芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『コロナウイルスと学校』

2020-02-25 07:06:44 | Weblog

連日、コロナウイルスについての報道がなされています。

  • ダイヤモンドプリンセス号に2週間も缶詰にされてかわいそうだ。
  • 武漢では野生動物を食べるのが原因だろうか。
  • 政府は春節前に中国人の入国を禁止すべきなのではなかったのか。

などと、私は自分ごとでない評論家のような考えでもありました。

 

 しかしながら、新型コロナウイルスの影響はじわじわと身近になって現れてきました。

例えば、マスクです。

花粉症の私にとってマスクは必需品なのですが、

どこの店舗に行っても手にいれることができません。

田舎の鬼怒川であれば手に入るかもしれないとの思いで、

本日や大手の薬局6店舗をまわりましたが入手不可能でした。

かつて自分自身が経験したオイルショック時のトイレットペーパーや鼻紙不足を思い出しました。

入手不可能であれば仕方ないので、1日使用したら廃棄していたマスクを数日間しようすることでこの春を過ごそうと思います。

 さらに我が家では最近ウオシュレットが故障してしまいました。

スイッチ不良で、温水は出るのですが水が止まらないのです。

私にとってウオシュレットは必需品です。

よって急いで、以前にお願いしたショップに相談。

「便器は中国で作っているので、しばらく入荷しません」とのことでした。

コロナウイルス問題が収まるまで、ウオシュレットを止めるときは電源を元から抜くことにしました。

最近、職場でのコロナウイルス問題が身近になってきました。

春先に中学生全員がオーストラリアへの研修旅行にいきます。

今の時点で日本人の入国が禁止にはなっていませんが、その可能性もゼロとは言えません。

保護者からも、この時期に海外へ行くことへの心配の声も出てきました。

生徒たちが楽しみにしていた海外への研修旅行の実施の有無は、参加する生徒の気持ちを考えると実施してあげたい気もします。

仮に現時点で実施しない場合には20万円近くのキャンセル料が発生するようです。

国として大規模イベントや渡航禁止を打ち出してくれれば、キャンセル料は国持ちになるそうです。

それゆえに、政府が発表するコメントは曖昧な表現に終始しています。

仮に学校判断として旅行を中止した場合は、キャンセル料を全額学校が負担する場合と、予定受益者である保護者に求める場合もあるようです。

しかしながら、キャンセル代金の全額負担を保護者に求める学校はごく少数。

3月初旬までにこの問題が終息してくれればよいのですが。

その後の、卒業式、入学式をどのようにするか。

さらに言えば、在校生や勤務している教員がコロナウイルスに発症したら2週間学校を閉鎖するのかどうかと判断に迷うことが続きそうです。

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『2020 バレンタインデー』

2020-02-18 07:07:07 | Weblog

この手の流行には必ず仕掛け人がいます。

最近のバレンタインデーでは自分へのご褒美として自分チョコが流行しているそうです。

チョコっとの個数の外来の「高級チョコ」の購入を促しているのかもしれません。

 

高校でのバレンタインデーはと言えば、数年前から流行っている「友チョコ」です。

朝の登校時の女子生徒のカバンは「友チョコ」でぱんぱんです。

買い物用のエコバッグには多くのクッキーやチョコレートが入っていました。

友人たちに配るために、数日前からお手製のチョコやクッキーを用意してきたようです。

 

彼女たちの配るチョコはみな似ています。

透明のビニールの小袋にはクッキーは1、2枚入っているパターンが多いようです。

その他としては

オレオの入ったカップケーキ。

チョコチップクッキー。

クマさんの顔をしたクッキー。

その殆どが手作りです。

ネットの人気サイトを参考にしているので交換される「友チョコ」は似てしまうのかもしれません。

 

ちなみにチョコを手作りして友人に配る男子生徒は見当たりません。

お菓子作りが得意な男子生徒もいるはずですが・・。

男子が男子生徒を好んでいると思われるから?か、

ハンドメイドのお菓子作りは男らしくないと思われるからかは不明です。

 

