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英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

「SMAP」の生懺悔の異常さ

2016-01-25 07:07:07 | Weblog

センター試験も終わり、自己採点による結果を予備校に送付。

今は全受験生の出願動向を考慮しながら国立大学への出願時期となっています。

 

さて、センター試験が終わった翌日に日本史担当の先生が職員室で大声で騒いでいました。

「お~い」と。

それは授業で教えていない箇所が出たということ。

具体的には「美空ひばり」が出題されたことに対しての不満です。

日本史が得意な生徒が満点をとれない可能性があることに対しての不満。

生徒は「美空ひばり」を知らないと。

 

具体的な日本史の問題は以下の通りです。

 

1930年代のマス・メディアに関して述べた次の文XYについてその正誤の組み合わせとして正しいものを一つ選べ。

 

X 日本でもトーキー映画が制作・上映されるようになった

Y ラジオから流れる美空ひばりの歌謡曲が人気を博した

 

答えはXが○、Yが×です。

果たしてトーキー映画を知っている高校生っているのでしょうか?

殆どの生徒は「美空ひばり」を知らないのではないでしょうか?

私も日本史担当者と同意見です。

これは良問とは言えない気がします。

この問題は殆どの受験生は知らなくてもいいことであり、大学入学後にメディア論で学べば良いことなのではないかと強く思います。

 

次に「SMAP」の問題について触れておきたいと思います。

幾分年をとったアイドルグループ「SMAP」の解散問題です。

私もフジテレビの「スマスマ」での生謝罪を見ました。

キムタクがグループの中央に立ち、前向きであることを強調したあの会見です。

さて私の感想ですが、

「SMAP」の彼らは誰に謝っているのだろうかという疑問を持ちました。

名目上では、解散するのではないかという報道がありファンに迷惑をかけたことによる謝罪のようですが・・。

あれは明らかにテレビを通じて、

テレビやラジオ曲などのマスコミへの謝罪や、

広告代理店、スポンサーなどへの謝罪、

そしてジャニーズ事務所の社長や副社長への謝罪であり

ファンへの詫びではないことを感じました。

あれは、まさに「公開処刑」でした。

 

具体的に教育現場に置き換えて考えてみると対応のまずさがわかると思います。

・クラス内で問題行動を起こした生徒がいる。

・クラス内や全校生徒の前での謝罪を条件に退学処分にしないという学校からの提案。

・彼らが納得していないにもかかわらず無理矢理に教壇に立たせて、その他の生徒にしぶしぶ謝らせる。

これらは前向きな対応ではありません。絶対に。

だって、これらは体罰、そのものだからです。

 

事務所への反逆者を公共の電波を利用して謝罪をさせる異常さ。

または公共の電波を使用して生で謝るイベント実施が可能なマスコミや大手芸能事務所のある意味の「怖さ」を感じずにはいられません。

 

ひとつひとつの花は違っても、それを販売する花屋はどこも同じであることを露呈した事件であるようにも思われます。

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『児童虐待虐待にみる「結合」と「分離」』

2016-01-19 07:07:07 | Weblog

最近、ニュース報道では幼児・児童虐待事件が多いようです。

「生後4カ月の長女を自宅で殴って殺害」

「自宅で長男に暴行し、生後3カ月で死亡させた」

「生後2ヶ月の娘に虐待を加え重傷」

「熱湯を顔にかけ・・」

 本当に悲惨な事件だと思います。

何らかの理由や事情があるにしても、幼い子どもを殺してしまうことは決して許されることではありません。

 

 子どもへの虐待理由として考えられるのは、

「夜泣きがうるさい」、「言うことを聞かない」、「なつかない」等の親の身勝手さが浮かび上がります。

 子どもを飼い主に従順なペットのように期待しているとしか思えません。

従わなければ、暴力をふるって従わせるという思考。

血縁関係、親子関係で結ばれていた親子。

親の身勝手な暴力による結果として齎される弱者である子どもの死。

虐待は手段となり、結ばれていたものが離れていく。

「結合」から「分離」。

 

話は少々それますが・・。

15歳未満の人口は1633万人。(2014年)

ペットのイヌの飼育数は1153万匹、ネコは974万匹。

それらの合計数は15歳未満の子どもの数よりも多くなっています。

当然ですがイヌ、ネコなどの動物と人間は血縁、地縁などの結びつきはありません。

その関係は主従関係や、飼い主とペットという心で結ばれる関係です。

 

実の子を虐待する親が増えています。

対してペットを実の子のように扱う飼い主も増えています。

ペットは家族の一員。

例えば、しつけを目的とする「犬のようちえん」ではバスを出してペット犬の送迎を行っているそうです。その授業料は37万円。

ペットが亡くなればペット専用の火葬車で荼毘にふします。

さらに飼い主が離婚する際に問題となっているのが、どちらがペットの面倒をみるかというペットの親権だそうです。(親犬ではありません)

ペットと飼い主の関係は「分離」から「結合」ですね。

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『退職を祝う会』

2016-01-12 07:07:07 | Weblog

 先日の連休中に、私の勤務校にて勤続38年となるUSA先輩が定年退職されることを祈念して「退職を祝う会」を企画し実行しました。

 1月に実施した理由は年度末の3月は学校として最も忙しい時期であることや退職を祝う会が学年、校務分掌、卒業生企画物、担当クラブ企画物とそれぞれ異なる方々が企画するパーティーの多くが一時期に集中してしまうからです。それを避けるために1月に実施した次第です。

