芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『今年も残り一ヶ月』

2024-11-26 07:07:07 | Weblog

今年も残り一ヶ月となりました。

月日の経つのは本当に早いものです。

お陰様でボケるのを忘れさせてくれるように仕事以外でも1週間に一回はちょっとしたイベントが入っています。

先日は大正大学の先生との飲み会でした。

大手門学院大学の事務員だったTさんが今年の4月から大正大で教鞭をとっており、彼と語ろうということで学会繋がりの四名にて久しぶり会が行われました。

 

来週は横浜アリーナで行われる「日本体育大学」の「体育研究発表実演」に行くことになりました。

日体大で教員をしているパートナーの友人からの誘いもあり、今回は特等席での鑑賞。

会場のある新横浜へは職場のある王子から乗り換えなしで約1時間。

18時開演なので仕事が終わったらすぐに会場に向かいたいと思います。

 

先々週は武蔵小山の神社にて七五三の5歳の祝いに出席しました。

今週末は王子神社での3歳の祝いに参加することになっています。

勤務を早退しての出席となりますが、そのようなイベントに参加できるのは一生に一回しかありませんから、それも今から楽しみです。

 

12月に入ると2学期期末考査が行われます。

12月の中旬には、人生初のバレー講演鑑賞です。

義理のお父様が仕事関係からチケットをいただくことが多く、昨年から其の「おそそわけ」していただいています。

昨年は新国立劇場でのピアノリサイタル、今年は東京文化会館でのバレーの鑑賞と文化的なイベントを経験することが続いています。

ウクライナの国立バレー団は白鳥の湖も行うそうです。

素人の私にとってはありがたい限りです。

今から、それも楽しみです。

その前後に、生まれ故郷に行き墓参りと新年にむけてのみかん購入、そしてできれば親戚訪問で年をしめることになります。

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『震災ツーリズムに関する卒業論文作成のお手伝い』

2024-11-19 07:07:07 | Weblog

先日、仕事上でお世話になっている石巻の元校長先生から電話がありました。

その要件は東北大学の学生が卒業論文で震災ツーリズムについて書いているのですが、旅行を企画してきた立場からヒントを与えて欲しいとの依頼でした。

お世話になっている方からの依頼なので、喜んでお引き受けした次第です。

その学生さんは、群馬出身で社会学を専攻されているそうです。

11月に実家に帰省する予定があるので私の都合の良い日に合わせて職場に来ていただくことにしました。

当日現れたのは地味で真面目そうな女子大生。

開口一番、彼女に私からは卒業論文ってこんな時期まで取り組んでいるんですか?との柔らかな、そしてチョット意地悪な質問をしました。

それに対しては、私のんびりしているんですとの返答でした。

 

当日は、彼女からの質問に対して私が返答するインタビュー形式でのやりとり。

私がその学生さんに力を入れて語ったのは、震災「語り部」についてです。

・当初は、被災された方々から仮設住宅で、震災体験を直接聞けることに価値があったこと。

・家族や家を失い孤独な老人たちは、車座になって、茶飲み会形式で高校生の訪問を喜んで受け入れていただけたこと。

・プロの震災語り部ではない普通の地元の人々からの震災経験談は、高校生たちの心に響いたこと。

 

しかしながら、復興が進んだ今は職業としての「語り部」が気に掛かるのです。

仮設住宅に暮らしていた多くの人々が、コンクリートで出来た複層階の復興住宅に住み人的な結びつきが弱まってきているので、当時と同じことはできません。

現在、南三陸の津波の被害を被った旧庁舎の震災遺構について語るガイドさんはハンドマイクを片手に持ちながら、スラスラと説明をされています。

団体旅行客が震災遺構に立ち寄った際のオプショナルツアーとなっていることがどうも私には気に掛かるのです。

かろうじて、多くの小学生が犠牲になった大川小では、その犠牲者の父親である元中学校教諭のSさんからの力の入った「語り」からは自然と涙が出てしまいます。

大川小と、本校の震災ツーリズム実施に協力的な元校長先生により商業的でないオリジナルな旅となっているので、現在まで旅が継続されていることをお話しさせていただいた次第です。

 

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『成人式と着物』

2024-11-12 07:07:07 | Weblog

先日、学生時代の親友のOSA君と会いました。

ドアの鍵は閉めたのですが掃き出し窓のロックを閉め忘れた私。

アパートに帰ると知らぬ間に彼が部屋に帰り布団を敷いて寝ていることがありました。

それぐらいに仲の良い間柄でした。

そんなOSA君が学卒後に就職したのは大手着物販売店です。

彼からは着物と5歳の子供用に羽織と袴を購入させていただきました。

彼との再会をきっかけに田中治彦さんの『成人式とは何か』を読んでみました。

 