「友チョコ」は友人関係の証のようです。

彼女たちは教室内の女子やクラブの先輩や同輩や後輩に片っ端から配っていました。

教室内で配布される友チョコは、一対一でのやり取りです。

それはまるで名刺交換のような友チョコ交換。

しかしながら、一歩、教室から出て他のクラスの生徒に渡す場合には2人(複数名)でチョコを配る不思議さも見られました。

女子生徒が、他クラスの男子生徒に友チョコを渡す際には教室の入り口のところで大声で彼を呼び出していました。

それは教室内の生徒たちに、自分たちの関係を公言するような大きな声でした。

いずれにしても友チョコを介した友人関係の維持は必須なのかもしれません。

しかしながら、その交換に交われない生徒もいるのです。

教室内の騒ぎに気づかないふりをして、読書をしている女子生徒。

我関せずというそぶりでした。

そのような女子生徒は、それほど人気のない教員にたいしてのチョコのプレゼントを試みていました。

まずは、繋がりやすい所からの関係づくりなのでしょうか。

私も手作り品を今年は数点いただきました。

ありがたいのですが、それが安全に食べられるかどうかを気にしながらの食となりました。

ホワイトデーのお返しが悩みの種です。

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『311 東日本大震災から9年』

2020-02-11 07:07:07 | Weblog

 アメリカの研究で明らかにされているそうですが、人間は8年で物事を忘れる傾向があるそうです。

既に東日本大震災から9年が経過。

風化を防ぐために、個人、地域、国レベルで様々な取り組みが行われています。

例えば、渡辺ゼミの宮入さんは「いわきフェスティバル Vol.1」(3月7日)でトークセッションをするそうです。

題名は「音楽の(不)可能性〜いわきから考える、いわきだから考える」。

パネリストは毛利嘉孝(社会学者)、原田美穂(メディアプロデューサー)、オーガナイザー宮入恭平(社会学者)の各氏と著名な方がた。

 

私はと言えば仕事を通じての復興支援をおこなっています。

それは被災地との繋がりを持続する小さな試みです。

例えば、3月末には東北被災地の宮城県で行われる研修会に3泊4日で参加してきます。

(その研修は4日間とも朝から晩までずっと研修)

元石巻西高校の校長先生からのあついお誘いがあり参加することにしました。

その期間の視察先は

・気仙沼向洋高校遺構・伝承館

・釜石市鵜住居・いのちをつなぐ未来館

・国営祈念公園で伝承施設

・南三陸町戸倉小

・石巻市大川小

・東松島市野蒜地区

・仙台市荒浜小学校遺構

などです。

 

さらに、私が企画して2012年から毎年実施している石巻、南三陸地区への被災地訪問も実施します。

具体的には5月に400名以上の生徒を引率して被災地へ行ってきます。

 

今まで被災地で生徒たちは多くのことを学ばせていただきます。

10か所程度、仮設住宅や復興住宅の集会所に本校生徒がお邪魔して、被災された地域住民から直接、震災時と震災以降についての語りをお願いしてきました。

今回も同様のことを考えていたのですが、

旅行業者Iさんから発せられる言葉は

「仮設住宅はなくなりました。」

「ホテルに住民数人を呼んで、交流しましょう!」との提案。

こちらから復興住宅にお邪魔することに意味があるのであって、滞在先のホテルに住民に来てもらうことはイメージできない」とのやり取りをしています。

私の提案として、ホテル内にクラス数分の11か所の少し大きめの部屋を用意していただき、そこでの交流会を実施することをお願いしました。

災間を生きる私たちにとって学び多い交流になれば良いのですが。

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『都内私立中学入試解禁』

2020-02-04 07:07:07 | Weblog

2月に入って都内私立中学入試が解禁されました。

殆どの私立校にとって中学入試は重大イベントです。

というのも入学した生徒は高校までの6年間、大学であれば10年間そのまま在学する可能性があり、それは学校財政の経営基盤となるからです。

なんとか中学入試受験者を増やすことを多くの私学が模索しています。

例えば、

複数回の受験日の設定。

受験生はいつ受験してもよく、何回でも受験可能であり、一回受験料を納めると何回受験することも可能です。

よって、1日に2回、つまり午後の入学試験を実施する学校が増えてきました。

私学では受験科目は国語・数学・理科・社会の4科目型と国語・数学の2科目型の選択です。

一方、公立中高一貫校における入学者の選抜方法は国・算・社・理の学力試験は行わず、「適性検査」「作文」「面接」「報告書」などから総合的に判断されています。

つまり、公立の中高一貫校入試では「思考力」が問われているのです。

大学共通試験への記述試験の導入という発想は、これまでの公立一貫校での入試が比較的にうまく行ってきていることの延長として考えられたのではないかとも予想されるのです。

都内では武蔵、小石川、立川国際、三鷹、南多摩、富士、大泉、両国、白鴎、桜修館、九段の中学入試には毎年多くの受験者が挑戦します。

中堅の私立中学では、それらの都立上位一貫校の受験者の滑り止めとなるように特色入試の実施もしています。

例えば、それは思考力テストや英語面接試験などです。

思考力テストについては聖学院中の過去問題が掲載されています。

Q「*あなたがカンボジアで暮らし、このような市場で買い物をして生活をすることになったとき、自分に必要となるスキル(能力)や力は何でしょうか。なるべく具体的に書いてください。」

https://www.seig-boys.org/material/data/exam/2016/16_shikouryoku.pdf

よく考えられていて、自分の考えをまとめる良問だと私は思います。

しかしながら、このような問題の正解は一つではなく、配点についても各校苦労されていると思います。

今や、受験生の入試得点を受験生だけに開示する学校も出てきました。

受験生や保護者の更なる要望は、採点後の受験答案の開示ともなりそうです。

採点方法も含めて、いかなる質問や意見にも明確に返答できるように、つまり開示に耐えうることを今のうちから対策しておくことの必要性を感じるのです。

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