さて、先日、初めて桜美林大学に行きました。
町田キャンパスとはなっていますが、最寄り駅は「町田」ではなく「長津田」。
「長津田」駅を降りてすぐのロータリーには大学への循環バスが10分おきに出ていました。
昼頃のバスに乗車したのですが、バスは多くの学生でほぼ満員。
大学に到着するのに自宅から約1時間半。
移動だけで疲れを感じた私でした。
アメリカにある大学のように塀がない大学。
こじんまりした大学ではありますが、開放感も感じるような校舎で構成されていました。
久々に学食で昼食を食べようと思っていたのですが、13時半過ぎには既に閉店。
学食や学内の喫茶店は終日オープンしていると思いこんでいたので、大学によってそれらの運用の違いがあることに気づきました。
さて、今回、桜美林大学を訪問した理由はそこで内のパートナーが非常勤で勤務しており、その授業の50分を使って講義して欲しいとの依頼があったからです。
具体的な講義内容は、「実際に中高の体育の教員になる学生たちと一般企業に就職はするが教員免許取得に励んでいる学生に向けて、現職教員から学校の今を語って欲しい、学生をやる気にさせて欲しい」とのなんとも曖昧な、そして難しい依頼でした。
結局、久々に大学生に向けて語りたいとの気持ちが勝り、依頼を引き受けました。
教室にはパソコンが常備されており、それにUSBを指すとパワーポイントが投影されました。
講義の冒頭では夫婦で同じ仕事場に立つのは自営業者か、それとも漫才師か?との一言で彼らの注意を集めて、あとは準備したパワポのスライドをもとに一気に話を進めました。
授業の途中で、貧血で倒れた学生がいて一時中断しましたが語りたいことは全て語れたと思います。
クリティカルな内容を入れ込んで授業を進めることの方が私の好みなのですが、今回はそれを極力抑えました。
「教員の仕事はいいよ!」「社会人経験をした後でも教員もいいかもよ」
教員でなくてもスポーツが好きで教員免許も有しているあなた方であれば、地域でのスポーツ伝道師として活躍して欲しいとの言葉で締めました。
パートナーの授業も初めて見学できて、記憶に残る1日となりました。