芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『ブリスベンの一日』

2019-08-27 07:07:13 | Weblog

ブリスベンの一日

生徒がホームステイ中なので緊急連絡があった場合には直ぐに集合できる体制を整えて市内見学しました。

歩いた距離は二万五千歩。

ホテルが街の中心からかなり歩いた小山にあり交通機関も不便な場所。

歩いて歩いて歩き回りました。

気づいたのは博物館の男子用の小便用トイレは個室。

日本は男女兼用障害者トイレですが

男性用トイレは障害のある人も同じトイレでした。

それ以外の人が使うトイレが別にありました。

それらはLGBTを配慮したものと思われます。

また水不足の国なので小便器には水の流れを必要としないトイレ。

サウスバンクという人口の埋立地の歩道には熱帯の木々が植えられていました。

その脇には、リサイクルされた水が提供されているメッセージボード。

街の中心の両脇の商店街の中央部分は歩行者のみが歩く幅の広い大きな舗道です。

その中心部にはイタリアンレストランがあったり、ジューススタンドがあったり。

中心部には低めの段が設置されて音楽が演奏されていました。

今日はオーケストラの演奏。

二、三分歩いた図書館の側ではインドネシアの音楽が演奏されてインドネシアフードの売店も出展。

コミュニティーの祭り感満載でした。

街を歩いている観光客は中国人、韓国人、イタリア人、日本人と多くの国からの観光客が来ています。

今日はブリッジという市民マラソンも行われていてサウスバンクは活気に満ちていました。

街の所々にLess we forget のプレート。

砲台が残されていたり、戦死された方の名前があるプレートが設置されてもいました。

生徒も多くの事を学んだようです。

無事帰国となりました。

 

 

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『オーストラリア出張中』

2019-08-20 07:07:07 | Weblog

本日からオーストラリア

お盆期間は鬼怒川温泉でのんびりしました。

天気も悪いし、道路も渋滞。

ほとんど、何処にも外出しないで部屋に閉じこもっていました。

1日3時間、私に自由な時間を下さいとパートナーにお願いしてそれを実行。

ひたすら文章を書いては添削する毎日でした。

おかげさまで、やらなければならない文書作りをほぼ完成することができました。

胸につかえていたものが、とれたような気分です。

 

さて、本日から高校生約70名を引率してオーストラリアに行ってきます。

具体的には、オーストラリアのゴールドコースト側にあるタンガルーマ島です。

ゴールドコーストは、約30年前に結婚式をあげた場所。

タンガルーマ、一言で言えば、その島はリゾートアイランド。

島の自然の生態を学ぶことに加えて、イルカの餌付けもできるようです。

自然のような、人工的のような観光の島。

どうしても行ってみたいという気乗りはしませんが、仕事をしながらのんびりしてきたいと思います。

来年度は、別の行先であるアメリカのポートランドへ行ってきたいと思います。

 

先日、生徒を集めた最終の旅行説明会で数分話をしました。

それは、旅行先で平常と違うものや事を探し出して欲しいということです。

例えば、沖縄へいく生徒たちには

今回、実施する米軍住居へのデイステイを楽しんで欲しいということ。

米軍住居の窓ガラスは防弾かどうか調べて欲しい・・。

米軍住居の玄関ドアの厚さやどのような材料でできているかを調べてほしい。

米軍の基地内にある住居にステイした人と、基地外の住居にステイした生徒で、その違いを話し合って欲しい。

北海道に行く生徒たちには、

セブンイレブンでなく道民に人気のあるセイコーマートでしか売られていないモノを調べてほしい。

都内の建物と北海道大学の建築がどのように違っているかを調べて欲しい。

親と行く旅行ではなく、

友人同士で行く旅行ではなく、

高校生として行く旅行だからこそ出来る旅行があるはず。

今回は、旅のまとめを朝日新聞社が提案してきた新聞形式での旅行まとめにしていくことが決まりました。

新たなことをいれるのは、本当に大変ですが旅行後も一苦労してよいまとめ新聞を作成してみようと思います。

久しぶりにゼミ仲間の朝日新聞のKさんに連絡をしてみようかなと考えた私です。

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『台北への弾丸ツアー』

2019-08-13 07:07:07 | Weblog

 パートナーの誕生日だけは必ず家族が集合します。

それが年に1回の家族イベントです。

今回は2か月になる初孫も参加したので、自宅近所の割烹料理店で開催。

変な家族かもしれません。

1年ぶりに会う子どもとも対面。

パートナーへのプレゼントとして宝石のような「モノ」ではなく、

「コト」としての旅も加えました。

それは今回2度目の訪問となる台北への3万円代の格安パックの旅。

LCCを利用。

朝5時の羽田発便。

深夜の3時に出国審査、自宅出発2時。

機内2泊、現地ホテル2泊のまさに弾丸ツアーでした。

 

