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『イジメ増加』問題

2017-10-31 07:07:07 | Weblog

特にテレビ番組のワイドショーにおいて

問題を起こした政治家やタレントへの過剰なバッシングが気になります。

マスコミにとって、自らが返り討ちに会うことのないような力のない弱り始めたタレントや政治家へのバッシング報道。

タレントとしての旬を過ぎたベッキーへの対応。

猪瀬、舛添、そして小池の3都知事への弱みを何度もつっつくバッシング。

「はげ」で有名になった元自民党の代議士、豊田さんへのバッシング。

先ほど、「元」と書きましたが

事が起きて、自民党を離れた人と残った人への対応の差にも違和感があります。

秘書へのはげ発言で有名なった元自民党の豊田さんと不倫問題で取り上げられた歌手スピードの現職自民党議員の今井さんへの対応の違い。

現職で自民党が守ることを決めた代議士へのマスコミ追及はすごく及び腰です。

同様に芸能界でも、

不倫問題においてベッキーへのバッシングに比べて

歌舞伎役者・中村橋之助へのマスコミの対応は緩やかなものでした。

ベッキーがマスコミに対しての謝罪会見にしっかり対応しなかった。

そして、マスコミに嘘をついたことが原因ではないでしょうか。

対照的に不倫問題の中村橋之助の場合は相手が舞子ということもあり、

歌舞伎役者にとって、それが当然のことのように報道。

さらにその妻、三田寛子のマスコミ対応の素晴らしさが賞賛さえされていました。

私が問題にしたいのは、一般大衆の代表者として大衆が知りたい問題をあえて過度に報道しているマスコミと、それが日常になっているということです。

報道という名の「いじめ」が垂れ流されているようにも感じます。

さて、10月27日(金)に文部科学省が「いじめ」件数を発表しました。

その件数は22万4540件。

昨年度よりも3万6468件増加したそうです。

「いじめ」の件数の内訳として

小学校は151190件、中学校は59422件、高校は12654件。

いじめの発見ですが、

アンケート調査など学校の取組により発見が

小学校55.5%、中学校40.5%、高校55.0%。

担任が発見は

小学校12.4%、中学校11.0%、高校7.4%

担任が「いじめ」発見を発見が少なくなっているのは当然です。

それは担任がいじめ発見の前に、いじめがないようなクラス運営をしろという声があがりかねませんし、担任責任となる可能性大です。

それに比べて、学校として調査した結果の発見となれば、その手柄は学校です。

毎年、学校が発見したという数値が増加するのは当たり前です。

さらに

高校生は少なくなっていますが、

「いじめ」が大きな問題となれば退学させられているかもしれませんし、

小学校以来「いじめ」を受けてきた生徒は、ちょっとしたことも「いじめ」ではなく、「いじり」程度に我慢しており調査結果に出てこないのかもしれません。

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『傘寿まりこ』を読んで

2017-10-24 07:07:07 | Weblog

話題になっている『傘寿まり子』(おざわゆき著)を読みました。

傘寿(さんじゅ)とは80歳のことです。

日頃、漫画は読まない私ですが

朝のテレビ番組で取り上げられていたこともあり

読んでみたくなりました。

主人公が高齢者であり

たぶん読者も高齢者だと思います。

 

内容は80歳の老人まり子にふりかかる高齢者に特有の諸問題とその対応を中心に話が展開していきます。

例えば、

寝ていると孫にビニールを被せられる祖母まり子

田舎暮らしから娘の住む都会の高層マンションへの転居、そしてそこで感じる孤独。

老人まり子の家出

老人であることを理由に家を借りることができないゆえにホームレスとなる

ネカフェ難民になるまり子

かつての片思いの人との老いらくの恋とその人との同棲

でも、その片思いの彼は痴呆症

痴呆症の彼とのドライブでは高速道路を逆走

ゲームセンターでの若者との対戦

80歳でも現役小説家であるが、

出版社から販売不振を理由に掲載を断られたゆえにネット小説にチャレンジするまり子

同世代が次々亡くなるまり子

 

