芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

わが家の『スーパー寅さん』

2021-02-23 07:07:07 | Weblog

2021年になってから予定外の突然の対応が多くなっています。

まず、断りづらい文書が添えられて所属する学会から論文の査読を依頼されました。

著者名は伏せられていますが投稿論文内容や参考文献で誰が書いたものかが容易に推測できました。

査読を依頼されること自体は私にとって光栄なことです。

実際に素晴らしい論文でしたが何度も何度も読み返してコメントを書かせていただきました。

 

不動産の売買

築30年以上の物件。

なかなか購入者は現れませんでした。

しかし、古家を解体することをこちらが了承すれば買いたいとの申し出が2021年になってからありました。

購入者が古屋を解体しようが、リフォームしようが解体費を購入者が払ってくれればこちらはOK。

契約前に不動産店の営業さんがわが家を訪問。

30年以上前の売買書類を揃えたり、登記簿を引っ張り出したりで疲れてしまいました。

ざっと、3時間ほど契約についての話。

加えて別日に不動産店での売買契約に2時間以上の滞在。

不動産屋にて購入者と販売者が顔をあわせて不動産売買に関しての書類にサインをしました。

 

家の子ども、「寅さん」のこと。

一年に1回か2回突然に自宅に現れ帰っていくので私は「寅さん」と心の中で思っています。

そんな寅さんから先日、突然のラインメールがありました。

「明日、家いる?お母さんも」

何のことかを確認するために電話をしたところ

結婚することにしたから、明日彼女を家に連れてきて紹介したいとの話でした。

私:「えっ」

「新居への転居は3月中旬とのこと」

私:「えっ」

「結婚式は盛大にしたいと思っている」

私:「バカ」

その他にも文字に残せないようなことも・・。

対面した日は何がなんだかわからないような日となりました。

結婚予定の彼女は、いたって普通の利発そうな女性でした。

なぜ、あのような普通の女性が我が家のスーパー寅さんにひかれたのか?

不思議でなりません。

Do for others!

結婚相手のことを幸せにして幸せな家庭を築いてくれることを願うばかりです。

 

 

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『子育てと孫育て』

2021-02-16 07:07:07 | Weblog

私にも子育て経験があります。

しかしながら、当時は自分自身の未熟さや生活していくことに忙しくて心の余裕を持てませんでした。

子育てを客観的に楽しむ余裕などとてもなかったのです。

 

当時、子どもを寝付かせるつける役割が多かった私。

絵本の読み聞かせや子守歌などを歌って寝かせたものです。

こちらも疲れていて、めんどうくさい時にはオリジナルの子守り歌もよく歌っていました。

♪恐竜ネロの歌♪

「ネロ!ネロ!寝ろ! 恐竜ネロは男の子・」

子どもたちは当時のこと、当時のネロの歌を記憶しているそうです。

 

私の子育てから約30年が経ちました。

同じ建物内には1歳の孫がいて週の半分はわが家に連れてこられます。

体力的には彼の世話をすることはとても辛いことですが、自分の子どもでないという気楽さと私自身の心の余裕もあり客観的に彼の成長を日々、観察することができています。

たぶん20歳前後の全く子育て経験のない学生では、子どもの成長についての講義を聞いたり、関連する本を読んだりしても完全には理解できないかもしれませんね。

 

「自我の目覚め」に該当しそうな事柄がいくつかありましたのでご紹介しましょう。

・「みかん」が大好き

みかんを見ると、満面の笑顔になり、「あかん」(ミカンと言えないようです)と何度もいって、指差しして皮を剝くようにお願いしてきます。

1人で3つも食べてしまいます。

 

・「麩菓子」が好き

先日、麩菓子を与えたところ大喜び。

でも彼は一気にそれを食べることはできません。

こちらが食べやすいように小さくしてあげたのですが、それを何度も床に落としてしまう彼。

落とすと同時に室内犬のトイプードルがそれを食べてしまいました。

その子犬に対して、「あー君の」と文句を言っている彼。

手に持っている残りの麩菓子にも飛び掛かってくる室内犬の反撃もありました。

それはまるで兄弟喧嘩をみているような光景。

彼は「あー君の」と言いながら逃げまどっていました。

・「やわらかいタオル」が好き

夜は必ず、やわらかいタオルの一方をしゃぶっています・

タオルをしゃぶる目的はたぶん指しゃぶりをしている姿を隠すためです。

そのタオルを子犬の背中にかけていたところ、「ア~君の」と声を出しておかんむり。

さっそくタオルをとりかえしていました。

 

