芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

「マスダ」

2010-08-31 14:13:29 | Weblog
 ある年齢以上になると、代謝が悪くなり太りやすくなると言う。
私に限ってそんなはずは無いと高をくくっていた。
食べる量も変えず、運動も特にはしていなかった。
そんな怠惰な私に、ついに「つけ」が回ってきた。
近頃とってもズボンをはくとキツサを実感する。
ベルトのアナを合わせるとキツイのである。
太股もひと回り大きくなってしまったようだ。
まるで小ぶりの養殖マグロのようでもある。
無意識にお腹周りの肉を自然とつまんでいることにハット気づく。

先週、鬼怒川に行った際に急にプールで泳ぎたくなった。
目的は、もちろんシェイプアップのためだ。
夏休み中なので、芋を洗うように小さな子供たちでごった返してはいたが、
そんなことよりも、毎日約1時間プール内で歩きに歩いた。
ほんの数日間の運動なので、
体型の崩れを堰き止められるかどうかは
今後の継続にかかってきそうだ。

プール内をガムシャラに歩き、
そして泳ぎながら学生時代のサークル仲間、
「マスダ」のことを思い出した。
風ぼうは、まさに春風亭笑太。
文化会委員長である彼は、常に上着として学ランを着用していた。
インターハイにも出ている彼はすこぶる足が速かった。
そして、朝から夜までいつも走っていた。
大学祭のイベントであるクラブ対抗駅伝大会でも
体育系のどの学生よりも速く彼は走っていた。
酒癖が悪い「マスダ」は、
無意識にみんなから呑み代金を徴収して夜の暗闇をかけ逃げて行った。
翌日、かれは全くそのことを覚えていなくて胸ポケットの大金に何度も驚いていた。
酔っ払いのマスダはこんな事件もおこしている。
国分寺を巡回中のパトカーに気付くと、
突然パトカーに向かって走りだして、前方のボンネットに駆け上がり
屋根経由でパトカーを駆け抜けていった。
(後日、小金井警察署に学園祭関係の打ち合わせで行くと、
あのランニングマンだと警察でお灸をすえられたことも記しておこう)
吉祥寺で行なわれた新入生歓迎コンパで酔いつぶれた彼は、
店の奥の狭い路地で酔いつぶれて寝てしまっていた。
しかも、骨付きの肉のカタマリ(牛の片足?)を大切そうに抱きかかえて寝てもいた。
二階に住んでいる彼が酔っ払って、
窓からようをたしたので翌日大宅さんから退去命令を出されたこともあった。

「マスダ」ほど自分と違うと感じた人もいないし、
自分に大きな影響を及ぼした人もいない。
職場をはじめ、彼ほどインパクトのある人には未だにあったことはない。
彼とは音信普通になってからしばらく経っている。
旧友の誰も彼の居場所を知らないようだ。
しかし、どこかで、走っているようにいまだに感じてしまう。
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「ニュース報道における顔写真」

2010-08-24 16:56:50 | Weblog
 夏の期間は、なんとなくテレビを見る機会も多い。
何も考えずにテレビを見ていても、とても気にかかることがある。
それは被疑者の顔写真だ。
ニュースで放映されていた私立高校教員殺害の被疑者の妻の顔写真は、
約30年前の高校生の時のものだ。
殺害を指示したとされる30代後半の被疑者男性の顔写真は中学生の時のものかもしれない。
それらがひっきりなしに使用され放映されていた。
20代半ばのもうひとりの実行犯のすし店の経営者の写真のみが、
すし店主の身なりのものが放映されていた。
最も若い人が、最も年齢がいっているように見えてしまう。
疑問をいだかずにはいられない。
火災に遭われ亡くなった方の顔写真が必要な場合には、
まず焼け跡の仏壇を当たってみることが記者として鉄則だそうだ。
記者クラブにつめていて事件事故現場に警察から向かう記者が行なう行動であると
大手新聞社の論説委員の方から聞いたことがある。
仏壇には被害者の顔写真も残されている可能性が高いそうだ。
別の事件では“痴漢して逃走”の警官が出頭、盗撮で逮捕という事件があった。
当初の報道では、顔写真は公表されず、
お台場のイベント会場や所轄の警察署が主に映し出されるだけで、
たんたんとアナウンサーが事件について情報を読み上げていた。
容疑者が勤務先の山梨の警察署に自首したことを報道する際にも、
警官としての身分証明写真ではなく、
中学生の時の卒業アルバムからとってきたような顔がテレビ画面の上端に映し出されていた。
警察とマスコミの関係は密である。
警察署内にマスコミ記者用のデスクもあるわけだから、
警官の情報網を利用すれば顔写真程度ならば簡単に手に入るはずだ。
であるのに、なぜだろうかという疑念をいだいてしまった。
さらに、飲酒運転をした弁護士がひき逃げ事故をしたという報道もはなはだ疑問である。
この場合には、事故現場の映像や被害にあったタクシーが中心に放映されるだけである。
容疑者の氏名は公表されても顔写真は一切でていない。
彼は検事に促されて、自首してきたそうだ。
身分を名乗って自首することで警察に対して「見えない力」がかかっていると思えてしまうのは私だけであろうか?
弱い物は徹底的にたたき(放映し)、強い物には穏便にという報道姿勢があるように疑われてしまわないだろうか?

