芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『はとバス日帰り旅行』

2015-10-27 07:07:07 | Weblog

先日、初めてはとバス日帰り旅行に参加しました。

個人的には、そのような団体行動はあまり好きではありません。

その理由はしっかりと行程と時間が決められている旅は窮屈に感じるからです。

 

職場を既にリタイアされている先輩方から旅への誘いを受けました。

今年は、現役が参加しやすいように日帰り旅行にしたので

ぜひ、参加してほしいという連絡を受けたからです。

「断りきれない、誰にでもいい顔をする私」ですから、少し悩んだ後、参加を決めました。

総勢5名の旅。

 

はとバスの旅なのに・・。

出発場所に現れたバスは日光観光のバス。

募集と旅行企画は大手バス会社が行い、実際は下請け企業が行うやり方。

それはまるで、マンション販売のような構図です。

(いくぶん、バスも傾いているような気がしました。(冗談ですが)

当然のことですが、黄色の制服をまとった若いバスガイドはいませんでした。

年齢は65は軽く超えているような元気な派遣の中年女性という感じの方々でした。

「方々」と書いたのは、「観光バスガイド」と「はとバスガイド」の両名ともが高齢だからです。

 

当日の参加者は約100名。

参加者は地味な30歳前後のOLあるいは学生時代の友人どうしと思われる女性2人組、または元気な中年女性2人組が多いように感じられました。

ちなみにバスは2台とも満席。

 

行き先は茨城県の「国営ひたち海浜公園」。

時期的に「ユキア(別名:ホウキ草)」が見どころということで公園のパーキングに入るのにも大渋滞。

真っ赤な「ユキア」を見るために多くの人々がユキアの小山を大渋滞で歩きます。

その小山の細い遊歩道は人でいっぱいでした。

離れて人を見ると、まるで蟻の大群の行進を見ているようでもありました。

 

次に向かったのは「那珂港ヤマサ水産」。

ここもパーキングに入るのに大渋滞でした。

ここは大ネタ回転寿司50分間の食べ放題が売りの昼食場所。

ウエイティングリストに記名した多くの個人旅行者が待合室で名前が呼ばれるのを待っていました。

しかしながら、我々のはとバスはカオパス。

待つことなく、席に通されました。

この時ばかりは団体客で良かったという「優越感」。

しかし、それを感じた自分に反省もしました。

食べ放醍なので諸先輩方は、一言もしゃべらずに空の皿を積み上げていました。

「うまい」「うまい」「中トロが特にうまい」と。

私は、目黒駅にある回転寿司の方が新鮮でうまいと心の中で思いながらも・・。

先輩方に合わせて「うまい」と言いながら先輩と同皿数になるように何枚も皿を重ねました。

正直、お寿司が嫌いになりそうでした。

 

帰りの千代田では「ナシ狩り」を初めて体験。

30分食べ放題と言われても2個しか食べれませんでした。

捥ぎたての梨はとてもみずみずしくてとても美味しかったです。

 

来年参加するか、どうかは、

しばらく考えたいと思います。

良い悪い、楽しい・つまらないは複雑ですが

久しぶりの異文化体験でした。

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『ヒズナンバー「34」』

2015-10-20 07:07:07 | Weblog

先日、ある公立小学校のウェブページを見ました。

そこには先生方の名前に加えて職名も書かれていました。

校長、副校長、主幹教諭(主任を指導)、主任教諭(教諭を指導)、

教諭(新規採用から7年目まで)、教諭(育替)、講師、指導助手と様々です。

 

どうやら職名は地域によって異なるようです。

したがって意識しないとその違いにはなかなか気づきません。

 

さて、ヒズナンバー「34」は同居しているムスコです。

彼の年齢は20代なかば。

現在、彼は縁あって公立小学校で講師をしています。

ちなみに講師とは非常勤講師であり、いわゆるパートの先生です。

彼は非常勤のために担当授業コマ数しかお給料を頂いていません。

したがって彼の年収は新車の軽自動車1台分程度のようです。

非常勤という職ではありますが

彼は毎日朝から晩まで正規の先生と同じように勤務しています。

お金を頂抱きながら実際の教育に携わせていただいている「修行」と本人は捉えているようです。

 

15歳の頃から400cc中型バイクを乗り回していた彼は、

いわゆる良い子ではありません。

彼は15歳から親の反対を押し切って7年間もマクドナルドでアルバイトをしてきました。

どうやら小学校で勤める上でマックの経験がとても役立っており、職場で戦力になっているようです。

掃除がうまい。

挨拶がしっかりできる。

仕事がテキパキしている。

子供や保護者への対応がうまい。

クレーム対応にもたけている。

 

以上のような理由で職場の先生方にとても可愛がられているようです。

 

さて、そんな「34」は奇跡的にも今夏の教員採用試験の一次試験に合格しました。

詳細は書きませんが、「34」は大学中退ですし・・。

大学付属高校だったにもかかわらずに成績不良で内部進学ができなかった彼ですから。

 

8月の一次試験の合格発表では、

彼は自分の受験番号を間違えて暗記していて、それをネットでチェックして職場の校長先生には「不合格」だったことをメールで報告。

後日、郵便はがきで「合格」通知が届いて大慌てしていました。

私からしたら本当に理解不能な「34」です。

 

一次合格が判明すると副校長から全教員に「34」君の二次試験対策をするように全教員に指令が出たそうです。

 

そして、先日二次試験の発表がありました。

当日は、彼の授業中に副校長先生が「合格(期限付き任用:1年間担任として勤め上げることができれば正規教員になれる)」を伝えに来てくれたそうです。

生徒たちも彼が臨時採用ということを知っていて、今回の「合格」を担任から聞いて喜んでくれたことを耳にしました。

実は二次合格は、即採用というわけではありません。

 

