芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『被災地でのボランティア』

2014-05-27 07:07:07 | Weblog

被災地でのボランティア

 被災地に行き、ボランティア活動を通じて震災を身近に感じることが可能です。

今年の被災地への教育旅行は講演とボランティア活動の二本立てで実施しました。

メディアを通じて思い描いていた被災地の状況は、実際に現地に赴くことで震災を自分のものと感じることができたようです。

今回は学年生徒全員がボタンティア作業に勤しみました。

実際にこれらの作業はまだまだあるようですし、

何も無くなってしまったことを逆手にとって「資源」と考えて行動に起こす試みは素晴らしい発想だと思います。

多くの学校が現地に行って、今だからこそ体験できること(今しか体験できないこと)をぜひ体験して欲しいと願っています。

現地のボランティアガイドさんと交流してボランティア作業に汗をながすことは、多くの教師からのどんな言葉よりも重みがありますから。

 

(1)帆立貝つなぎ

山盛りの牡蠣の貝がらから平らの蓋ではなく窪んでいる皿の貝殻を探して、それらを集める作業を実施しました。牡蠣がらにホヤの幼生を付着させて養殖するそうです。

 

(2)スレート洗浄

瓦や硯(石巻の名産品)の原料になる薄い板のような素材である「スレート」を洗浄するという作業を行いました。作業としては

①スレートをたわしでこすって綺麗にする

②日光に当てて乾かす

③綺麗になって乾いたスレートを形状別に分けて保管する

 

(3)牡蠣殻浄化槽づくり

集落の裏手に掘られた穴に、竹や砂利、牡蠣殻の層を重ねていく作業です。

石を集めてリヤカーで運んだり、牡蠣殻をハンマーや石で砕いたり、地道な作業に打ち込みました。

 

(4)綿花の種まき

日本と気候の近いギリシャから種を取り寄せた綿花は津波で塩害を受けた畑でも栽培できるため2011年6月より栽培を開始しているそうです。畑に種まき用の穴をあけ、そこに3粒ずつ種を埋めていくという作業をさせていただきました。

 

(5)間伐した丸太の皮むき

集落の裏山に置かれた丸太を平地に運び、鎌などで皮むきをしました。

 

(6)看護学校訪問

震災当時は避難場所の小学校で多くの人々の救護に当たられた経験をお話していただき、(1)担架運び

(2)応急処置、(3) AED実習を通じて学生達からも震災当時の現実的な話を聞くことができた。

 

その他

① 材木の皮むき(木工) 

② 校庭の砂利を土嚢袋に詰め込む作業

③ 桜の植樹と腐葉土の運搬

 

以上です。

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『頭の中は「しぐさ」で9割わかる!』

2014-05-20 07:07:07 | Weblog

多胡輝監修「頭の中は「しぐさ」で9割わかる!」

この手の本は殆ど手にしないのですが、やる気の無い生徒を一瞬こちらに向けるための小道具として読んでみました。

職場関係者もこのブログを読んでいるようですが、同僚の○○や△△さんとは全く関係ないことをまず書いておきます。

 

・  「ストライプのスーツ」を着る人は、自己顕示欲が強い

日本では中小企業の経営者などがよく着ていますが、できるだけ自分を大きく見せたいという顕示欲が服装にあらわれている証拠だそうです。

 

・  「忙しい」が口癖の人ほど、忙しくない

自分の無能さに気づいて、それを悟られないようにしているケースだそうです。有能な人なら、周囲に押しつけるのは簡単な仕事だけ。逆に、何度の高い仕事ばかりおしつけるようなら、無能な人といえるそうです。

お疲れという言葉がけには注意が必要かもしれません。

 

・  話の途中で「ペンを落とす」人は、退屈だと思ってる。

 ここぞという時に一度、試してみたいと思います。

 

・  「大きなバッグ」を持ち歩く人は、気が弱くて神経質

バッグの大きさは不安の大きさに比例しているそうです。

 

・  自分の失敗を自分でかばう人は、「エリート意識が強い」

「よくここまでやれたと思う。大健闘だな。もともと、うちなんかのレベルじゃ、とても契約まではできない話だっただろうね。なのに、とにかく最終選考まではこぎつけたんだから」

心理学では「甘いレモンの理論」というそうです。エリート意識が強く、他人に認められたいと願う「承認欲求」が強く、認められない場合には全て相手が悪いということにしてしまうそうです。

 

・  部下と「同じファッションをする」のは、のけ者にされたくないから

相手と同じ服装をすることで、「私はあなたに同調しています」と伝えることも可能だそうです。

 

・  ポケットに手を入れて話す男は、「嘘をついている」

そんな人いるかな?いるいる。

 

・  口癖にあらわれる、その人の「本性」

話の中に難解な四字熟語や外国語がたくさん出てくる人は、自分の心の弱点を守る盾のかわりにことばをつかっているそうです。

 

どの職場にもいるあの人、この人のことを言っていように感じます。

いかがですか?

