芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『アナログ放送終了』

2011-07-26 07:07:07 | Weblog

先週末に夏休みに突入。

しかし今週、直ぐに夏期講習が始まってしまった。

約2週間の講習が終われば、

お盆を挟んでその後約10日間のオーストラリア修学旅行引率だ。

 

先日、テレビニュースを見ていて気になる事件があった。

それは、早稲田大学の大学院生がアメリカ大使館に

フランス語のメッセージ付きの酢が入った瓶を投げ入れたという事件だ。

男は容疑も認めたので、威力業務妨害の疑いで書類送検された。

書類送検、逮捕されていないので

実名報道は必要ないのかもしれないが

男が右翼団体に所属していることや

「沖縄の人はゆすりの名人」という

アメリカ政府高官の発言に対しての行動からも

沖縄にも踏み込めず、アメリカにも踏み込めずに

玉虫色の解決をしたことが伝わるニュースだった。

 

 ところで、7月24日はアナログ放送が終了した。

アナログ放送の終了の画面を見たさに

11時50分から注意しながら画面を覗き込んでいた。

テレビ番組表も再チェック。

あれだけ、NHKと民放が手を組んで

地デジを大々的にPRしてきたのだから、

11時55分位から

全局が同一の番組を流すのではないかと期待してしまった。

しかし、楽しみにしていた地デジカというキャラクターと

民放キー局アナが揃ってアナログ閉店の挨拶をすることはなかった。

(デパートの閉店のように・・)

テレビをアナログ番組にして、

12時ジャストになっても画面の変化がなかった。

青い画面を楽しみにしていたのに・・。

画面右上に「デジアナ」の表記が現れていた。

何それ?

そして画面下のテロップには、

2015年までケーブルテレビでは

デジタル波をアナログ波に変換して再送信を行いますの文言。

「知らなかった。」

ケーブルテレビ局も殆んどそれを知らせなかった事実に

小さな怒りも湧いてきた。

使用しているブラウン管テレビが使用できなくなりますよ・・。

使用しているテレビ番組録画機が使用できなくなりますよ・・。

○○できないという脅しによって、

新製品を買わなくてはいけないような恐怖。

次々に古い家電を新しい家電に買い替えることは、

高度経済成長時代に見た風景だ。

エコポイントの復活という話題を含めて、

あの時代の一過性の経済政策が非常に安易に思えてしまう。

三陸海岸に山積みにされている瓦礫と

不要になって山積みにされているテレビ。

瓦礫は海水につかって使用できないが

テレビはまだ映るのに廃棄されている。

エコがエセに思えてしまう。

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『藁関せず』

2011-07-19 07:10:17 | Weblog

放射能に汚染されたワラを食べた牛、牛肉は日本全国に出荷されてしまった。

その牛肉から高濃度の放射脳が検出されたことが問題となり、

連日ニュースの一項目になって報道されている。

福島原発から遠く離れた場所で、

山積みにされていたワラ。

それが今回の問題になるとは予想していなかったというのが、

大方のニュースのまとめ方である。

ダジャレ風に言えば、ワラ関せずということになろうか。

 

さて、突然ではあるが勤務高の野球部が東京都の地区予選を勝ち進んでいる。

先日の3回戦では大方の予想を覆し、

大学付属の伝統高を5回コールドで打ち負かしてしまった。

前回から東京都の高校野球の聖地である神宮球場での戦いがはじまった。

明日も神宮球場で4回戦の試合がある。

強制的に生徒を集めての応援はしないが、

積極的な応援要請プリントが全生徒に対して配布されていた。

暑くて外に何時間もいられるかどうか不安だが、

私も応援に行くつもりである。

今回の東京都予選は、春期大会が震災の影響で実施されなかったので、

いわゆるシード高が存在していない。

初戦から優勝候補どおしで、

実力高がつぶしあいをしているブロックもあれば、

ドングリの背比べの弱小チームが固まっているブロックも存在するのだ。

 

勤務校のグランドはテニスコート2面だけだ。

そこにサッカー、テニス、バスケ、バレー、バトン、

ダンス部等が時間と場所を分割して利用している。

そのように場所的に恵まれない高校が4回戦まで進むことはビックリである。

昨年まで河川敷の公営グランドを借りて、

週何回か練習していたが、

近隣からのクレームを理由に公営グランドから閉め出されてしまった。

未だにそのグラウンドは都立高校が使用しているようなので、

行政とのパイプの有無で使用不可になったのではないだろうかと推測してしまう。

野球部創設8年。

私立の女子高校から共学への転換。

男性を表象する硬式野球部の新設は、

女子校イメージを抹消してしまうのに必要不可欠であり最適なモノであった。

時にテニスコート二面の校庭で内野の守備練習をしていると、

すぐに近隣住民の方からクレームの電話がかかってくる。

クレーマーは学校だけでなく、

行政にもクレームを付け加えることを忘れない。

かわいそうな野球部は、声を出さないでイコー~。

と小声をだして、人工芝のグランドで守備練習をしているのである。

グランドがなく、

筋トレとイメージトレーニングが中心の野球部は明日も勝てるのであろうか?

