芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『あいさ2(挨拶)についての講話』

2012-12-25 07:07:07 | Weblog

先日、自分の所属学年以外の生徒に向けて話をしてほしいという依頼があった。

その内容は、

おもしろい話を入れ込みながら

出来るだけ短時間(5分~10分)で

生徒をやる気にしてほしいというムリ難題。

 

断ると言う選択肢もあったが

学内のアイデアマンである依頼主Sの株を高めて上げるためにも

しぶしぶ承諾。

そして当日を迎えた次第である。

 

上級学年から見て

高校1年の冬休みにやらなければならないことなど私には解らなかった。

依頼主には、それがわかっていたのかもしれないが・・。

 

そこで、

疑うことの大切さ、

自ら調べ納得すること、

根本を知ることの重要性について話をした。

 

まず、冒頭は面白い?話で心をつかむことを試みてみた。

アイドル「ももいろクローバーZ」のメジャーデビューを知っていますか?という問いかけ。

それは、2010年なので、今年の暮れでちょうど3年目。

3年にしてNHK紅白歌合戦に出場なんですよという話。

これを我々、中年オヤジたちは「ももくろ三年」と言いますというつかみ、オチ?。

一部生徒と後方に腕組みをしながら立っている教員数名だけがクスクス反応。

私自身笑いのプロではないので、

殆ど知らない生徒たちを瞬時に笑わすことなど出来やしない。

反省、反省。

私の場合は3年ではなく8年はかかりそうだ。

 

次に納得して前に進むという話。

それは、「挨拶」を例として話を進めた。

先生に厳しく言われるから、

又は挨拶週間の設定がされているから挨拶をするのですかという問い。

そうしても「挨拶」は20%~30%しか活発化しないのではという問題提起。

 

そこで真偽は判りませんと前置きして

「握手」についての話をした。

米国人が握手をするのは、

手に銃を持っていませんよという表れ。

握手を交わすと言う事は、

お互いに危険な銃は持っていませんよという安全宣言。

日本人がお辞儀をする場合も、

お辞儀した状態では鞘(さや)から刀を抜けないという話。

ここでも自分は危険ではないということを表していると言う話。

海外に行って握手をする際に、

握手の根本の意味を知っていれば

その行為やその行為を行う際の気持ちも変わるでしょという話をした。

これらの話を無理やりに

「やらされるのでは、自ら行う」という話にまとめた次第である。

 

この集会後に責任者Kに挨拶に伺った。

彼からの一言は、

「大学の先生みたいでしたね。ああやって動きながら、生徒に話をすればいいんですね」

ポイントはそこかよと思いながらも儀礼的な挨拶終了。

 

このような依頼には絶対に応じないと決めた私でした。

 

*年内の仕事(冬期講習)は28日までです。それが終わったら清水の母に会いに行くつもりです。

 

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『Tax Cut Japan』って何?

2012-12-18 07:07:07 | Weblog

投票に行くととても不思議に感じることがある。

厳重な個人確認をしていないことだ。

昨日のニュースでも

未成年者が親になり済まして投票。

孫の投票券を使用して同一人物が二回投票。

このようなことは今のシステムでは十分に起こり得る事件だ。

なにせ名前を呼ばれて、

「はい」と答えれば確認終了なのだから。

 

住民が皆、知りあい、顔みしりという田舎ならそれも可能だが、

現実問題としては完全なる身元確認は不可能であると思ってしまう。

免許証などを利用した公的な書類をもっての人物確認は

それはそれで実行に問題があるのだろうが・・。

ネット投票も問題解決の可能性もあるように思うのは私だけだろうか?

 

16日に衆院選が実施された。

結果は自民公明圧勝、民主惨敗。

すでに語りつくされていることではあるが

党があまりにも多く乱立してその特徴が判りづらかった。

判りづらさを象徴しているのは党の英語表記も同じである。

 

民主党        The Democratic Party of Japan

自由民主党      The Liberal Democratic Party of Japan

公明党        New Komeito

日本共産党      Japanese Communist Party

社会民主党      Social Democratic Party

みんなの党      Your Party

日本維新の会     Japan Restoration Party

国民新党       People’s New Party

新党大地・

真民主        New Party DAICHI-SHINMINSHU

新党改革       New Renaissance Party

みどりの党      Green Wind

国民の生活が第一 People’s Life First

太陽の党     The Sunrise Party

減税日本     Tax Cut Japan

新党きずな    KIZUNA PARTY

 

保守的なのに”Liberal”を名のる自民党。

立候補者は含まれているのかを疑ってしまう”Your Party”

“Tax Cut Japan”の意味は?税金は日本をカットする?

国民の生活が第一の“People’s Life First”は機械翻訳でもしたのと疑ってしまう。

外国人がこれらの党名をみたら困惑したり、笑いが出てしまうかもしれない。

このような英語表記だけでも分かりづらいのに

各党の政策など判るわけはないと妙に納得してしまった。

かつてもこのブログで書いた以下の話を思い出してしまう。

 

真偽はわからないが

英語の苦手な森首相がクリントン大統領に挨拶した時の逸話を思い出してしまう。

 

森:来日したクリントン大統領に英語で挨拶をするために

How are you?”  “Me,too.” を何回も練習

森:クリントンに挨拶した際に

  “Who are you?” と言ってしまい

クリントン:困惑しながらもクリントンはジョークで切り返し

  “Hillary’s husband”と返答。

森:笑いながら森首相も次のように余裕で返答

  “Me, too”  