飲酒運転でひき逃げ容疑、弁護士を逮捕
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「ぐるっとパス」

2010-08-17 10:00:00 | Weblog
特にこの夏休みは、海外旅行や国内旅行に行く計画はない。
お金も無いし、身近にいる、年老いた身内の世話もありかなり慌しいからでもある。
せいぜい、鬼怒川への短期間訪問程度になるであろう。
例年であれば、
アメリカ、オーストラリア、沖縄、北海道
のどこかへの修学旅行引率業務も命じられている。
しかし、今年は春先に水上温泉学習合宿があった関係でこの夏は免除されている。
よってこの期間をかなり自由に時間を使うことができるはずであるが・・。
時間があってもこの暑さに負けて、かなりグダグダ状態でもある。
まさに、心も体も弛緩してしまっていることを自覚している。
旅行などのイベントがあると、
このブログも書き易いのだが、・・・。
今回は何を書こうかに迷ってしまった。
そこで、以前から購入したかった「ぐるっとパス」を購入してみた。
「ぐるっとパス」とは、
都内の美術館・博物館などの共通入場券と割引券がセットになったパスだ。
代金は\2000。
利用開始日から2ヶ月間の有効期限という制約はあるが、
都内の著名な70箇所もの美術館・博物館の見学が可能なので
かなりリーズナブルなパスだ。
パスの購入場所は、該当する施設で可能だ。
私は職場近くの「紙の博物館」でパスを購入した。
パスを手にすると、
出来るだけ多くの施設見学をしてみたいという欲望が沸いてきた。
そこで、早速「紙の博物館」に隣接する「北区飛鳥山博物館」も訪問。
明日は、帰宅途中に寄れる「松岡美術館」にも寄ってみたい。
というのも私の好きなモネ・ルノワールの作品展が行なわれているからだ。
また、週末の夕べを実施している上野動物園には20日に行ってみようとも思っている。
全て気の向くまま、ミッ「チイ散歩」なのだ。
暫くは\2000のパスで十分に楽しめそうな予感がする。
結びとしてクリティカルな視点からも、このパスについて書き加えておきたい。
まず、パスそのものの問題ではなく「公立」という問題だ。
殆どの施設が月曜日休館だ。
しかも、殆どの施設が17時には閉館。
月曜日に訪問したい人もいると思うのだが・・。
暑い季節には、夕方以降の訪問の方が楽なのだが・・。
これは憶測であるが、
多分、このパスのメリットは博物館や美術館にとってもメリットがあるはずだ。
それは入場者数の増加だ。
入場者数が増えれば、補助金獲得の正当な理由付けにもなるはずだ。
その利用者の一人になっていることは心にわだかまりを感じるが、
最低限、元を取るように、できるだけ多くの施設を訪問してみるつもりである。
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「広報」と「高速バス」

2010-08-10 08:32:28 | Weblog
月に一回参加させていただいている「広報」に関しての研究会では
時に私の「広報」についての専門知識不足もあり、
ちんぷんかんぷんな状況に陥ることになる。
また参加者には広告代理店の方が多い場合には
業界人特有の現象で
専門用語を英字3文字で示されることも多い。

専門知識習得対策として、
先週の半分は、鬼怒川にこもって読書三昧だった。
猪狩誠也先生が書かれている書物を読み漁った。
「CC戦略の理論と実践」
「広報・パブリックリレーションズ入門」プラス数冊。
まだ、数冊読み終えていないが
一貫していることは
「広報」という日本語訳は、広く報じる。
つまり、一方的な情報伝達であるというように捉えられる可能性も生じてしまうということだ。
広報の原語は”Public Relations”。
特に情報の受け手と送り手の二者の関係性の重要性を改めて確認した。
まさに、それは「コミュニケーション」である。

週の残りの半分は、実家にいって時を過ごした。
実家が好きなわけではなく
年老いた親の近況を知るためである。

東京から静岡(清水)まで新幹線を利用した場合の運賃は片道¥6500。
所要時間は約1時間40分。
指定時間にできるだけ早く到着するためには、新幹線利用がベストだ。