今回初めて、「十分(じゅっぷん)」を訪れました。

所謂、観光で町おこしをする見本となる様な「十分」です。

線路から2メートル位離れた両脇には多くの商店。

そこでは袋状の色付き模造紙が販売されています。

それは、四角いフナッシーのような形。

観光客はそれを150ドルで購入し、表の4面に願い事を筆で書きます。

その後、線路上に移動して、そのランタンを飛ばすのです。

次から、次へと飛んでいく大きなランタンは本当に幻想的でした。

それは日本の灯篭流しのような催し。

線路に立ち入ることは法律違反なので日本では実現不可能です。

現地では1時間に1回警察官が線路にいる観光客を線路から儀礼的に出していますが、

それはあくまでポーズ。

もっとも、日本では火のついたランタンを何百と空に飛ばすことは火災の可能性もあるので実施は難しそうです。

観光客を当て込んだランタン飛ばしですが、客としてはとてもリーズナブルな価格です。「線路の真ん中で火のついたランタンを空に上げる」という今まで体験したことのない貴重な体験となりました。

 

その他印象に残ったこと

1) 信号機

歩行者用の青信号があと何秒で赤になるかを示す秒数の減少

車道に設置されたドライバー用の赤信号があと何秒で青になるかを示す秒数

 

2) 早朝に大きな地震に遭遇

ホテルがギシギシとゆれていることを体感

ホテルが倒壊するかもしれないとの恐怖も感じました。

 

3) 台風が台湾を直撃

立っていられない位の強風でした。

帰国のために空港で搭乗手続きを始めたのが夜の9時半過ぎ。

何名かの飛行機会社の関係者が一人一人に搭乗予定便が飛ばなくなったキャンセル理由を説明されました。

その説明では、振替便は24時間後。

翌日の22時発便が設定されたとのことでした。

「エッ!」と思いながら、心を落ち着けました。

まずは、大手旅行代理店の現地緊急連絡先に電話しました。

すると、その返答は空港の案内所でホテルの相談をしてくださいとのこと。

それは、全くの期待はずれであり、こちらの望んでいた返答ではありませんでした。

急きょ、今まで泊ってきたホテルにもう一泊させてほしいことを懇願。

何とか承諾していただきました。

 

なんとか1日遅れで無事深夜の2時に帰国となりました。

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宮入恭平『ライブカルチャーの教科書』青弓社 を読んで

2019-08-06 07:07:07 | Weblog

 7月末に発行された『ライブカルチャーの教科書』を読みました。

さて、この本の最終頁には青弓社の既刊本が紹介されています。

『ライブハウス文化論』

『発表会文化論』

『ライブシーンよ、どこへいく』

ミュージシャンであり、研究者でもある宮入さんは青弓社からだけでもライブカルチャーについて3冊も関連書籍を出版されているその分野の専門家です。

ちなみに私と同様に宮入さんも渡辺潤先生の門下生です。

 

この『ライブカルチャーの教科書』は2011年に刊行された『ライブシーンよ、どこへいく』を大幅にリバイズされたもの。

最新のデータが提示されて、大幅に書き直しがなされています。

構成は

ライブカルチャーの全体像

第1部 視点

 メディア、産業、法律、政治、社会、アイデンティティ、教育

第2部 応用

 アイドル、アニソン、ツーリズム、ライブハウス、ストリート、フェス、レジャー

「アニソン」などは、私にとって未知の分野でもあり興味深く読ませていただきました。

「アイドル」の冒頭は西城秀樹についてです。

コンサート前日に「何か光るものを持参してほしい」という彼のラジオでの呼びかけに対して74年に大阪球場でおこなわれたコンサートにファンが懐中電灯を持参したこと。

そして、それが後のサイリウム(ケミカルライト)になったことが書かれていました。

それを知らなかった私はパートナーに自慢げにそれを話したところ、

彼女からは意外な反応。

ライターは危ないから、懐中電灯持参をお願いしたと秀樹が言っていたと・・。

真偽は分かりませんが、その時代、その時代にアイドルと共に生きた私たち。

西城秀樹について、やけに詳しいパートナーに驚かされたしだいです。

 

この本の「教科書」というタイトルやこの本が14章から構成されていることからも半期モノの授業での使用を想定したことが明らかです。

その時代を象徴する多くの情報が集められており、文体も読みやすいものとなっています。

教科書だけでなく、ライブカルチャーという分野に興味がある方々にお勧めの一冊です。

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