芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

野村駿『夢と生きるーバンドマンの社会学』(岩波書店)を読んで。

2024-02-27 07:07:07 | Weblog

野村さんとは神楽坂の喫茶店「すーぱーみるく」で行われていた勉強会で何度かお会い、お酒をともに飲んだことがある関係です。

そんな野村さんは活動的な方で勉強会が終わると夜行バスで名古屋に帰ることもあるような活動的な人物です。

数年前まで、野村さんは名古屋大学で内田良先生の指導を受けている院生でした。

彼が書いた博士論文を加筆、修正して最近発行されたのがこの本です。

売れることを夢見るバンドマンの夢追い、バンドを続けていくことの葛藤、ライブハウスで演奏するバンドの実態、そしてバンドの解散。

それらが複数のバンドや複数のバンドマンへの長年の聞き取り調査をもとにバンドマンたちのメンバー間の繋がりや葛藤が会話分析から描き出されている作品となっています。

とても時間のかかる地道な作業であったことを感じさせてくれます。

バンドマンの実態を知りたい人はもとより、グループを作る、グループを解散する際の明らかにされた心理は、インタビューが例示された社会心理学の教科書を読んでいるようでもありました。

ぜひとも、そのような分野に興味をもっている方にはおすすめの一冊です。

 野村さんがこの本を書くにあたって「夢追い」を定義されています。

「多くの子ども・若者が生業にしたいと考えながら、学歴に担保されるような制度かされた職業達成経路を持たないために、実現可能性が低いとみなされている職業に就くことを目指して行われる行為の総体」。

夢追い型進路形成が「正規のルート」から逸脱した人生経路であり、フリーターなどの不安定な移行を伴うと。

私はあと残り2年間となる勤め人です。

「夢追い」をすることもなく、ひたすら勤めてきた「夢老い」からすると考えされられることが多々ある作品でした。

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『すきなテレビ番組について』

2024-02-20 07:07:07 | Weblog

よく視聴するテレビ番組は週に数番組です。

・日曜日の5時はMXで放送している「探偵ナイトスクープ」。

「探偵ナイトスクープ」の面白さはなんといっても笑いです。

くだらないと評価されそうな事にチャレンジする依頼人とそのサポートをするレポーターのやりとり、そして依頼をやり遂げたあとの安堵とそれに付随しての笑いは我々視聴者のストレス軽減をしてくれています。

 

・日曜日の21時からはテレビ東京の「家ついていっていいですか?」。

これは毎週放映されるわけではなく、不定期に放映される番組です。

放映の開始時刻も8時半だったり、9時だったりと開始時刻も模索中のようです。開始時刻についてはNHKの大河ドラマの終了を待って、そこから「家着いて行って・・」の流れを期待しているようにも思えます。

それぞれの人にそれぞれの物語があるように、この番組でも家についていってから家の住人に深くインタビューしていく番組です。

住人にお酒が入っていることも多く、自宅だからこそ、思わず出てしまう筋書きの無い不幸話や苦労話には思わず聞き入ってしまいます。

 

・火曜日の19時からは日テレの「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」。

これは店主が主体である筋書きのないドキュメンタリー番組です。

不景気ということもあり、他局ではギャル曽根の大食い番組なども放映していますが、この番組は大盛りご飯を提供する食堂の紹介を店主の性格なども盛り込んで番組を構成していることに、番組の目新しさがあるのだと思います。

この番組で紹介されたお蕎麦屋さんに一度だけ行ったことがあります。

行列はものすごく出来ていました・・。

量はすごく多く、味は並な店。

歳をとると、量はほどほどで、味が良い店の方が良いと思える自分がいます。

 