私の一番の印象はかつて少年漫画や少女雑誌を愛好していた読者が高齢化

彼らが身近に感じる話題が取り上げられていることが特徴です。

よって読者は高齢者に違いないと思います。

NHKの朝のニュースのコーナーで取り上げられたこともあり、一時期は売り切れになっていました。

この本の一番の売りは

高齢者が主人公で高齢者が読者、そして爆発的に売れているということ

この漫画はそのパイオニアかもしれません。

 

その他

『未来の年表』河合雅司には高齢化に関することが具体的に書かれています。

2020年 女性の半数が50歳超え

2024年 全国民の3人に1人が65歳以上

2039年 火葬場が不足

上記のように日本の高齢化問題の根は深そうです。

少子高齢者問題は、実際の上記データなどでみると恐ろしささえ感じます。

30年後には4000万人、100年後には7000万人の日本の人口が減るという予測もあるようです。

警察や自衛隊に勤務する若者も相対的に減っていくことになります。

果たして減り分はどのように補てんするのでしょうか。

移民には任せられない国内外の警備。

徴兵制度を採用、制定とならないことを願うばかりです。

ただ、問題ばかりではありません。

このような老人を主人公にした漫画需要は対象読者が多いだけに、

今後はさらに成長が高まることが予想されるのです。

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『時の経つのは早いのか』

2017-10-17 07:07:07 | Weblog

最近時の経つのが早いように感じます。

息子の結婚の関係で両家が顔合わせをしたのが挙式200日前。

気づいたら夏が過ぎて挙式まで100日となっていました。

この100日の期間にパートナーとオーストラリアに行きましたし、

コミュニケーション科学という大学紀要に掲載する恩師Juwat先生への感謝の言葉を書いたりしましたが、それもずっと前のことように思われます。

 

仕事が忙しすぎるのも1日が短く感じる原因かもしれません。

先日の土曜日の場合も

6時30分には出勤。

メールチェックや会議資料作成。

8時からは正門に立ち登校する生徒に「おはよう」の挨拶。

午後3時まで授業を担当。

PTAの役員と来月の懇談会についての打ち合わせ。

3時30分から5時までは来年度入学希望する生徒とその保護者に対しての入試相談という面談。

18時まではその日に実施した小テストの採点とコンピュータへの入力。

18時からは最寄駅周辺の街頭補導。

街頭補導では帰宅途中で道草をして

マクドナルドへ立ち寄ったり、ゲームセンターで遊んだりしている在校生への帰宅の促しが目的です。

当日はゲーセンに向かう本校生とマクドで注文待ちをしている生徒数名を指導しました。

これが特異な日ではなく、ほぼ毎日このような忙しさです。

最近、脳が疲れているように感じることが多い日々です。

 

逆に研究日は自分の自由なことが研究できるリラックスできる日です。

充実した研究日が中心となり、その他の勤務日という感じです。

よってあっという間に研究日がやってきます。

研究日は毎回同じバスに乗って

毎回カツカレーを食べています。

同じようなことをしているので余計にその日が印象深くなるのかもしれません。

先日、同年輩の同僚とその件について話すと同様に感じているとのこと。

彼はNHK紅白歌合戦を基準に考えていて

隔年のその番組のインターバルが短く感じると言っていました。

私も全く同感です。

私の場合は毎年日光東照宮に初詣に出かけ破魔矢を購入します。

その破魔矢を神社に返さずに貯めていますので壁に何本もの矢が増えました。

冬が近づいていることを感じるような寒さを感じるような季節になり、文章を書きたいという欲求が生まれているので、この時期に作品制作に取り掛かろうと思います。

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「体操着ディズニー」について

2017-10-10 07:07:07 | Weblog

「体操着ディズニー」とは大学生や社会人が高校時代に使用した体操着を着てディズニーランドに行くことだそうです。

一言でいえば、コスプレ文化。

「他の人との差」を意識して目立ちたいゆえの体操着ジャージ着用のようです。

ディズニーランドのディズニーキャラクターはそれになりきった衣装を身にまとい、

ディズニーランドという夢の国で主役を演じています。

かつてはコスプレプレーヤーとそれを見に行く客という構図。

しかし、今回の「体操着ディズニー」は客の一部が目立つことで演者のような役割をしているとも考えられると思います。

一般の黙った目立たぬ客ではなく

客もコスプレをして特定の場所で日頃なれない自分になる。

それはハローインに渋谷のハチ公前に集結するコスプレする人々と同じ気持ちではないかと思われます。

交差点がディズニーランドに変わっただけです。

一般客がただ観覧する人ではなく、

主役とともにその場を楽しむことはUSJで行われているようです。

東京ディズニーランドのパレードをただ見るだけでなく、

祭りのように、見るだけでなく踊らにゃそんそんという発想かもしれません。

 

