芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『ライブハウスの人類学』と『「趣味に生きる」の文化論』のトークイベント

2022-08-30 19:07:07 | Weblog

先日、『ライブハウスの人類学』(晃洋書房)刊行記念 と『「趣味に生きる」の文化論』(ナカニシヤ出版)増刷記念のトークイベントに視聴参加しました。

実は当日まで、ズームでのトーク参加だと勘違いしていた私でした。

事前に書籍を購入して、大学院の授業参加のように各章のまとめをして筆者への質問を用意して参加準備したのですが、YouTubeのトークライブであったことにちょっと残念。

すべて、私の勘違いがいけないのですが。

さて、生井達也さんの『ライブハウスの人類学』の序章は正直言って、博士論文のそれのように読みづらかったです。

残りの全ての章を読みきれないのではないかと不安にもなりましたたが、4章、5章を中心としてのライブハウスのエスノグラフィーは、読みながら、かつて読んだ「暴速族のエスのグラフィー」を思いだしました。

HOLというライブハウスでは、演者の場所の確保がなされ、彼らは時には演者、時には客として、節度ある共同性、互酬性が楽しい場を作り出していることを筆者は明らかにしていました。

それは、まさに「ライブハウスの人類学」。

今までは確かに、友人やファンは演者の演奏が終わると会場から退散し、客はそれぞれのバンドごとに入れ替わっていたのですから。

それぞれが、持ち出しをして場を確保して楽しみを確保することは、地域の「祭り」にも似ているようにも思われました。

当日の司会であり、会のコーディネーターである宮入恭平さんが、最後に各登壇者にライブハウスの今後について質問していました。

Nさんは、ライブハウスはますます衰退してYouTubeなどに役割の一部がとって代わられるであろうとの指摘もされていました。

私は彼の意見に賛成です。

実は数日前に、カラオケの新たな試みとして大きな防音室を用意して、そこにはドラムや楽器、録音、録画機材も設置されたとのニュースがありました。

演者は、そこでの演奏を録画して、すぐにYouTube発信できるというものでした。

自らの音楽を圧倒的に多数の人に聞いてもらえるとともに、場合によってはメジャーデビューの可能性も出てくるとのこと。

そのカラオケスタジオに客を入れて、彼らが飲み物を注文したら所謂、従来からのライブハウスとの差異は非常に少なくなる気がした私です。

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『コロナ感染心配への感謝』

2022-08-23 07:07:07 | Weblog

前回、コロナに感染したことをこのブログで書きました。

すぐに職場の旧同僚、卒業生から私を心配して直ぐに電話がありました。

ありがたい限りです。

もちろん、ブログを読んで心配していただいた多くの読者の皆様に感謝いたします。

大事に至らなかったのですが、時に咳がでたり、疲れやすかったりとしています。

実は、8月中旬から、飲み会を含む広報学会関連の会合や学生時代の旧友との集まりを予定していたのですが全て欠席することにしました。

今年の夏はとことん休むことを決意して、現在自宅にて静養している次第です。

 

 さて、コロナに感染したから私だからこそできる社会への提言を書き留めておこうと思います。

まずは、「医師」の力についてです。

話は飛びますが、個人で確定申告等は可能ですが、顧問税理士に依頼して有料にて税務申告をするのです。

その場合に税務署への申告用紙に「税理士の印」が押されていれば、帳簿はチェックされずに基本的にはフリーパスです。

それだけ、専門家の税理士の「印」は重みがあるのです。

同様に、いやそれ以上に重きを持つのが「医師の印」や「医師の判断」です。

新型コロナ感染の場合に、発熱外来の医師がPCR検査を使用して患者を陽性であると判断することで全てが始まります。

医師が、感染した陽性患者の携帯電話番号や住所等を保健所に連絡する。

現在はそこからが始まりなのです。

そこで提案です。

現在、発熱外来の医院の情報はコンピュータでの検索が可能です。

実態は、各医院によって毎日のPCR検査数を決めていたり、診察予約の電話予約時間を開院時間から10分早くから始めるなど、患者が必要としている多くの情報はその医院に電話しなくては取得できないのです。

