芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『アサーション』

2017-02-28 07:07:07 | Weblog

アサーションを調べてみました。

Assertionとは主張、断言や自己主張, 自分の意見をはっきり述べること。

心理学で言う「アサーション」は人間関係の持ち方を言うようです。

ある心理学者は人間関係の持ち方を3つに分けています。

1 「攻撃的」(アグレッシブ)

   自分のことだけ考えて、他者を踏みにじるやり方

2 「非主張的」(ノンアサーティブ)

   自分よりも他者を常に優先し、自分のことを後回しにするやり方

3 「アサーティブ」

   自分のことを考えるが、他者をも配慮するやり方

 

例えば、レストランで注文した場合。

「攻撃的」な人は怒鳴り、要求を通す人。

「非主張的」な人は何も言わない人。

「アサーティブ」な人は品物を変えてほしいと丁寧に頼む人。

攻撃的な人との違いはまわりの空気を悪くしないことと言われた相手の気分を害するかどうかということです。

 

一般的に言って、誰が考えてもアサーティブの方が良いと思いますし、

誰もがアサーティブな行動をとっていると其々の人は思っていると思われます。

しかしながら、学校という職場はいくぶん攻撃的な人が多いのかもしれません。

複数名の過剰に攻撃的な人と非主張的な多くの人々。

そして、目立たない少数のアサーティブな人びと。

組織は攻撃的、非攻撃的、アサーティブの構成割合で組織(職場)の雰囲気が変わるのかもしれません。

 

攻撃的な言動をする人の特徴として、

「強がり」、「無頓着」、「他者否定的」、「操作的」、「自分本位」、「相手に指示」、「優越を誇る」、「支配的」、「一方的」、「責任転嫁」。

どうも、彼らはその場の主導権を握ろうともします。

しかしながら、上記のような傾向もあるのですが、

彼らは過剰なる承認要求も強いようです。

つまり、孤立を恐れて、愛情飢餓に陥っているのです。

このように攻撃的な人びとが増殖すると、その他の他者は必然的に非攻撃的なる行為として黙り込んでしまうのも当然です。

 

さて、自己分析として私はアサーティブであると思っています。

しかしながら、他者の判断は非攻撃的に黙っている人に見えているかもしれません。

アサーティブは人間関係の取り方とすれば、まさにこれもコミュニケーションにほかなりません。

さらに、アサーティブについての理解を深めていきたいと思います。

 

 

 

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『愛犬グミ』

2017-02-21 07:07:07 | Weblog

犬を飼ってから1年が経過しました。

 

我が家はトイプードルを飼っています。

「愛犬」の名前は「グミ」。

名付け親は私でした。

その子犬が我が家に来た当時、3名の家族構成。

たまたま全員が教職関係の仕事についていたことを勘案。

そこで閃めいたのが「組」とう漢字でした。

いわゆる2年3組というようなクラスです。

「組」からクミ。

クミは人の名前に使用されることもあるので「グミ」。

“me”(ミー)と”good”(グッド)。

英語的には変ですがグッド・ミー。

さらに食べ物のグミは聞き慣れた音。

よって「グミ」に決められた次第です。

 

1年前、我が家にやって来た時は2キロ台の重さのメスの幼犬でした。

高級ペットショップに売られている血統書付きの犬のように小さいままと思っていたのですが・・。

現在は4キロを超えています。

夜店で買って来たピンクのヒヨコが成長して白い鶏になったような気分です。

我が家のグミは私が目覚めて、朝食を食べていると膝の上に乗って来ます。

しばらくすると、

グミの体がだんだん温かくなり、

そのまま安心してまた寝込んでしまいます。

子どもが幼少の頃、こんな感じの重さや温かさであったことを思い出してもいます。

 

偶然にも職場の2名の同僚のお宅もトイプードルを飼っています。

その両家ともいわゆる室内飼い。

トイレも運動も全て屋内だそうです。

よって外の世界は動物病院に行く時だけだそうです。

我が家のグミは散歩に出ないと排便しません。

そのように育ててしまったのかもしれません。

暑くても寒くても基本的には毎日、排便を目的に散歩に出ています。

さらにできるだけ週に一回は都立公園内にあるドッグランに行きます。

追いかけたり、追いかけられたり。

匂いを嗅いだり、嗅がれたり。

ドッグランから帰ると必ず自宅の浴室でシャンプー。

その日は夜の早いうちからリビングのお決まりの場所で爆睡状態です。

 

犬を飼って思うことは、犬は本当に頭が良いと言うことです。

毎日、私が仕事から帰宅するとシッポを取れんばかりに振り回し、

私の所に走って来ます。

今まで、家族の誰もグミほど私の帰宅を喜んでくれなかったのに。

嬉しい限りです。

休日に外出着に着替えるとグミは犬用のキャリーバッグに自ら入ってしまいます。

夜も私がグミ向かって「ねんね」と言うと自ら床につきます。

生きて行くために飼い主に好かれる術を知っているようにも感じられます。

愛犬とはまさに的確なる言葉です。

グミはこの1年で我が家の一員となってしまいました。

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「面倒見がよい大学」とは何?

