緊急事態宣言も解除され、オリンピックの聖火リレーも開始されました。
解除後も感染者数が毎日増加しています。
「聖火リレー」ではなく、「ワクチンリレー」にした方がよいのではないかと思う私。
先日、緊急事態宣言も解除されたので1年数ヶ月ぶりで墓参りをしてきました。
今回の墓参は、車を使わないで故郷を感じるひとり旅。
7時15分発の高速バスに乗車してバスタ新宿から清水に向かいます。
待合室は平日ということもありバス乗り場は、多くの若者たちでいっぱい。
乗車料金は片道2100円と格安。
バス車内はwifiが無料で使用できました。
若い女性が複数乗車していましたが、2席を予約して使用。
2席分の代金を支払っても、新幹線利用よりも確かにリーズナブルなのです。
所要時間は東京から清水までで約3時間。
目的地によっては新幹線を利用するよりも早く到着ができるので利用者人気が高いのだと思います。
東京を出て、初めて止まる永楽町(清水区)停留所で下車しました。
巴川沿いに歩いて墓に向かいました。
深緑色に濁った独特の匂いの巴川に懐かしさも感じました。
「大曲」にある墓地での墓参りを終えてから、追分羊羹を購入。
ちなみに追分羊羹は竹皮で包んで蒸された羊羹。
美味しいのですが、個別包装に難ありで食べるのに苦労する羊羹なのです。
「桜橋」まで歩いて「清水桜ヶ丘高校」から「入江岡」の親戚宅跡地を確認。
エスパルスドリームプラザに隣接する日の出桟橋から「富士山清水みなと45分クルーズ」に乗船しようとしたのですが、残念ながら3月中は休止でした。
そこまでで約2万歩を歩きました。
帰りは高速バスではなく、JR東海の普通列車を利用。
清水から熱海までは3両編成のローカル線に乗車しました。
車内での驚きは、若い女性車掌のアナウンス。
カタカナを読んでいるので英語のように聞こえる抑揚のない変なカタカナ英語。
車内でも何人かの乗客がニヤッとしていました。
新幹線は流暢な英語。
在来線になると2流の英語案内。
乗車賃に見合ったサービスではありますが、あれだったら録音された案内の方がましだと思った私です。
歩いて確認した清水の町は、私が知る清水よりも、さらに廃れていました。
日中歩いている人はいません。
日常の買い物をするのにも車が無いと生活できそうにもありません。
老後に清水で暮らすことも私の選択肢の一つですが、歳をとった人々には優しい(暮らしやすい)街ではないことも歩いて再確認した次第です。