さらに電話しても繋がらないのです。

私が診ていただいた医院は1日に約80名の患者を診ていただけました。

1日に検査可能な人数の提示や電話でなくインターネットの予約サイトで診療時間を予約可能となることは、患者重視の対応であるはずです。

ぜひとも、実行してもらいたいものです。

 

その他、私の勤務校では今回のコロナ感染拡大を考慮して沖縄、九州、北海道への研修旅行を中止しました。

学校としては苦渋の選択でした。

私の身内に聞くと小学校の宿泊研修旅行はコロナ禍でも実施しているそうです。

ただし、東京から数時間で行ける範囲の宿泊旅行に限定。

万が一旅行中に生徒が発熱した場合には保護者に車で迎えに来てもらうことを約束しているそうです。

仮に保護者が同意しない場合には、生徒は旅行に参加できない(参加させない)そうです。

今後、中止になった旅行を再考できるのなら、公立の小学校が行なっている同意書を参考にして旅行を実施しようかな思った次第です。

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『コロナ陽性』

2022-08-16 07:07:07 | Weblog

コロナ感染の初期は、家族がコロナに罹患し、その濃厚接触者であることも絶対にクラスメートに黙っていてくださいとの保護者からの欠席連絡がありました。

今では信じられません。

夏休み中でもほぼ毎日コロナに感染したので夏期講習に参加できない旨の連絡が入ってきます。

 

さて、4回のコロナワクチン接種もしていたのですが私もコロナに罹ってしまいました。

喉が痛く、体もだるかったので駅前にある無料PCR検査を受けました。

無料の場合には明後日、連絡が来ますと話でした。

こちらの予想に反して、翌日の夕刻に「陽性の疑い」。

速やかに発熱外来で検査をするようにとのメール連絡が来ました。

後で分かったのですが、無料検査所では「陽性の疑い」か「陰性」しか出さないのです。

「陽性」を確定するのは医師となるということでしょうか。

すぐに、東京都の発熱外来に電話相談すると日曜日でも診療している自宅側の発熱外来医院を紹介されました。

日曜日の9時、開院時刻になって何度電話をかけても話中、つながりません。80年代のチケットぴあでのコンサート予約方法を思いだしました。

リダイヤル約30回、固定電話と携帯電話の2台で40分ほど電話をかけ続けるとなんとか電話に対応していただけました。

その行為だけで、体温の上昇が。

診療予約がとれたのは、センターからご紹介いただいた戸越にある病院でした。

予約時間の昼に行くとその病院はまるで野戦病院のようでした。

診療所や待合室には一人用の背の高いテントが何本か設置されていて、そこに患者が入って高齢の女性医師がテントをまわってPCR検査と喉の腫れのチェックをしていくスタイル。

1時間で10人ぐらいを診ていました。

夜中の2時くらいに結果が医師から送られてきました。

「陽性」で10日間の自宅静養となりますとの文面でした。

区の保健所からは、厚生省のMyHER-SYSに毎日体温を入力してくださいとの指示のみでした。

ただ単に数字を入力するだけで、相談もできない不安。

そこで、東京都の宿泊療養希望センターに連絡しました。

私がホテル療養を希望して自宅にいなければ、パートナーは濃厚接触者扱いでなくなり、簡易検査後は孫とも対面できることを知りました。

連絡の翌々日、コロナ搬送専用タクシーでピックアップしていただきました。

現在、品川にあるプリンスホテルでの療養生活をしている私です。

タクシー代、食事代、宿泊費も全て東京都もち。

本当にありがたいかぎりです。

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『食べて食べて食べる男二人旅』

2022-08-09 07:07:07 | Weblog

職場に唯一、1年に1回一緒に軽自動車ビートに乗って旅をする友人がいます。

今年も8月上旬を利用しての男二人旅を行いました。

まず、彼が昨年鬼怒川の我が家を訪問した際に電球がすぐに反応しないことを気にかけてくれていました。

夜間にトイレに入る時に電灯のスイッチを入れても真っ暗。

暗い中で用をたして、ドアを閉める頃に点灯という遅さだったのです。

そこで、電気工事士の資格所有者の彼はLED電球を持参。

我が家に到着するや否や、トイレ、洗面所、廊下の電球交換をしてくれました。

約1時間の作業。

今まではトイレの電灯はつけっぱなしにすることが多かったので有難い限りです。

これで夜間も安心して明るい中で用をたすことができます。

LED作業のお礼ということで、昼食は日光グルマンズ和牛でステーキを食しました。

ギューちゃんという友人もたいへん喜んでくれました。

彼はとにかく食べる事が大好きな人物です。

体重も約100キロはそれを象徴しています。

翌日は中禅寺湖から丸沼高原、片品村の道路脇でトウモロコシを販売している店を訪問しました。

販売所奥に設置されているイスに座って80歳の店主との会話をしながら、焼きたてのトウモロコシ(400円)をいただきました。お手製の漬物や麦茶も出してくれるので一休みする場所にいつも利用させていただいています。

