているそうだ。
 私は今まで2年間携帯電話を使用してきたので、そろそろ薄くて、軽くて、小さい携帯電話への買い替えを考えていた。
 薄くて、軽くて、小さい物への指向は李御寧(リ・オリョン)の『「縮み」指向の日本人』で指摘されている日本人の本質そのままなのですが・・。
 そんな時に全国発売されたのがiPhoneなのでした。
 特にどうしても手に入れたいと思っていたわけではないのだが、先週ソフトバンクショップに立ち寄ってiPhoneについての説明を聞いているうちに無性に欲しくなってしまった。
 ソフトバンクの店員:
「これ取り扱い難しいから他の機種にしたほうが良いのではないですか」
「iPhoneはマニュアルも製品に同封されていないんですよ」
「使いながら慣れるような電話ですよ」
「若者は買いませんよ。殆ど30歳以上の男性ですよ。」
「日本的ではないんですよ」
 上記のような店員とのやり取りを通じて
 よい製品だと言われなかったので、
 そしてそもそも分厚い取り扱い説明書に嫌悪感を抱いている私はマニュアルがない(アップルのサイトにある)という言葉にも賛同し、
私はその場で予約をしてしまったのである。
 
 一週間待って、昨日やっとモノを手に入れることができた。
 本当に店員の言っていることは正しかった。
 まず気づいたこと
 ・今まで使用してきたソフトバンクのメールアドレスが使用できない。
 ・ソフトバンク同士では、メルアドを打たなくても携帯電話の番号を入れるだけでメールの送信が可能であった(スカイメール)がそれも出来なくなってしまった。
 ・ソフトバンクのショップではアドレス帳の移設等をやってくれない。
 以上の三点からも判るように、iPhoneはソフトバンクの電話とは全く違う扱いなのである。
 「聞く、話す」という電話がベースにインターネット機能が付設されている従来の日本の携帯電話というよりも、小さなコンピュータに電話という機能もついているのがiPhoneなのである。
 率直な感想は、そごく面白い商品だと思う。
 まさに大人の玩具である。
 コドモの頃にプラモデルを作っていた頃の集中してモノを作り上げていくあの感覚を思い出してしまった。
 このような製品はたぶん評価は二分されると思う。
 特に従来の完成域に達している携帯電話と比較すると電話機能やメール機能において低い評価を受けるかもしれない。
 しかしながら、私のように携帯電話を所有していても殆ど電話がかかってくるわけでもなく、
メールが来るわけでもない人間にとっては調べ物がさくさくできるレファレンスを携帯しているように本当に役に立つ、そして面白い道具である。
 この数日は、iPhoneとの格闘が続きそうである。 
 
 
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BPO

2008-08-04 21:19:27 | Weblog
 まさに夏、真っ盛り。
寝苦しい夜も続き、睡眠不足が続いている。
このような状態でテレビを見ると腹立たしい気持ちがわいて来る。
 先般、八王子で通り魔による殺傷事件があり女子大学生が犠牲者となった。
取調べにおいて犯人の口から「親を殺したいと思っていた」といった内容の自供がなされると、
テレビ局はここぞとばかりにその犯人の親のコメントを取ることに奔走する。
「親としてどう思うんですか?」と厳しい追求が続く。
秋葉原での通り魔による連続殺傷事件でも、
秋田にすむ親のコメントを取っていた。
私はそのようなコメントを求めるTVメディアの取材が大嫌いだ。
大嫌いというよりもかなり変であると思っている。
誰しも親がいるのに、メディアから見て弱い立場の人には強く出ていることが感じられるからだ。
弱いモノには強く、強いものには弱い。
それでいいのでしょうか?
NHKの職員によるインサイダー取引についてはどうですか?
同じ放送局同士ということもあり、
報道姿勢に身内意識を感じてしまうのは私だけでしょうか?
NHKの事件をおこした職員の親の謝罪とまでは言わないが、
ぜひとも民放各社はNHKを糾弾してほしい。
ところで、民放各社は自局の番組検証を行なうために番組を放送していることをご存知でしょうか?

日本テレビ「あなたと日テレ」  5:30-5:45
東京放送 「TBSレヴュー」    5:30-5:59
フジテレビ「月刊フジテレビ批評」5:00-5:30
テレビ朝日「はいテレビ朝日です」4:50-5:20
テレビ東京「みんなとてれと」  6:20-6:30
それぞれが土曜日または日曜日の朝に放映されている。

義務として月に一回以上、自局番組検証の放映をしなければならないので
誰も見ない時間帯に、そして誰も見ないような番組を放映している。

このような自局をまず批判して、
視聴率がとれる面白い番組にしてしまうような度量と批判精神が必要だと思う。
爆笑問題やビートたけし司会で、ぜひともオモシロ可笑しく番組の問題点をこき下ろしてほしい。
それが可能になってから、他局の番組もぜひとも批評したらよいと思う。
 どうも、最近地デジにオリンピックと民放キー局の仲良しぶりが目立つのである。
 仲良しというか、見方を変えれば「身内意識」が目立つのである。
 視聴者はバカではありません。
 このままではますますテレビ離れが進んでしまいますよ。
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