芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『東北被災地(大川小)への実踏』

2016-11-29 07:07:07 | Weblog

2週連続での日曜日勤務です。

世間の流れに逆行しているように休日にも強い勤務依頼が勤務している人々に発せられています。

それはまるで、敗戦直前の日本のように・・。

「月月火水木金金」。

 

さて、来週、出張で東北の被災地に行ってきます。

具体的な訪問地は石巻と南三陸です。

今年の5月に初めて9ヵ所のコミュニティーに9クラスの生徒が訪問。

仮設住宅に暮らす住民の方々と交流させていただきました。

来年の5月にも同地を訪問し、

同じように仮設住宅に住む住民の皆さんとの交流を行う予定です。

これについては他校が簡単に真似できるような事ではありません。

2012年以降、同じ被災地を毎年訪問し続けてきた故に結ばれた被災地との強くて深い繋がりがあるからこそ実現できています。

現地の社会福祉協議会や南三陸町町長の佐藤さんには感謝の言葉もありません。

 

さて、来年の5月の被災地ツアーでは大川小を訪問する予定です。

大川小津波訴訟については、微妙な問題があり今後も高裁での審議が続きそうです。

それゆえに現地訪問を躊躇してしまうような雰囲気があるのかもしれません。

これについては現地に行って、自分の感覚で確かめてくるつもりです。

もし可能であれば、川が溢れた堤防にいき、その様子を見てくるつもりです。

また、教員の指示ですぐに裏山に登っていれば助かる命が多かったと報道されている「裏山」を登っていきたいと思います。

300名以上の生徒が堤防見学をして、裏山に登ることが可能かどうかを見てきます。

実際に私も裏山にのぼってみて報道されている真実を肌で感じてきたいと思います。

もちろん、勝手な思いつきで現地に行くわけではありません。

私のことを信頼してくれている元石巻西高校の校長先生の人的な繋がりを頼りに、

無理なお願いをして「実踏(じっとう)」(学校で使用される業界用語)実施の運びとなりました。

ちなみに、元校長先生は現在大学にて勤務されていますが、

わざわざ半休を取り私たちの実踏にご同行いただけることにもなっています。

本当に、これも有り難い話です。

 

*11月17日発行の「交通新聞」に7月29日に東北観光推進機構の旅行セミナーで発表させて頂いた内容が記事掲載されました。

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『「高齢者ドライバーの事故報道」の向う先はどこ?』

2016-11-22 07:07:07 | Weblog

高齢者(65歳以上)の交通事故のニュース報道が増加しています。

 ・病院の駐車場で急発進

 ・対交車線にはみ出して対面衝突

 ・集団登校中の生徒の列に突っ込む

 どれも高齢者が加害者となる悲惨な事故ばかりの連日報道。

 高齢者いじめ?高齢者バッシングとも私は感じてしまいます。

 

 ニュース報道のまとめとしてのコメンテイターの一言はほぼお決まりの一言です。

 それは「基本的には運転させない」ことに向かうという対策。

 例えば、以下のような2つの対応は現在でも行われている対応です。

 ・運転免許自主返納制の活用

 ・75歳以上で免許を更新する人は高齢者講習の前に認知機能検査実施

 

 65歳以上の交通事故件数割合は平成12年8.1%から平成22年15%まで増加しています。

 確かに増加ではありませが、増えるのは当たり前なのです。

 その理由は高齢者の増加です。

65歳以上の高齢者割合は

1970年7.1%

1980年9.1%

1990年12.1%

2000年17.4%

2013年25.1%

2020年29.1%

2040年36.1%

2060年39.9%

 

 高齢者の加害者数増加は、その年齢層の人口増加に伴うもので当然の増加値なので

 す。

今後も「高齢者の交通事故」は確実に増加するのです。

 では、現在実際に一番多くの交通事故の加害者は

 20~24歳であり、

次に30~34歳なのが現実です。

 

と言っても、 加齢とともに以下のようなミスは増加するのは当然のことです。

 「安全不確認」

 「前方不注意」

 「ブレーキとアクセルの踏み間違え」

 

 さて、報道の先にあるものは何でしょうか。

 まず考えられるのは高齢者の自動者保険料の値上げです。

 2,013年に自動車保険が値上げされていますから

 わずか数年での高齢者の保険料再値上げはあり得ると考えられます。

 

