アサーションを調べてみました。
Assertionとは主張、断言や自己主張, 自分の意見をはっきり述べること。
心理学で言う「アサーション」は人間関係の持ち方を言うようです。
ある心理学者は人間関係の持ち方を3つに分けています。
1 「攻撃的」(アグレッシブ)
自分のことだけ考えて、他者を踏みにじるやり方
2 「非主張的」(ノンアサーティブ)
自分よりも他者を常に優先し、自分のことを後回しにするやり方
3 「アサーティブ」
自分のことを考えるが、他者をも配慮するやり方
例えば、レストランで注文した場合。
「攻撃的」な人は怒鳴り、要求を通す人。
「非主張的」な人は何も言わない人。
「アサーティブ」な人は品物を変えてほしいと丁寧に頼む人。
攻撃的な人との違いはまわりの空気を悪くしないことと言われた相手の気分を害するかどうかということです。
一般的に言って、誰が考えてもアサーティブの方が良いと思いますし、
誰もがアサーティブな行動をとっていると其々の人は思っていると思われます。
しかしながら、学校という職場はいくぶん攻撃的な人が多いのかもしれません。
複数名の過剰に攻撃的な人と非主張的な多くの人々。
そして、目立たない少数のアサーティブな人びと。
組織は攻撃的、非攻撃的、アサーティブの構成割合で組織(職場)の雰囲気が変わるのかもしれません。
攻撃的な言動をする人の特徴として、
「強がり」、「無頓着」、「他者否定的」、「操作的」、「自分本位」、「相手に指示」、「優越を誇る」、「支配的」、「一方的」、「責任転嫁」。
どうも、彼らはその場の主導権を握ろうともします。
しかしながら、上記のような傾向もあるのですが、
彼らは過剰なる承認要求も強いようです。
つまり、孤立を恐れて、愛情飢餓に陥っているのです。
このように攻撃的な人びとが増殖すると、その他の他者は必然的に非攻撃的なる行為として黙り込んでしまうのも当然です。
さて、自己分析として私はアサーティブであると思っています。
しかしながら、他者の判断は非攻撃的に黙っている人に見えているかもしれません。
アサーティブは人間関係の取り方とすれば、まさにこれもコミュニケーションにほかなりません。
さらに、アサーティブについての理解を深めていきたいと思います。