呼び出しがあった学校で管理職と面談して、うまくいけば期限付き任用教諭として仕事が始まリます。

そして、1年後に「期限付き」が取れるそうです。

まだまだ、教員として正式に採用されるには乗り越えなければならない壁があるようですが、条件付きとはいえ二次合格はスゴイと思います。

「毎日、仕事に行くのが楽しい」と彼は言います。

そのように感じたことがない私は反省したり、彼を尊敬したりとの気持ちが湧いてきます。

後は家を早く出て、自活してほしいと願うばかりです。

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『串揚げ店化する武蔵小山商店街』

2015-10-13 07:07:07 | Weblog

 日本中のほとんどの商店街に活気がありません。

理由は郊外に新設された大規模な駐車場付きのショッピングセンターに客を奪われてしまったからだとも言われています。

加えて

商店街にある自己所有の土地や店舗に執着しすぎたために、

顧客の購買欲の変化に対応できずに

商店街全体としての魅力ある再開発が後手にまわってしまったことも、

その原因かもしれません。

 

あまりにも人通りがなく寂しい商店街を逆手にとって、

そこをお化け屋敷商店街として特色を出している町も出てきています。

それについては卒論や修論として取り上げられることもあるようです。

 

先日聞いた話では、

浅草の新仲見世アーケードで店舗を借りると月50万円だそうです。

昔から、その場所で商売をしてきた人は今後も商売を継続するのか?

それとも店ごと貸して収入を得るかで悩んでいるそうです。

 

さて、私の自宅そばの武蔵小山商店街は800㍍のアーケードで有名な商店街です。

活気があり、平日でも一日中多くの人で賑わっています。

客足が落ちて、流行らなくなると次の新たな店に変わるという好循環が継続されていることが活気ある商店街の継続要因だと思われます。

 

最近、そのような商店街に変化がみられるのです。

それは、「串揚げ居酒屋」の増加です。

この数ヶ月だけでも、

「大阪満マル」、「串かつ でんがな」、「串かつ たなか」が開店しました。

どこも昼から深夜にかけての営業であり、

ランチタイムから酒を飲んでいる高齢者の姿が目立ちます。

視察を兼ねて

先日、そのうちの一軒に行ってきました。

金色のビリケン像が客を招いていました。

店員はなれない、またぎこちない関西弁で客を迎えました。

壁に対面する席は、なんとお一人様用の席でした。

学校の机ほどの大きさの席が1席づつ設置されており、

左側には「二度付け禁止」のシールの貼られたステンレスの入れ物に入ったソースが各自のテーブルに設置されていました。

 

串揚げ店が客に好まれる理由は、

荘民的な価格であり手軽に飲み食いできるからだと思います。

このままさらに多くの昼から営業している居酒屋が増加しそうです。

 

19世紀初頭に建築されたパリの「パサージュ」は19世紀中頃に作られた「デパート」にその役割を奪われました。

武蔵小山商店会「パサージュ」に隣接して40階建の店舗付き高層マンションが近々できるそうです。

この商店街の未来は繁栄か?、衰退か?

それとも800メートル全ての店舗が「串揚げ店」になるのか?

今後が楽しみです。

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『鬼怒川温泉の今』

2015-10-06 07:07:07 | Weblog

数日間の休みを利用して鬼怒川に行ってきました。

 

9月初旬の大雨は鬼怒川の決壊をもたらすなど、甚大な被害を各地にもたらしました。

鬼怒川温泉でも露天風呂の崩落や一週間ほど電車が不通になる等が報道されていました。

しかし、シルバーウイーク直前には東武線が復旧され観光客の減少は何とかくいとめられたようです。

 

私が現地に行ったのはシルバーウイーク明けの9月30日と都民の日の10月1日。

お陰さまで、別荘?は無事でしたが、

一部の道路は未だに通行禁止であり、

観光の目玉である鬼怒川での川下りも運航中止。

さらに、最近人気となっているラフティングも行われていませんでした。

 

よって平常であれば秋のこの時期は川から観光客の賑やかな声が聞こえてくるはずなのですが・・。

上流にあるダムで川の水を調整しているようです。

家から見下ろす川の流れはすごく緩やかでした。

私にとっては複数のラフティングのボートで川の前の岩に横付けして

その岩から飛び降りて遊ぶ人々の騒ぎ声が聞こえないだけでもラッキーなのですが。

 

突然に話は変わりますが、私は「学会」があまり好きではありません。

その理由はこちらがお金を払って入会するといっているのに、

ほとんどの学会の対応は高飛車だからです。

いわゆる学会「入会申し込み書」なるものには現会員の推薦が必要ですし、

無い場合には自己推薦書の提出を求められたりもします。

さらに、学会役員会での承認後にやっとで入会が認められるという流れ。

「学会の輪」に入れて上げるというようにも感じてしまいます。

 

とわいえ、「論文」か「研究ノート」を発表したくなりました。

しかし、私の勤務校には「研究」というような風土はありませんし、

「紀要」もありませんから、

なんらかの発表手段を求めての学会入会でした。

 

ということで「観光」の学会(会員数800名)に入会を承認されました。

内容は「被災地への高校生の研修旅行」です。

今回の鬼怒川中は殆どの時間を論文作成に使いました。。

体を動かし過ぎると「筋肉痛」になりますが、

不出来な文章を何度も何度も読み返して修正するという行為を繰り返していると「脳痛」になることを久しぶりに感じました。

 

意地もあって昼夜作成に励んだ結果、

提出期限までに研究ノートがなんとか完成しました。

査読審査後の学会誌掲載が決ればよいのですが・・。

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