成長を近くで見て観察することができる楽しさはありますが、一緒に公園まで散歩して行き帰りの時間を抱っこしてあげる辛さも日々感じている私でもあります。

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『在宅勤務と転勤』

2021-02-09 07:07:07 | Weblog

現在、緊急事態宣言が発せられ在宅ワークの呼びかけがされています。

実際にコロナ禍で在宅ワークは増加しているようです。

在宅者の増加で巣ごもり消費が増加していることも報道されています。

また、都心に近い郊外に引っ越す人も増えてもいるそうです。

なかには実家に戻る人も。

そのような傾向はあるとは思うのですが、依然として通勤電車は混雑したままです。

先日、勤務場所を選ばない働き方とは逆行する話を耳にしました。

それは「転勤」。

それらは両国から日本橋への転勤と大阪から九州への転勤の知らせ。

一方の場合には業務内容が外国為替に、もう一方は50歳半ばにしての見知らぬ地での勤務。

それらは定期的なローテーションありきの移動に他ありません。

ある意味、それはゼロからの再スタート。

つまり、求められている勤務がプロフェショナルでなくジェネラリストなのです。

まさに定期的な全国規模での単身赴任形式での転勤等の日本の特殊性を再確認した次第です。

 

さて、話は変わりますが私は子ども家族と同じ建物内に暮らしています。

そんな私の子ども、彼、の考えていることは良く分からない私です。

・日頃も「ゆっくり夕飯が食べたい」、「ゆっくりお風呂に入りたい」と理由で週の半分、孫を20時から1時間程度預かってもいます。

→私もゆっくりしたいのですが・・。

・「セダン車では子どもをベビーキャリーに乗せるにはたいへん。腰が痛くなる」との理由でエルグランドというワゴン車を購入したことを突然に報告に来る彼。

車庫証明を取りたいので記名捺印をせまる彼。

結局のところ彼へのパートナーの賛同もあり、私の二人乗りの軽自動車を鬼怒川の別宅に突然移動することになってしまいました。

 

先週も書いたのですが、想い入れのあった家を手放しました。

大切にしてきた黄色のオープンカーも帰宅時に見える場所にはありません。

年齢も年齢なので、これも「終活」のひとつかもしれません。

考えてみれば「人」か、「モノ」かの二分法で言えば、家も車も単なる「モノ」。

「モノ」について思いめぐらすよりも、自分の生活から「仕事」を抜いた時間。

つまり、今後の「コト」を今のうちから考えておく必要性を感じています。

温泉に毎日入ることが主な生活にならないように。

単なる時間の消費に終わらない為に。

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『卒業生への祝辞』

2021-02-02 07:07:07 | Weblog

ある高校3年生のクラス担任が卒業クラス文集を作るとのことです。

裏方の仕事をしている私は卒業生に対して祝辞を述べることもありません。

そんな私に対して私の誕生日を記憶していて、毎年祝いの言葉をくれる先生からクラスの卒業生に向けてのお祝いメッセージを書いて欲しいとの依頼を受けました。

あまりにも真剣なお願いだったので断る理由もなく承諾したしだいです。

下にあるのはそれに応じて書いたお祝いメッセージです。

―――――――――――――――――

さて、皆さん、卒業されると●●高校が「母校」になりますね。ところで「母校」っていったい何でしょうか?この校地にある校舎は何年経ってもその建物に懐かしさを感じるかもしれませんが、建物から感じる母校感は一瞬の懐かしさにすぎません。

母校とは高校生という多感な時に時間と場所を共有した級友や学内の友人たち、そして担任の永●先生、寺●先生、そしてその他の先生たちとの「結びの記憶」には違いありません。

ちなみに英語で母校はalma materですが、日本語訳にするとなぜか母校となり、「母」という漢字が入ってくる不思議さがあります。私は、音が同じなので「母校」は「母港」であるとの解釈をしています。大海原に出航した船は母港のことなど振り返ることもなく、その目的地に向けて突き進んでいくのです。

しかしながら、長期の航海においての船体の点検やケアが必要な時にはドック(母港)に入港しますね。人間も同じだと思います。人生において心が疲れたり、弱音を吐きたくなったりして高校生のあの頃に戻りたいという気持ちが沸き起こった時に癒しやケアを差し伸べてくれるのは母校なのです。

最後に●●高校の校訓は「勤労と創造」です。あなた方のクラスは校訓を前面に打ち出した創造力のある(creative)クラスとして設置されました。十週間のセブ島での英語特訓やNET(Native English Teacher)が副担任、そしてグローバルイシューという問題を探究して発表する授業などの影響もあり、あなた方は自らの色、自らの個性を表に出しながらも他者に気を配ることができる生徒集団であったと思います。これからもそのままの良さを生かしながら健康第一に努め、クリエイティブであってください。後悔しない航海を祈ります。

それではお元気で!

 

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