 

次に、向かったのは桃をたべようという話になり沼田にある原田農園にむかいました。

原田農園には観光バスが何台も停められていました。

観光農園では桃がり体験をしてきました。

それは、桃の木になる桃から2つだけをお土産にもっていき、現場に用意された桃はその場で食べることができるというスタイル。

木から取った桃は硬い桃、現場に用意された桃は出荷できないキズがあるがやわやかくて甘い桃でした。

約900円での体験で甘い桃は夏の暑さの乾いた喉を潤す桃の汁は最高でした。

さらに次に向かったのは渋川にある永井食堂。

もつ煮定食で有名な食堂です。

テレビで取り上げられたこともあるということで、駐車場に停められている車のナンバープレートは関東周辺の様々な場所のものでした。

店は一列のカウンター席しかなく、ほとんどの人がもつ煮定食を注文していました。

居酒屋のもつ煮とは違いは白飯にあうような味のもつ煮でした。

翌日は、同様にテレビで取り上げられていたという筑西市にあるラウンジ縁という店に向かいました。

刺身が食べ放題の700円定食。

現地まで行ったのですが、残念ながら定休日でした。

後日ホームページを見ると、限定20食とあったので多分目当ての物は注文できなかったと思われます。

そこで、佐野にあるラーメン大和でチャーシューメンを食して今回の旅は終わりました。

食べてばかりの旅は私にとっては少々辛く、反省の旅でもありました。

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『部活動の社会学』を読んで

2022-08-02 07:07:07 | Weblog

新型コロナに罹患した人々の数が増加しています。

私の担当する学年では9月に研修旅行を計画しています。

旅行先は沖縄、北海道、九州です。

それぞれの生徒が希望した旅行先に行くスタイルです。

ウィズコロナにおいて研修旅行は実施してあげたいのですが・・。

沖縄を前もって中止して、他に振り替えて実施しようという案も出てきたようですが行きたい場所に行かせましょうというということは再確認。

実施が決まった場合には、

旅行中にコロナ感染した場合はどうしよう?

ホテルの同部屋の生徒は濃厚接触者になった時にコロナ保険は適用されるだろうか?と疑問は次々にわいてきます。

学校として8月10日までにその実施の有無を決めるそうです。

果たしてどうなることやら、場合によってはその後処理で忙しくなりそうな私です。

 

さて、たぶんそうであろうと思うことをアンケート調査して、それを明らかにしている社会学関連の書籍を今読んでいます。

それは内田良先生が編集された『部活動の社会学』。

その本の筆者の一人である野村駿さんは『「趣味に生きる」の文化論—シリアスレジャーから考える』で知り合いになった方なので、親近感を持って読み進めました。

 

  • 部活動立会時間がより長いのは、男性、正担任、運動部顧問、常勤講師、未婚、子どもあり、介護なし、20代・30代である
  • 教員の部活動問題は、顧問を強制される「強制的多忙化」の問題と同時に、自ら積極的に部活動指導へのめり込む「主体的多忙化」の問題でもある。
  • 女性教員は育児が部活動への参加日数・時間に大きな影響を与える一方、男性教員に育児による影響は見られない。
  • 中学校の野球部やサッカー部では、経験者割合の高い部活動の方が多数派。
  • 経験者が多い競技ほど、活動が過熱する傾向がある。
  • 練習時間や試合回数、部員数よりも、経験者人数の方が大会の成績に与える影響が大きい。

 

キャッチーな話題を取り上げてマッチポンプ的に論文を書いているわけではなく、丁寧に調査して実態や問題点をあぶり出して、それを把握して世に問題を投げかけている姿勢の素晴らしさを感じました。

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