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『被災地への旅』

2014-05-13 07:07:07 | Weblog

先週、生徒を引率して東北の被災地を訪問しました。

2012年5月に学年生徒約400名を引率してからの旅行以来の被災地への旅です。

今回は高2、高3とも同じ場所への訪問となりましたので、

結果的に本校だけで新幹線を貸し切りにして仙台に向かいました。

貸し切りは本当にありがたい対応です。

一般客から「うるさい!」とクレームを言われることも多々ありますので、

それが無いだけ本当にありがたいことでした。

通常は、生徒と一般客との間の席には教師が座り、

勝手な通行をして遊ばない指導や、

うるさくしない指導をすることがないわけですから・・。

 

一昨年は、被災地に「行くことに意味がある」。

「行くことで、生徒が学ぶことが多々ある」ことを学内で訴え学校長の許可を頂いての旅を実現しました。

今年は、「行って繋がる」。

「現地に行く事で311の震災を深く理解する」ことを目的に旅行の計画をたてました。

今回の目玉は現地高との交流でした。

加えて、地元県立高校のS校長先生から震災について講話していただきました。

宮城県立高校の校長が、東京の私学の生徒に対して講話をすることは異例のことです。

今回は公立、私立の壁をこえての実施です。

S校長先生にはわざわざ県教委の許可をとってまでして、講演をしていただきました。

2012年から3年連続で石巻・南三陸地区を学年単位で被災地訪問している本校は、

非常に珍しいそうです。

そんな生徒に対して、体験ボランティアを含めた旅行計画案にもご助言いただきました。

S校長の話は実体験に基づくものでした。

311では、何名かの在校生や入学予定の生徒も命を落とされたそうです。

当初避難所指定されている学校ではなかったが、

地元住民が次々に避難してきて

急遽、避難所に指定されたそうです。

体育館に暖房設備があると、規定で体育館とは呼べずに講堂と呼ぶそうですが

その講堂には番号で管理された約700名のご遺体が安置されたそうです。

また、他の校舎は避難所として寝る場所、食べる場所として使用されたとのことでした。

石巻専修大学をお借りしての約1時間の講演でしたが、

生徒はしっかりと緊張感をもってS校長の話に聞き入っていました。

本当にありがたい思いでいっぱいです。

その他に、専修大の教授から津波発生装置を見ながら津波のメカニズムもご講義いただきました。

また、311に家ごと8キロ川を流されたが奇跡的に一命をとりとめたAさんの話も伺いました。

 

午後は、ボランティア体験をクラスごとに実施。

数名ですでに切り倒された丸太を山から下ろしたり、

丸太の皮をはいだり、

丸太を切ったりの経験もしたそうです。

 

生徒はほんとに良い体験が出来たと思います。

S校長は、講話の時に真っ赤な上下のウインドブレーカーを着用されていました。

それは、311からそれ以降の震災対応の時期に、

自らの気持ちを奮い立たせる為に着用した赤いウエアーとパンツだったそうです。

当日は、そのコスチュームでご講演いただきました。

伝えようという気持ちが、びしびし伝わってきました。

感謝のことばも見つからないほど、ありがたい対応をしていただきました。

感謝、感謝。

以上です。

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『ゴールデンウイーク中の仕事と遊びダック』

2014-05-06 07:07:07 | Weblog

「文化系」学生のレポート・卒論術

コミュニケーション・スタディーズ

私も分担で書かせていただいている上記2冊が増刷となりました。

すでにご購入いただいている皆様、誠にありがとうございます。

まだの方は、出来るだけ早くご購入いただければ幸いです。


さて、学校で働く私にとっては例年の当たり前の仕事。

しかし、外部からみたら意外に思われる仕事を紹介しましょう。

<英検の申し込み受付>

 6月に実施される今年度第一回の英検申し込みが先週実施されました。

約400人の生徒たちが学校経由で英検の申し込みをしています。

学校で申し込みをする理由は、書店経由よりも学校経由の申し込みの方が400円安くなるからです。

当日の私の仕事は受験料のチェックでした。

生徒が受験票と現金を英検臨時受付窓口に持参するので私はそこで待機。

準2級受験の場合は4100円(通常4500円)が封筒に入っているかどうかを1時間に渡ってチェックすることでした。

金勘定をしていて感じたことは、「免許状ビジネス」についてです。

大学受験においてAO、推薦でも有利に働く英検。

2級は、首都圏のMARCH大学とほぼ同じ位の問題レベルと言われている英検です。

いったん、社会的に認知されると毎年、毎回ある一定数の受験者がいる英検。

うまいビジネスだと思ったしだいです。

 

<歯科検診のお手伝い>

 学校健康保険法によって6月30日までに健康診断を行なうことが義務づけられています。先週は歯科検診が実施されました。

私たち職員は歯科医師の補助としての業務を授業準備時間に仰せつかります。右上奥歯7番から左、そして左下から右に向かってチェックが成されるので、それを用紙に書き留めるのが私たちの仕事です。

7番CO、6番△・・。

昨今の傾向ですが、

医師が検診状況を生徒に告知する際に、

歯列矯正を進めることが多くなったと感じています。

理由は不明ですが

歯並びが悪い生徒が多くなったのか?

研究で歯列矯正のメリットの多さが証明されたのか?

または、過剰な数の歯科医師への仕事創出か?

歯科医師4名で2日間の検診でした。

 

<鬼怒川温泉そばの湯西川温泉>

ゴールデンウイークには人混みの中、

鬼怒川温泉の別宅にて休養?をとりました。

今回は湯西川ダム湖を水陸両用車で見学するという1時間半のツアーを体験。

ひとり3000円で、湯西川ダムの地下設備の見学と

いすゞ製8000万円の水陸両用車でそのダム湖を見学しました。

湖面では時速4キロ、道路では時速90キロ程度で走行できる船?車。

運転手は船舶2級と大型2種がないと運転できないとの話でした。

ツアー感想は・・。

湖にちゃぽんと入って15分くらいかけてダム湖を一周。

ただ、それだけでした。

選挙カーのような改造トラックには窓もなく、

陸上を走ると「耐えられないぐらい寒かった」が実感です。

「なんだ感、がっかり感」を強く感じたので、

もう二度とそのツアーに参加することはないと思います。

このイベントの企画会社は「ダックツアー」です。

なるほど、私たちはダックツアーの「カモ」だったと納得したしだいです。

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