 上記の党名を見てみるとこの会話もあながち間違いでもないかもしれない。

それにしてももまずは政治だとおもうのだが・・。

 

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『高校教員対象予備校講習への参加』

2012-12-11 07:07:07 | Weblog

かつて浪人生を主対象としていた代ゼミ、河合塾などの大学受験予備校は、

少子化に対応して事業を多角化している。

まず浪人生減少の穴埋めとされたのは現役高校生だ。

予備校は現役生の取り込みにやっきだ。

自習室完備を売り物にする予備校も多く、

高校の授業終了後はすぐに予備校に向かい、

補習、講習を受けた後には自習室で学習をしている生徒も多いようだ。

 

さらに予備校の収益源の一つは模擬試験の実施だ。

高校1年生対象のものだけでも最低年間3回は実施されている。

複数の模試を受けるとなると年間6回以上の実施。

2か月に一回は予備校の模試を受けているのである。

さらに高校3年生の秋になると、

隔週で大規模な模擬が大手有名大学会場で実施されている。

少子化で大学に受かりやすくなったと言われてはいるが、

人気のある大学や難関大学に入学を希望する受験生の数は変わらない。

厳しさは継続しているのが実態である。

ちなみに高3生が受ける模擬試験は毎回約40万人以上もが受験しているのである。

 

受験生が受けた全国模試のデータを元に

予備校はほぼ毎月、高校教員対象の受験動向研究会も実施している。

この会への参加は無料だが、

模擬試験を受けていれば受験生の進学指導がしやすいことは間違いない。

このようにして受験生、予備校、高校の三角形が成り立っているのである。

 

さらにさらに大手予備校は予備校講師の授業評価パッケージを高校にも売り込んでいる。

生徒への授業アンケートの実施、

そのアンケート結果の分析シートと各担当者への成績票の作成。

分析については、職員会議の一コマを利用して

専門講師による分析解説会も実施されている。

 

加えて、英数国理社の五科目担当それぞれに対して

高校教員対象教科指導実力養成講習会が長期の休み(夏・冬・春)に実施されている。

私は年末28日まで実施される冬期講習を担当することになっているので

その授業に少しでも役立つことを目的に

来週の日曜日に実施される教育研究セミナーに参加するしだいである。

 

テスト、採点、成績処理、保護者会実施、冬期講習年末は疲労もたまりがちであるが・・。

参加費用一講座約2万円也。

元を取って生徒に知識を還元できるようにシッカリ勉強してくるつもりである。

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『三年ぶりの特別講義』

2012-12-04 07:07:29 | Weblog

先日の私の勤務休日の夕方、

3年ぶりに大学で講義をさせて頂きました。

いくぶん大きめの教室に学生総数は約130名。

日頃、高校現場での教壇に立っている私ですが

自分の伝えたい専門的なことを

長時間に渡り、学生に伝えるのは素人同然です。

本当にかなり緊張してしまいました。

 

実はわずか1回だけの講義ですが

約1年前から多くの時間をかけて講義準備をしてきました。

お題は「修学旅行」。

国内外への引率経験は数多くありますが

ツーリズムとしての修学旅行に関して何を話そうかと大いに悩みました。

そこでツーリズムについての専門書や

修学旅行に関連する論文をとにかく読みあさった次第です。

修学旅行に関しての知識が深まると同じ時期に計画を立てたのが

宮城県南三陸(被災地)への研修旅行です。

被災地への旅については

既にこのブログでも紹介したように結果的に大成功を収めました。

私の企画が呼び水となり

来年は都内にある進学校、筑駒も現地に行くそうです。

 

文献で得た知識で歴史的な事も話すことができる。

修学旅行協会の発行しているデータブックも何冊か用意した。

加えて、オルタナティブな研修旅行として

被災地への研修旅行についても実際に話せることが多くある。

今思えばこの段階で少し、安心してしまっていたかもしれません。

 

当日は結果的に早口になり、

当初計画した時間より早めに思わってしまいました。

本当に散々な結果でした。

当然、講義終了後、

自分に対しての情けなさがあふれ出しかなり落ち込みました。

「もっとうまく話せるはずだったのに・・。」

「もっと話したいことがあったにも関わらず話せなかった。」

 

感想を書きなさいとは言っていなかったと記憶していますが・・。

当日その場で提出する課題レポートには

講義についてのコメントが加えられていました。

 

・今回の内容は率直に面白かったです。

・今回はとても面白い講義ありがとうございました。

・本日はありがとうございました。(M)、(M)、(W)

・本日は貴重なお話ありがとうございました。(W)

・とても面白かったです。

・貴重な話を聞けてとてもおもしろかったです。わざわざありがとうございました。

・今回の講義で修学旅行の裏側を知ることができて、とても面白かった。

・今回の講義を聞いて、修学旅行は学校側がどのような意図で実施しようとしているのか改めて知ることができました。

・修学旅行の実施の有無や内容は時代や社会問題によって影響されるのだと今回の講義を聴いて分かりました。

 

最近の学生の傾向として、

感謝の言葉を答案用紙に一言加えるのであろうか?

それとも本心からそう感じたのであろうかの真意は判らないが・・。

 

これらの反応を見る限り

私自身そんなに落ち込む必要もないのではないかと思えてきた。

落ち込んだり、元気づけられたりと心の変動の大きな一週間。

 

次にこのようなチャンスがあった時には、

この反省を生かして講義をしようと決めた私でした。

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