2017-02-14 07:07:07 | Weblog

Juwatゼミの博士課程院生Yさんのfacebookへの書き込みを読みました。

それは東京経済大学が面倒見が良い大学として20位にランクされたという内容。

Yさんのように卒業論文作成における留学生への日本語サポートやTAとしての働き方により「面倒見がよい」と評価はされたとのではないかと捉えるのも当然かもしれません。

 

しかしながら、いったい「面倒見がよい大学」とは何なのでしょうか?

D社によると「面倒みがよい大学」の根拠は全国700高校の進路指導教諭へのアンケート調査がベースだそうです。

具体的には「面倒見がよい大学」を5校あげてもらい、

最初の大学を5点。

最後の大学が1点。

それで計算し出された数値をもとに並び換えられたイメージ調査データなのです。

はたして、それは「客観的なデータといえるでしょうか?」

 

アメリカの大学で実施されているように大学に在籍している全生徒に対して公的な「満足」調査が行われているわけでは決してありません。

繰り返しますが高校教諭が感じる大学に対してのイメージ調査なのです。

四季報、東洋経済、サンデー毎日などに掲載される大学関連記事の殆どのデータソースは「D」社からのモノなのです。

加えて、各紙に掲載される記事の多くはD社のYさんが書いていることも記事に記載されています。

 

私が考えるに、データ加工の仕方によっては意外な大学を抽出してランクインさせることも可能だということです。

 

例えば、

・就職に力を入れている大学

・教育力がある大学

・グローバル教育に力を入れている大学

・研究力が高い大学

・改革力が高い大学

・小規模だが評価できる大学

・入学後、生徒の満足度の高い大学

・入学後、生徒を伸ばしてくれる大学

・生徒に勧めたい国公立大学

・生徒に人気のある大学

 

適当なカテゴリーを設定してできるだけ多くの大学をランキングする手法。

なんらかのカテゴリーにランキングされた地味で知名度のない小大学はプチ喜びです。

広告記事ではない形式をとっているので記事内容を完全に信じてしまうYさんのような人は多いと思われます。

その記事が掲載された雑誌には該当大学、特に私立大学は広告を打こと間違いなしです。

さらにネットにはバナー広告を出すことも考えられます。

 

そもそも広告をうちたい大学の希望に沿うように、該当大学がランクインするような設問が設定される場合もあるはずです。

 

今回の総まとめです。

「面倒見がよい大学」にランキングされたことを単純に喜んではいけないということです。

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『大学の戦略的マネジメント』を読んで

2017-02-07 07:07:07 | Weblog

今週は学会の分科会活動として大学○○社を訪問予定です。

この会社はサンデー毎日などの週刊誌に高校ごとの大学合格状況などの情報を提供している会社です。

 

この会社への訪問前に事前学習として『大学の戦略的マネジメント』を読んでみました。

 

・  アメリカでは、National Survey of Student Engagement(NSSE)という独立の非営利期間が、政府から財政援助を受けて、ほぼ全ての大学の学生に対してアンケートを実施してその結果を公表している

登録した大学1校ごとに、学生の満足度調査を実施し、同じタイプ・規模の複数の大学の平均値と比較した分析結果も提供されています。

日本の大学に関しては根拠のないような評価やステークホルダーによる偏向した書き込みが多々みられます。

公正な指標が偏差値ランキング表だけでは在学生の満足度などを見ることはできません。

日本版も是非作成してほしいものです。

 

・  筆者は大学教育というサービスをABCサービスで構成されると言います。アフターサービス(A)、ビフォアサービス(B)、カレントサービス(C)在校生に対して教育を施すだけでなく、これから大学に入学してくる生徒に関するサービスと、卒業生に対するサービスの重要性。

日本の大学、母校TKUの場合ですが、卒業生へのお知らせは125周年の寄付金のお願いのようなものばかりです。

箱根駅伝には出れない・・。全国的に有名なクラブ活動もない・・。

卒業生との繋がりを持とうという企画もあり来たりのもの・・。

まだまだ、課題が多いように思われます。

 

・  →お金で買えないモノである大学のブランドイメージ、ノウハウ、独特のカルチャーは他大学との差別化において重要なものと思われます。

 

・ビール業界と大学

1970〜80年代にかけてアサヒビールは市場シェアが低下。

営業側は「製品自体が今ひとつだからだ」と主張。

製造側は「広告やタレントの起用を含む現在の販売戦略が時流に合っていないからだ」と反論したそうです。

大学経営において定員割れは提供している教育の質自体に原因があるのか?

それとも学生集めの活動に問題があるのか?

ビールと同じように考えられると筆者は言います。

アサヒビールは「お客様が飲みたいビールを追求」することでシェアを拡大。

大学経営においては“学生や学生の父母”と“産業界”が望む大学像を実現することとまとめられています。

 

上記の内容も含めて、ざっくばらんに出版社の方とお話をしてきたいと思います。

 

 

 

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