芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

孫の見守り

2024-12-17 07:06:07 | Weblog

突然に我が息子のトラさんから私のパートナーへの緊急依頼。

それは夕方のお迎えから数時間の夜間の時間帯に両親とも用事があるので助けて欲しいというSOS。

私にお願いすると「ノー」と断られると思っているのか、そのような依頼は必ず「お母さん」にしてきます。

毎日顔をあわせているわけではありません。

3時間という短時間といえども「おばあさん」だけでは対応は無理だろうとの判断で、私も同行することにしました。

 

優しく子どもや孫にも過度に気を遣うおばあさんは、百貨店で夕食のお弁当とデザート、そしてお菓子を購入。

荷物を両手に抱えた「おばあさん」と私はトラさん宅の最寄り駅で待ち合わせました。

実は私も孫が大好きなドーナッツを購入してきたために両手に荷物を抱えていました。

この時点ですでにバカ祖父母です。

まず向かったのは保育園。

お迎えも頼まれていたからです。

保育園で「ママ」が迎えに来ていないことに気がついた孫は大泣きです。

帰るよと説得しても5分程教室で泣いていました。

食べ物の話、アンパンマンの話、お散歩の話をしてなんとか気を紛らわせてから帰宅することができました。

当日は週末という事もあり、薄手の敷マットのお持ち帰りの日にも重なってしまいました

前が見えないほどの大量の荷物を私が抱えて、おばあさんが手をつないでの帰宅となりました。

自宅に到着すると、エアコンがついていて部屋も明るい状態。

気が利くなとも思ったのですが、部屋の鍵まで開いていることには驚きも・・。

せっかく用意した夕飯は殆ど口にしませんでした。

食べたのは「ピカチュウーのドーナッツ」。

耳をかじり、ほっぺたにある赤色のチョコを食べ、顔の真ん中に指を突っ込んでクリームを食べるという大胆さにビックリでした。

食べ終わるとiPadを本棚から持ち出し、パスワードを入れてユーチューブを見だした3歳の孫。

早業ザッピングのように人差し指を巧みに使って直ぐに画面をチェンジ。

その画面が全て英語バージョンであることにも驚くとともに、世代の違いを思い知ったしだいです。

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『Emotional Roller Coaster:エモーショナル・ローラーコースター』

2024-12-10 07:07:07 | Weblog

毎年、勤務校でも校内合唱コンクールを実施しています。

全国的にも中学校での実施が多いようです。

今年の合唱コンクール後に発せられたローダ先生の感想は「エモーショナル・ローラーコースター」。

一言でいえば、コンクールの結果発表で優勝したクラスは大喜びし、入賞を逃したクラスは涙を出して皆で悲しんでいました。

練習では、真剣に参加しない級友に対しての怒り、そして練習疲れによる落ち込みなど、正に感情のジェットコースターです。

 

アメリカ合衆国では合唱をしたい人がするそうです。

日本では人間教育を念頭にもおいてクラス単位で全員が合唱練習をする(させる)不思議さがあります。

 

約3か月前から行われるクラス毎の放課後練習。

中学生も忙しいのです。

放課後の通塾、放課後の習い事、そして放課後の通院など。

皆が集まってこその合唱練習ですから、それに参加できない級友がいることでクラス内ではイライラが発生して、その延長で毎年、クラス内で喧嘩が絶えずに発生しています。

時には親も巻き込んでのクラス内トラブルにも発展しているのも現状です。

 

さて、今年の合唱コンクールは、保護者の観覧も多いために公共の施設をお借りして実施しました。

来客数は保護者数×1.5を超えて計算したところ、在校生を考慮すると事前に予約してあった1200名収容可能な板橋文化会館では収まりませんでした。

実際には午前午後で学年を分けることで保護者を分散しての実施となりました。

校内合唱コンクールは教員審査により点数をつけることで優劣をつけたコンクールとなっています。

入賞できないクラスは悲しみで泣き出します。

優勝したクラスはおお喜び!

これぞ、まさに先ほど述べた感情のジェットコースターです。

このコンクールを通じて、クラスが団結するという人もいます。

人間関係を学ぶ場であるという教員もいます。

そのような意味から学校とコンクールの親和性があると言えるのかもしれません。

しかしながら、合唱が嫌な子もやらされることや部活動にも参加できない等のディメリットもあり、一部の生徒からは不平不満も出てくるのも当然です。

問題や課題があっても終わりよければ全てよしとしてしまうのが、例年の学校行事です。

さて、来年の行事となっている。

このようなコンクールの特性などに興味がある方は、ぜひ宮入恭平・増野亜子、神保夏子・小塩さとみ「コンクール文化論」青弓社の一読をお勧めします。

 

 

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『七五三の祝い』

2024-12-03 07:07:07 | Weblog

私には子どもがいますが、神社で七五三のお祓いをしたことはありません。

友人から5歳用の晴れ着を購入して写真館で写真をとって、神社にて賽銭を入れて健康をお願いした程度でした。

 

時が経ち、私も「おじいさん」と呼ばれるようになってしまいました。

今年の11月は5歳の祝いと3歳の祝いの実施。

5歳の男の子は自宅近所の神社で3歳の女の子の祝いは王子神社で実施しました。

自分の今後の人生の中でも、このような非日常的なイベントは、ありそうにもありません。

そこで私も仕事を早引けしての参加をしたしだいです。

祖父母も七五三の祝いに参加するのは少子化現象の象徴かもしれません。

5歳と3歳の今回の子どものお祓いには、当然のこととして祖父母、叔母も出席したのです。

祈祷の時間は約10分間。

お金を払っているのに短いとも感じましたが、子どもが座っていられる限界時間からすればしょうがないかもしれません。

 

自宅そばの神社はこじんまりしていることもあり1家族のみでの祈祷。

それに対して王子神社は30分刻みで、何組もの家族が祈祷を受けていました。

両神社に共通するのは、祈祷が終わると「千歳飴」が貰えることです。

三歳児は千歳飴に加えられていた、吹き戻し(ピロピロ笛)に大喜びでした。

私は定刻に到着するように神社に到着すると、一通のメール着信。

それは、私の息子のトラさんが寝坊したので30分遅れるというメールでした。

いつまで経ってもトラさんらしいというのが私の感想です。

30分後に神社に主役の家族が到着。

3歳児は髪にはカラフルな飾りをつけて赤が鮮やかな着物を着ていました。

それは母、姉、従姉妹が着用してきた着物だそうです。

三歳児の母も着物を着用。

それは私のパートナーが1、2回しかきていない三松の着物がプレゼントされたものでした。

そして、何と父親のトラさんも髪を綺麗にカットして着物を着用。

彼に対しては、「好青年のように見える」との言葉をかけた私です。

式典後には、近場の飲食店にて両家でランチをして解散。

「みてね」という写真共有サイトを見て、とってもほのぼのとした良いイベントだったと思い返している私です。

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