さて、「成人の日」は1948年に制定されています。

現在の成人式が満20歳で行われているのに対して、民族としての成人布は13歳ないし15歳という若い年齢。

成人式が1948年制定と聞くと成人式と成人布が混同されているのではないかとも思われます。

1960年代の前半の成人の日の参列はスーツ、普段着、訪問着、振袖などが交じっていましした。

1967年頃に晴れ着ブームが始まったとノンフィクションライターの窪田順正さんが指摘されています。

1960年代の後半から晴れ着で成人式に出席する女性が徐々に増加しています。

1960年代から1980年代にかけては、国民所得も伸びました。

成人式の服装に費用をかけられる家庭も増加したために、成人式に参列する新成人は晴れ着を着るようになったのです。

つまり、晴れ着の販売がその時代に増加しているのです。

成人の日に晴れ着を着るブームを作り出したのは1970年に刊行された塩月弥栄子『冠婚葬祭入門―いざというとき恥をかかないために』であるとこの本では指摘されています。

同書には「親は成人式を迎える娘に晴着を贈って祝ってやる」の項目があります。

その累計販売約700万部のベストセラーとなったことからも、その本の影響が大きかったことが容易に想像できます。

 

1991年1月6日の日本経済新聞には以下のことが書かれています。

 

「卒業式に着る黒い羽織(PTA羽織とも言われた)がパタッと売れなくなり、あわてた生産地の新潟県十日町の業者が振りそでの生産に切り替え、大衆化路線に歩み始めたのが普及にはずみをつけた」とのことです。

 

静岡市呉服商組合の渡辺実組合長「成人式がなくなるかどうかは死活問題。

和服全体の売り上げは10年前より3~4割も減った」と述べられています。

呉服小売金額が1982年の約1.8兆円から2013年には3000億円と大幅に減少。

約30年間で6分の1にまで縮小。

そのうち約4分の1は成人式での売り上げだそうです。

いまだに晴れ着や着物の販売は減少し続けています。

成人の日がかろうじて、その売りあげ減少の歯止めとなっていますが、今後の人口減少を考慮すると減り続ける事には間違いがなさそうです。

 

それにしても、OSA君はいい時期に入社して、いい時期に会社を去っていると思った私です。

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『しっー』静かにして下さい。

2024-11-05 07:07:07 | Weblog

口の前に人差し指を立てて「シー」。

これは日本だけではなく、世界で通用するサインのようです。

つまり、「シー」は「静かに」の「し」ではないのです。

一説によると、「シー」は赤ちゃんが静かになる音。

検証してみたい気がしますが、泣いている赤ちゃんに「シー」をすることは難しそうです。

というのも「シー」を発した人は他の人から冷たい人と見られる可能性があるからです。

それでは、口の前に置かれる人差し指はどんな意味を持っているのでしょうか。

お口チャックであれば、人差し指は立てずに、口と平行に置けば良いようにも思われますが。

あるいは、手をパーにして口を隠すポーズをしても良いように思われます。

「なぜ、人差し指を閉じた口の前に立てるのか?」に対してあるアメリカ人の人文学者は推測されています。

その人差し指は「おしゃぶり」を表している。

確かに、グズっている赤ちゃんに「おしゃぶり」を咥えさせると静かになります。

高校生に対しても私は時に「シー」と言いながらこのポーズをとります。

中学生にも、高校生にも、大学生にも「あかちゃん」のような生徒や学生がいるんだと考えただけで、授業中の私語も気にならなくなる私です。

 

赤ちゃんはすやすやと寝ているだけで、カワイイですね。

高校生でも赤ちゃんのように授業中に寝てしまう生徒が時にいます。

見かけは高校生であっても赤ちゃんなのだと我に言い聞かせてはいますが業務上、寝かしておくわけにはいかないのです。

しかしながら、ある生徒はおこしても起こしてもすぐ寝てしいます。

その状態は、夜中中起きていた生徒のように一瞬にしての寝落ち。

あるいは何らかの薬を服用していて、その副作用。

当然のことですが寝ている生徒は定期考査の成績も芳しくありません。

授業中に私語している生徒に「おしゃぶり」を提供することで問題は解決しそうですが。

寝ている生徒への対応は大きな問題です。

というのもなかなか「自己責任」と言えないのが学校の置かれている状況だからです。

落第者を出すとその科目担当者の実力不足と捉えられ、補習講習というプラスの仕事が私に科されてしまいます。

さて、この問題をどのように料理しようかと思慮している私です。

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