特急券を購入しないで普通列車を利用した場合には乗車賃片道¥2760円。
所要時間は約3時間。
新幹線の倍の所要時間である。
私の実家は高速道路のインターチェンジの側にあることもあり、
そして金銭的な余裕が無いことの条件も加わり、
殆んど高速バスを利用している。
名目上の所要時間は、約2時間半。
料金は¥2600と格安だ。
渋滞していなければ、快適でリーズナブルな交通手段である。

最近、テレビ番組のニュースの一部の流行紹介として
「高速バス」が話題にされることが多い。
完全個室タイプや飛行機のファーストクラス並みのシートがその目新しさだ。

高速バスが話題になるずっと前から
JUWAT研究室の多くの人たちが高速バスを利用していることを思い出した。
Yさんは毎週、新潟から夜行バスで東京に来て講義をされている。
Kさんは毎週、立川から夜行バスで神戸に行き講義をされている。
Sさんの旅の記録にも夜行バスでの移動が書かれていた。

昨日は初めて、東名江田駅で下車してみた。
それは、田園都市線の江田駅に近いのではないかという思い込みだ。

バスを下車し、高速道路脇の寂しい階段をおりても何の案内表示も出ていない。
携帯電話の地図表示を便りに駅まで約10分の移動。
246号の車の往来が多い歩道の移動ゆえ快適ではない。
このルートを利用するのなら東京まで行った方が便利であることも確認できた経験であった。
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「弱者」・「ショッピング」・「お役所的対応」

2010-08-03 08:08:08 | Weblog
暑い!
この時期は、一年間で最も暑い時期だ。
暑いのにエアコンが好きでない私はかなり寝不足気味だ。
そんな寝不足状態ゆえに、
「イラ官」のようにちょっとした身近なことにも不満を感じている。

・ ショッピングストア 
先日、老人を伴ない大手ショッピングセンターに行った。
近頃では、自力で着替えができない。
買い物目的は、自分ではけるような着用のし易いズボンを購入するための買い物だった。
一般的に、高齢者向けの商品であっても
その陳列方法は車椅子に乗ったままの人が買い物をすることを想定していない。
商品陳列方法にも問題ありだ。
商品と商品の間のスペースも自力歩行できるだけの狭いスペースだ。
車椅子に乗って買い物をする人の事など、想定していないのだろう。
せめて、老人用だけでも商品陳列棒の高さ調節を可能にできるなどして
着座目線で商品を選ばせてあげたい。
車椅子に座ったままで、試着室を利用できるようにもしてあげたい。
さらに、建物中央に設置されたエスカレーターは車椅子では利用できない。
エレベーターを利用できると一般的には思うだろう。
しかし、休日のエレベーターは人でごった返している。
過剰な重さを示す警報音がなる寸前まで詰め込まれた人々は、
通勤ラッシュの混みようとまるで同じだ。
その到着を待って乗るだけでもたいへんなのに、
複数階に立ち寄り買い物などはとてもできるような状況にはない。
せめて「シルバーシート」のような弱者優先のエレベーターの設置をぜひ考えて欲しい。
さもないと、外に出る機会はますます減少し閉ざされた世界にさらに閉じこもってしまうような気がする。

老人は愚痴をこぼす。
「髪を2~3週間以上洗っていないので気分が優れない」そうだ。
でも自力では洗髪できない。
腹筋が弱りリビングの椅子に座っていることもままならない。
座布団を数枚重ねて重石代わりに置いておかないと横に倒れこんでしまう。
そのような状況であれば自宅で洗髪できるわけもない。
デイサービスでも、浮腫みがあるとの理由で洗髪をしてもらえない。
病院では、入院患者しか洗髪してもらえない。
今のところ、打つ手がない状況だ。
無理やりに美容院につれていけば何とか対応していただけるような気もするが・。
車椅子で行けるような
そして老人の対応にもなれているような美容室も必要とされているような気がする。
美容福祉とか介護美容といった分野を活かした美容室があっても良いようが気もする。

・ケーブルテレビ
ケーブルテレビに不満を感じることが多い。
難視聴対策という名目は素晴らしい。
問題は、一地区に一社という許認可ビジネスの弊害だ。
私の居住区は、高層のビルも多く、都内でも加入世帯が多い地区だそうだ。
品川区も資本参加する品川ケーブルテレビに私も契約している。
様々な問題を感じることが多いが、とにかく対応がお役所的だ。
例えば、ケーブル大手のJcomと比較してみよう。
新規契約を含めた問い合わせの電話は
Jcomの場合はフリーダイヤルだが、
ケーブルテレビ品川は有料だ。
さらに電話の受付時間も
Jcomの場合は9時~21時だが、
ケーブルテレビ品川は
日曜日と祝日には電話がかからない。
さらに電話受付時間は、
9時15分~17時45分だ。
カスタマー中心とはとても言えない対応だと思うが、
皆さんはどのように感じられますか?
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