 祝う会の企画者の私とUSA先輩との関係は2015年卒業の女子中学生を担任した、1組2組の担任です。

 当時、女子校から共学校へと学校が変わっていく中で

我々は保護者対応で苦労した戦友です。

そこで、私は当時の生徒にお願いして退職を祝う会を実施することをお願いしたのです。

 当時の生徒たちも現在は26歳になりました。

 既に結婚している生徒も2名。

 当時の学年在籍生徒は約40名。

そのうちの約半数の約20名が今回の式に参加してくれた次第です。

26歳の彼女たちですから化粧はしていますが、中学生だった頃の仕草や言葉使いや醸し出す雰囲気は15歳のまま。ほとんど変わっていない彼女たちでした。

 そんな彼女たちは全員が働いています。

 薬剤師の免許を取得しているNは製薬のMRとして総合職採用され、現在は岡山県に住んでいるとのこと。わざわざ、このイベントの為に岡山から上京してくれました。ありがたい限りです。

 その他に、Nとライバル製薬会社に勤務するヘビースモーカーのH、小学校の先生A、ウエブページ制作の達人E、銀行員N、ユニクロの店長S、大学病院に勤務する看護師S、結婚情報誌「ゼクシー」のライターP、建設会社系大手不動産で営業事務をしているA、K、給付金をもらえるので職業訓練学校に通い始めたOなど、様々な業種に勤務している彼女たちとの語りは新鮮でした。

 一次会は、学校でジュースを飲みながら2時間の歓談。

その後、久しぶりの再会なので2次会(飲み会)へと移動。

学校から二次会の場所までの移動は修学旅行と同じように、

一人の教員が先導し、もう一人は最後尾でグループをサンドイッチ。

何の打ち合わせもしなくても、移動の形式が決まってしまいました。

 

高齢の男性2名と20代半ばの女性が20名。

他のお客さんからは、不思議に思われていたようです。

飲み始めてからびっくりしたのは、約20名の女性のかん高い大声です。

何度も、店員から「うるさい」という注意を受けてしまいました。

他の客の迷惑になっていたと思われます。

会話が聞き取れないくらいの騒音。

すごい量を飲む彼女たちにはビックリさせられました。

何本もの熱燗を好んで飲む数名、ウイスキーのダブルをぐいぐい飲む化け物たち。

そして急に、女子会トークと称して、猥褻な話で盛り上がるグループなど。

本当に久しぶりにビックリしました。

よって私も飲みすぎました。

久々の二日酔いに苦しめられている私です。

 

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『2016 本年もどうぞ宜しくお願いします。』

2016-01-05 07:07:07 | Weblog

皆さまのお正月はいかがでしたか?

本年もお付き合いのほど、どうぞ宜しくお願い致します。

 

私の正月は東京を離れて鬼怒川温泉での正月でした。

朝、晩と温泉につかり心と体を癒していました。

毎日夕方になるとパートナーにワインを飲もうと誘われ、

酔っ払ってそのまま就寝。

毎日同じことの繰り返しでした。

変化がなくあっという間に数日が経過したという感じです。

 

さて、この正月は多くの本を読もうと以下のような本を年末に購入しました。

 

山田昌弘「なぜ日本は若者に冷酷なのか」

原山 擁平「セクハラの誕生: 日本上陸から現在まで」

苅谷剛彦「いまこの国で大人になるということ」

樫原叔子「ハヤリもの50年?昭和32年‐平成18年 あのころ夢中になった映画・音楽・商品・本など」

高学館大学「コミュニケーション力とは何だろう」

波頭亮「若者のリアル」

今 一生「親より稼ぐネオニート―「脱・雇用」時代の若者たち」

藤原 宏美 , 関水 徹平 「独身・無職者のリアル」

原山 擁平「失業の社会学―フランスにおける失業との闘い」

山崎 鎮親「半径1メートルの想像力 サブカル時代の子ども若者」

 

しかしながら、上記のように日が暮れると毎日飲んでいて読み終えたのは以下の数冊の本だけです。

大友克洋「AKIRA コミュケ全6巻」

森川早苗「深く聴くための本―アサーション・トレーニング」

森 真一 「どうしてこの国は「無言社会」となったのか 」

 

 

ちょっとした感想ですが・・。

 

・アサーション

受動的に「聞く」のではなく、

積極的に「聴く」ことが大切であり、

伝えたいことも相手に理解してもらえるように伝えることが大切です。

人はそれぞれ違うのだから考え方も異なっていて当然。

頭にくる、怒るというのは自分自身の考えと違っているのでそのような感情が生じるということ。

分かっているのですが、

正月の人混みの中、ファミレスに連れて行かれて何分も待たされてイライラする私。

家庭でも、職場でも分かってはいるのですが難しさを感じてしまいます。

 

・  無言社会

例えば、レジで「財布さえ持っていれば、口を忘れても用は足せる」ことに代表されるように現代は無言社会なのかもしれません。

 無言社会ゆえに筆者が指摘しているように、クレーマー、モンスターペアレントなどの「有言」な人々も逆に登場しているという指摘は説得力があるように感じます。

 

以上です。

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