クイズ番組はどちらかといえば好きではありません。

特に、出身大学を看板にしたタレントたちがクイズに出そうな問題を答えあうような番組は大嫌いです。

加えて、昭和時代を振り返るような歌番組やクイズ番組も好きではありません。

テレビ番組に「振り返り」は必要ないと思ってしまう私です。

有料番組を今年は契約しようかと思います。

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(仮称)『山川先生の退職』

2024-02-13 07:07:07 | Weblog

今年度末で山川先生が定年退職されます。

彼と私は年齢が近く、私は入校依頼、親しくさせていただきました。

私は山川先生のことを「山ちゃん」と呼ばせていただいています。

彼はアナゴが大好きなので、私は彼を揶揄って「アナゴマリア」先生とも呼んだ時期もありました。

敬虔な彼はC央大学法学部出身です。

すごいですね私が言うと僕は政治が専門だからと昔から偉ぶったりしない穏やかな先生です。

そんな山ちゃんは20代の頃、我々若手教員のリーダーでした。

彼の提案で、若手教員の誕生会も毎月のように実施されました。

OJ駅そばや池袋周辺での誕生会の実施では、ますます我々の視野が狭くなってしまうというのが当時の彼の口癖でした。

そこでインターネットの検索エンジンが無い時代に銀座、原宿、新宿などのシャレオツな店を持ち回りで探したものです。

めったに行かない都心でのパーティーは長時間にわたり、時には終電がなくなるまで騒いで翌日の授業をしたことも記憶しております。

彼は敬虔なクリスチャン。

海外修学引率としてオーストラリアへ行った際の自由時間には彼に連れられて、ゴールドコーストの教会礼拝にも参加させていただきました。

共に歌い、帽子が廻ってきたら寄付もさせていただいたことは良い思い出です。

彼には教会を通して知り合った仲間たちが日本国外にも多数いらっしゃいます。

ブリスベンの街を彼と探索している時には、教会繋がりの知人に街中で声をかけられました。

オーストラリアのメルボルンへの修学旅行では自由時間でメルボルン大学に彼と行った際に彼の知人がメルボルン大学に留学中だという話をしている時に彼の目の前を歩いていたのは彼の知人でした。

海外引率中の何度かの不思議な出会いに驚かされたものです。

2つ先輩の山ちゃんですが、今後の健康とご多幸をお祈りしたいと思います。

そんな山ちゃんに対して来月、池袋でこぢんまりと送別会を実施いたします。

追伸、山ちゃんに加えて、清水先生と峯さんも退職されます。

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『マイブログ』の振り返りと課題

2024-02-06 07:07:07 | Weblog

2007年3月から始め、2024年の今まで継続しているブログについてです。

内容はともかく、16年以上に渡って毎週1回、毎回1000文字の記事をアップしてきている自分をまずは褒めてあげたいと思います。

さて、一度アップしたブログを今までは読み返すことを一度もしてこなかった私です。

かつてJUWAT先生から1年分まとめて冊子にしたらどうかという助言もいただいたことはありましたが、忙しさを理由に書いたままにしてきた私です。

そんな私ですが、今まで書き溜めたものを編集して一冊にまとめてみようと思っています。

その理由は40年以上に渡って勤務したきた学校での仕事もあと2年で終わりです。

2年後の3学期、2026年3月、私に対して職場の友人・知人は前例に則って「送別会」を開いてくれるのではないかと思われます。

やっとで辞めてくれるという「追い出し」も含めて・・。

その会での返礼品として1000円程度のクッキーなどをいただくのですが、それに代えてブログ集をお渡しするのはどうかと考えた次第です。

それを受け取る側からしたら、興味の無い冊子をもらっても迷惑かもしれません。

私の自己満足というのは重々承知しているのですが、100人位の人々に渡すために冊子を複数印刷するかは別として、一冊にまとめてみたいと切に思っています。

ブログの内容は「読後感想」、「ホンダビート」、「鬼怒川温泉」、「学校行事」、「介護問題」、「社会問題」などでした。

このままでは内容が多岐に渡って読者に伝えたいことが散漫になってしまいますから、読者を教育関係者を想定してまとめてみようと思います。

現在まで書いてきたテキスト文字数は1,053,947。

ページは1806ページにも及びます。

ほとんども文章が書いたままの雑文です。

うまく、まとめられるかどうか分かりませんがチェレンジしてみたいと思います。

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