 保険料が大幅に上がるのなら免許を返納する高齢者も増えるに違いありません。

 

 車が無いと生活できない地方に暮らす高齢者もいますから、

簡単に自動車免許返納をすることはできないことも事実です。

高齢者にとって年金受取額が下がり、自動車保険料が上がることはダブルパンチです。

 スバルのアイサイトのような万一の際の「自動ブレーキ」。

日産セレナのような「自動運転」車への乗り換えがあれば、

高齢者であっても保険料はあがらないなどの特別な対応は必須だと考えられます。

あるいは、高齢者用のスマホがあるくらいですから高齢者に優しい自動車があっても良いかもしれません。

かつてのフォード車のアクセルはハンドル側にありました。

クルーズドコントロールシステムを改良してアクセルにしてしまえば、

ブレーキとアクセルの踏み間違えは少なくとも無くなります。

昨今の高齢者が加害者となる交通事故報道は高齢者という弱者をターゲットにして、社会問題をすり替えて報道しているように思えてなりません。

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『長時間労働』について

2016-11-15 07:07:07 | Weblog

広告代理店最大手の電通社員が月100時間にも及ぶ長時間労働のすえに過労自殺したことが社会問題となっています。

さらに、先日は朝日新聞社の出退勤記録改ざん問題を日刊ゲンダイが報じていました。

残業時間はなんと300時間にも及ぶものです。

このように大企業の問題が表面化していますが、

多分多くのその他中小の会社では当然のごとく残業が行われていることが察せられます。

私の場合も月に80時間程度の残業。

100時間や300時間に比べると少なく思われますが、

80時間以上の残業は過労死の可能性もあるのです。

 

私の場合も過剰な労働気味の毎日を送っています。

4時30分起床。

5時30分電車乗車。

6時30分勤務開始。

メールチェックやその日の仕事の準備に約1時間。

8時から正門に立って登校する生徒たちへの挨拶による出迎え。

8時15分から職員朝会。

8時20分にクラスに出向き出欠調査。

8時30分から8時40分まで朝読書指導。

8時50分から午前中に3コマの授業。

授業終了後は結婚報告に来校した卒業生との歓談。

14時から15時30分まで新規採用者の採用試験実施。

2名に対しての面接を当日行うことは当然ながら、

該当者への電話連絡、面接会場の設定等、

設定から当日の実行まで全て私が準備。

16時から入試説明会のお手伝い。

実際には入学希望者との面談を約3時間行いました。

19時仕事終了。

まさにブラックな業界だと言われても仕方ないような仕事量です。

どの職場でも似たり寄ったりかもしれないのですが

人手不足に尽きるのだと思います。

上記例では入試業務は入試課の仕事です。

採用は人事または教務課の仕事。

教える仕事以上の業務が異常に増加しているのが実態です。

現在、職場では50歳代の教員が病気で入院中です。

40代半ばの教員は1ヶ月程入院生活をした後、現在自宅療養中。

最近つくづく思うのは、仕事の自己管理と休養の大切さです。

さらに、余暇時間の確保とその過ごし方の重要さ。

 

人生は一度きりです。

私ってという自らへの問いかけの必要性と自らのライフスタイルの再考が求められているように感じます。

『レジャースタディーズ』(世界思想社)をあなたも是非、読んでみてください。

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三浦展『毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代』光文社新書

2016-11-08 07:07:07 | Weblog

 三浦展さんの作品には賛否が分かれますが、否定もまた関心ともいえると思います。

何点か印象に残った項目をご紹介したいと思います。

 

・  「コモビリティ」

車なんていらないよという人が若い世代で増えてきたそうです。

それをマイカーならぬ、「ナイカー族」というそうです。

 

・  「寝るだけベッドタウンから寝たきりベッドタウンへ」

郊外のニュータウンというと、サラリーマン男性にとっては風呂に入って寝るだけのベッドタウン

それらの人々が年をとり、寝たきりになる。

つまり、「寝るだけベッドタウン」から「寝たきりベッドタウン」へ。

 