ここで確認ですが

「体操着ディズニー」を楽しむ人たちは数名のグループだということです。

一人焼肉、一人カラオケのように「一人体操着ディズニー」は未だいないようです。

体操着を着て、かつての高校時代の縁を確認しているようにも思えます。

ソーシャルネットワークの利用で高校時代の友人の縁は以前より少人数で強い結びつきがあるようです。

笑われることを仲間で楽しむ。

ダサい姿をインスタにアップして、それを皆で見る仲間うち。

とにかく笑ってほしい。

そのためにわざと目立つためにシャツをズボンに入れて、ソックスは学校指定のモノを履いたりもするそうです。

 

たしかに「体操着ディズニー」は興味深い現象です。

しかし、最近の学校ジャージはすごくカッコいいです。

アディダスやアンダーアーマーなどのブランドが学校に入ってきています。

よって、ダサさがポイントとなるこの試みは長くは続きそうもないように思われます。

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『息子の職場ぶりを見学』

2017-10-03 07:07:07 | Weblog

勤務校では10月に入ると保護者に授業を公開しています。

毎年、多くの保護者が授業見学に来校。

自由記述で授業参観をした感想を投稿されます。

それらは少し厳しめ授業に関してのコメントや学校に対しての要求が書かれていますが相互交流の一つの形としては良い試みではないでしょうか。

大学でも講義を公開している大学も見られます。

これも開かれた大学を象徴する一つの仕掛けではありますが、

受験生が実際に授業見学できる機会ともなりますし、

講義担当の大学教員にとっても良い意味での緊張や刺激ともなることが予想されます。

 

父親の職場見学を小学生の子供が行うこと。

この取り組みは拡大していませんが、

日常と違う父親の仕事をしている姿を子供が見ることはたいへん意味のあることです。

それによって子どもの父親感が変わるかもしれません。

もっとも親への尊敬というプラス要素を期待しての試みかもしれません。

さて、私は上記の逆パターンを経験しました。

それは子どもの仕事ぶりを親が見学するということです。

実際には保護者や地域住民に公開されている小学校の「運動会」をパートナーと見学してきました。

それは子どもには黙っての訪問。

事前に見学に行きたいと何気なく言ったところ、彼は頑なに拒絶。

最初で最後の見学にすると決めて私たちは彼に内緒で運動会を見てきました。

子どもの仕事をしている姿を見るなんて、なんて親バカなの。

そんな感想が聞かれそうですが、

20代半ばを超えた子どもの仕事をしている姿を見ることができるという幸運は誰にも与えられるわけではないという気持ちが勝りました。

彼の担当学年、クラスの演舞は「友よ」

ドラえもんの映画の主題歌のようです。

https://youtu.be/3vHysTKa2JY

彼が朝礼台に登り、

子どもたちの踊りの指揮をとるかのごとく一生懸命に子どもたちを見ながら踊り始めました。

私はその時に不思議な感動が沸き起こりました。

涙が止まらないのです。

眼鏡の下を流れ出る涙を周りに気づかれないように手をグーにして拭いました。

年齢を重ねて涙腺が弱くなっているのか。

日頃見ない彼のひたむきさに感動したのか。

思春期に非常に手のかかったあの時期を思い出してのことなのか。

朝礼台で踊る正面で見る息子の仕事ぶりを見られた幸福感なのか。

踊りに合わせて学年の小学生たちが一生懸命に踊っている姿に感度したのか。

その理由は自分でもわかりません。

そのことを後でパートナーに話すと「やっと父親になれたとうことじゃない」という言葉。

問題を起こした代議士風に言えば「違うだろうが」となりそうですが・・。

運動会という学校「公開」に参加して本当に良い思い出になりました。

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