奇しくも明日の対戦相手も元女子校である。

*残念ながら負けてしまいました。

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『代償吸乳行為』

2011-07-12 08:00:00 | Weblog

いよいよ定期考査も終了した。

採点も終了し、一人一人名前を呼び手渡しで答案を返却している。

「赤点!」などと暫くは低得点を他者に公表する気分の高まった生徒たち同士。

クラス内に同じ実力の同胞を求め、

 教室内の興奮状態は継続してしまう。

そんな時に、ふとD・モリスの書かれた親密生についてのある事を思い出した。

それは「静かに」「だまって」という意思を伝えるとき、

閉じた唇に人差し指を当てるしぐさである。

加えて、さらに「シー」と音を発して

うるさい他者に静にすることを促す行為だ。

 

モリスによれば閉じた唇は赤ん坊の口、

そして唇に触れる人差し指は母親の乳首である。

泣いていた赤ん坊も母乳を呑みはじめれば静になってしまう。

幸せそうにミルクを呑み続けるのである。

 

同様に、タバコを吸うことも「吸乳行為」であると書かれていた。

確かに、紙巻タバコの口径は乳首とほぼ同じであるとも言えるだろうし、

火のつけられたタバコから伝わってくる温もりは、

乳首の温かみと同様であると言えるのかもしれない。

 

デズモンド・モリス『ふれあい 愛のコミュニケーション』平凡社での

男同士が手を握りあう特殊な場面の記述が印象に残っている。

サッカーの試合前の国歌斉唱では、

選手が手をつなぎ会って国歌を歌う姿を目にする。

サッカーの試合中に得点をあげた選手と同僚が情熱的に抱き合うことは良く見る光景である。

加えて、ボクシングの試合では、

勝利のしるしに一方が他方の手を握って空中に高く上げてもいる。

簡潔に言えば、

これは、完璧な抱擁が男同士の間でも自由に行なわれていた名残りだそうだ。

約2000年前には、抱擁とキスは、

女同士の間や恋人でない男女の間でと同様、

男と男の間でも行なわれていたそうだ。

例えば、古代ペルシアでは、

身分の等しい男同士がお互いに口にキスするのさえ普通だったのである。

その後、都市における社会生活は人込みが増え、

人間関係も複雑さと乱雑さが増加。

1830年ごろに、最小限のボディータッチである握手が登場したことを知った。

 

次回の騒がしい授業では、クラス全員の生徒に「シー」の動作をさせた後に、

それが意味していると思われることを説明してみたいと思う。

きっと静になるか?寝てしまうか?どちらであろうか。

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『15%の節電 パートⅡ』

2011-07-05 07:07:07 | Weblog

いよいよ7月に突入。
 7
1日から37年ぶりに電力使用制限令が発令された。
 500
KW以上の大口利用でない小口の利用者にも

15%減の目標が呼びかけられている。
 
なんでも昨年比15%の電力削減を達成した家庭には
「達成賞」として協賛企業が提供した商品に応募が可能であり、
「空気清浄機、テレビ、パソコンなど」の電化製品がもらえるという。
 
節電に協力をすると

電力を消費する家電やパソコンが当たるかもしれないとは落語のようにも感じられる。

 
一昨日、地デジ対策に、書庫のある鬼怒川に行ってきた。
 
駐車場にとまっていた車の台数から類推するに客は多くはなかった。
 
紅葉の季節の週末や年末年始には、200台駐車可能な場所でもクルマを止めるのに
 
は一苦労するが、今回は例年よりも少ない客数だった。
 
夏休み前とは言え、経営は大丈夫だろうかと心配してしまう台数だった。

 
書庫に隣接するホテルには節電中の張り紙があった。
 
大浴場のサウナは22時~24時のみの2時間だけ利用可能。
 
ミストサウナは閉鎖中。
 
館内通路の照明も半減されていた。
 
節電は必要なことではあるが、
 
日常において、節電で我慢している観光客が行くというのに。
 
せっかくの休日を利用して非日常体験のために行く観光地なのに・・。
 
旅行先のホテルまでもが節電中となると客足はさらに遠のくのは目に見えている。
 
本当に節電なのか?
 
それとも電力消費量が多いサウナをこの時とばかりに便乗して休止しているのか?
 
何れにしても、ホテルにとって良い選択ではないような気がする。

 
さて、先日、私の勤務校は節電の対象になっていないことを記した。
 
先週は500PVを越える日が二日もあった。驚きである。
 
仮に、大学のように生徒たちを登校させずに家庭に解放したら電力量はどうなるだろうかを考えてみた。
 
ほとんどの生徒には自分の部屋がある。
 
当然のこととして、その子供部屋には専用のエアコンが設置されている。
 
学校に行く必要もなく、家にいることを余儀なくされた生徒たちはエアコンをつけないではいられないだろう。
 
仮に1000名の生徒がいた場合、暑さ対策の為に、
 
それぞれ自宅で1000台のエアコンをつけるよりも学校に登校して教室用の業務用エアコン25台で涼んだ方が、電力消費としては圧倒的に少なくなるような 気もする。
もしかすると、節電を目的に中学高校学校は夏休み中に補講や進学講習を行うことは、国家レベルで考えるとエコなのかもしれない。

しかし、定期考査が終われば、進学講習にそのまま突入していく。

 講習中の空き時間には来年の入試問題作成と大學過去問題の検証作業を進める予定だ。

さらにプラスプラス・・体力がもつかどうか今から心配である。

 

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