・  「3人の高齢者が一人の若者を支える」

20代の若い世代に限ると、現在の人口は1200万人。

65歳以上の高齢者は3400万人。

つまり、若者一人に対して高齢者が3人。

一般的には一人の若者が3人の高齢者を支える社会と言われています。

しかしながら今の若者は正社員になりにくいし、なっても給料があまり上がりません。

ここは発想の転換をして、「3人の高齢者が一人の若者を支える」仕組みが必要。

 

 

・  「毎日同じ服を着るのがおしゃれな時代」

スティーブ・ジョブズはいつも同じ服を着ていました。

イッセイ・ミヤケの黒いタートルネックにぼろいジーンズ。

毎日服装をとっかえひっかえする人よりも、毎日同じ服を着る人の方が、どうもおしゃれ、かっこいい、カリスマだと思われる時代。

 

・  「おさがりからおあがり」

我が家ではパートナーが家着として子供の着ていたパーカーを着用しています。

これが「おあがり」。

若い娘の着ていた服は微妙に派手ですが、息子のおあがりはシンプルで着やすいそうです。

 

・  「ポロからボロへ」

1980年代の若者はブランド好きで多くの人がラルフローレンのポロシャツを着ていましたが、今の若者はブランドが刺繍された服を着ないそうです。

あのばかでかい馬のマークを刺繍したポロシャツなど、もってのほか。

この20年、ファッションに関心のある人ほど古着志向。

オリジナリティがあり、一点物であるという意味で差別化欲求を満たした。

 

・  CCRC(Continuing Care Retirement Community)

大学連携型CCRCは、シニア学生が再びキャンパスで学んだり、自らの経験を生かし教壇に立つような半学半教の生活。

マサチューセッツ州のラッセルビレッジは、入居者に年間450時間以上の大学での受講を義務付けており人気になっている。(老若男女共学)。

ぼけない高齢者をつくる。

少子化によって学生が減るばかりの日本の大学も、CCRC

と連携していくべき?

以上。

 

 

 

 

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『紅葉狩り』

2016-11-01 07:07:07 | Weblog

まさに今は紅葉シーズン。

先日、仕事が終わってから職場の同僚と鬼怒川に向かいました。

平日のある日が創立記念日との好条件もあり紅葉狩りに行った次第です。

 

まず、紅葉狩りでは鬼怒川温泉から川治温泉に向かいました。

そこから、中禅寺湖を目指して初めての山道に入って行きました。

右手に見えたのは八汐湖、黒部ダム、そして川俣湖。

川俣湖の展望台から見た紅葉は素晴らしいものでした。

数日前に訪れたスーパーJチャンネルのレポーターの色紙が売店に置かれ

ていました。

当日は雨が降っている寒い平日。

紅葉狩りに来ている人は殆どいませんでした。

深緑の湖面には山の影が映り込み、山は紅葉。

湖面の静寂が伝わってきました。

展望台の売店では鹿、イノシシ、熊などの

現地の山で捕獲された野生動物の串焼きが販売されていました。

店内にはシカの角、シカ肉の佃煮、乾燥させたサンショウウオが入った焼酎も販売されていました。

 

今回の旅での食事の選択は全て同僚に任せました。

前日はネットで調べた佐野ラーメンの「おぐら屋」。

https://tabelog.com/tochigi/A0902/A090202/9000067/

バスまで駐車できる大駐車場にビックリ。

佐野ラーメンらしくあったりしたスープにツルッとした麺。

美味しかったです。

また近いうちにパートナーとともに訪れたいと思います。

 

昼食は黒部ダム側の蕎麦店にて蕎麦を注文。

店主の紅葉についてのうんちく。

蕎麦屋なのに店内には洒落た喫茶コーナー。

壁には自作の油絵。

 

天ぷらは別注文。

それらの盛り合わせは全てが地元のキノコ。

テーブルに運ばれたきのこの天ぷらについて一品ずつキノコの説明をする女将さん。

その方法はまるでフランス料理における説明のようでした。

このご夫婦の職業は教育関係者だったかもしれないと密かに思いました。

慌ただしい旅でしたが、紅葉見物渋滞に巻き込まれることもなく紅葉がりができたことは幸運でした。

プラスして、じっくりと現在の職場の状況について本音で語ることができたことは何よりの収穫でした。

 

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