芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『寅さんの塗装』

2023-03-28 07:07:07 | Weblog

このブログで何度か登場している「寅さん」についてです。

彼から何回話を聞いてもよくわからないのですが、彼は「合同会社」を2社もっているとのこと。

彼は資本を出資しており共同経営者の一人とのことです。

一つは新宿にある賃貸専門の不動産会社。

確かにネットで調べたら、西武新宿駅そばにありました。

もう一つは社員10名ほどの塗装会社です。

これもネットにて社員募集をしていました。

さて、今回、10年間ほど、我が家を塗装していないこともあり、我が家の大家さんが寅さんに塗装を発注しました。

家族からのいくばくかの反対はありましたが、どうしても彼に発注したかったようです。

彼は会社の出資者なので基本的には職人に作業させているそうですが、今回ばかりは毎日我が家にやってきて作業の手助けをしています。

作業初日は遅れないようにとの意気込みで、酔っ払った状態で朝の3時に我が家にやってきました。

我が家の犬は興奮して大きく吠えて、変な人がやってきたことを伝えてくれました。

故に、その時間から目が覚めてしまった私。

寝付くことが出来ずに4時半に起床。

いつもと同じように5時30分には出勤。

久しぶりに酷い二日酔いのような状態で出勤したしだいです。

その時に強く彼に注意した後は、節度ある行動をしているので安心して下さい。

さて、彼によると塗装を仕事にしているとペンキ屋、あるいは塗装やと呼ばれ、見下されがちだそうです。

そこで、彼自身は「建築業」をなりわいとしていると応えているそうです。

今まで「寅さん」が言っていることに半信半疑だった私。

今回ばかりは、足場に乗りながら同僚と専門用語での会話を交わしながら作業をしている姿には言葉では表現できない嬉しさも感じました。

実は彼は、さらに別な仕事として店舗関連の経営コンサルタントもしているそうです。

月に一回ネットでのミーティングに参加して、彼の経験に基づく意見や助言をするそうです。

私が驚いたのはそのコンサル代金です。

月に1回、90分の仕事で●十万円。

私とは生きる世界の違いに驚かされた次第です。

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『メディアのWBC報道について』

2023-03-21 07:07:07 | Weblog

どのテレビ局でもエンゼルスの大谷選手のことを毎日取り上げています。

いいかげんにしてくれというのが正直な私の気持ちです。

侍ジャパンの快進撃といえども、アメリカを中心にした数カ国でのみ人気のある野球ではないか。

オリンピックやワールドカップとは比べられないようなアメリカのメジャーリーグ寄りの偏りのある野球大会。

中国戦をテレビで多少見ましたが、選手が日本の高校卒業など、とても国を代表しているとは言えないレベルの国ばかり。

選手の体つきがまったく違います。

プロ野球と高校野球の違いくらいに感じてしまいます。

何回か現地でプロのスポーツ観戦もしてきましたが、

オーストラリアでは、国内で人気のあるのはオージーフットボール。

サッカーでさえ、それほど人気のあるスポーツではありません。

ましてや、野球ちなると。

私は野球をしている人々や球場をみたこともありません。

 

さて、予選を勝ち進んだ日本は準決勝と決勝の行われるアメリカのフロリダに渡米しました。

21日の準決勝野はTBS系で朝の8時から、22日の決勝はテレビ朝日系列で同じく8時から放映されるそうです。

特に決勝は仕事をしている人はライブ観戦不可能な時間帯です。

結局、アメリカでの放映は19時からとなりますから、多くのアメリカの人々がテレビ視聴可能な時間が設定されているわけです。

今回のWBCの日本選抜メンバーは史上最強チームだそうです。

確かに、大谷をはじめ、ダルビッシュ、佐々木、村神など現役の人気と実力のある選手が目立ちます。

うがった見方をすると、アメリカで実施される有望な日本選手を一同に集めた品評会であるとも考えられそうです。

品評会やオークションに大騒ぎして煽る日本のテレビ局。

そこには問題を感じずにはいられません。

国会議員のガーシー議員が除名されたとの報道も、彼の本名を告げないで一貫してガーシー、元ガーシー議員。

せめて、本名も加えて放送するべきであると思う私です。

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映画『有り、触れた、未来』

2023-03-14 07:07:07 | Weblog

映画「有り、触れた、未来」が公開されました。

この作品は東日本大震災後の被災地での震災学習で2012年からお世話になっている斎藤先生が書かれた『生かされて生きる 震災を語り継ぐ』が原案になった作品です。

この映画は桜庭ななみ、手塚理美、北村有起哉、杉本哲太、原日出子さんなど、有名な俳優陣が出演されていますが、なんと自主制作映画です。

自主制作映画ゆえに、公開劇場数は少ないですし、上映開始時間帯も朝だけだったり、夜だけだったりとこの映画を観たい人にとっては、前もって計画をたてておかないと見ることが出来ない作品です。

「ドラエモンの映画が優先だから」ゴールデンウイークまではなかなか、この作品は上映してもらえないとのことでした。

 

さて、3月10日から東京でもその作品の劇場公開が開始されました。

斉藤先生との結びつきや関係もあり、律儀な私は公開初日に予約を入れて作品を見にいってきました。

幸運なことに劇場公開日初日には山本秀監督と主演の桜庭ななみさん、北村有起哉さんの舞台挨拶がありました。

私にとっては初めての舞台挨拶付き映画鑑賞となりました。

小さな劇場での舞台挨拶ですからインタビューに応える俳優さんたちの人柄がなんとなくわかりました。

特に挨拶をされていた北村有起哉さんについては、鑑賞後に演技力を再認識した次第です。

幸運なことに女優、桜庭ななみさんを約2メートルの離れた距離から見ることも出来ました。

クリーム色の映えるドレスを着ており、その特別感が醸し出されていました。

インタビュー中に彼女の母親が保育士をされていることを話した際には、普通の女性であることにも親近感も感じました。

18時45分から始まった舞台挨拶は19時15分まで行われ、その後に132分の映画上映が始まりました。

映画が終わったのが21時30分。

その後、お台場から帰宅しました。

私は学年の責任者としてあるこの映画を絡めたイベントを企画しました。

この映画を学年の全ての生徒と鑑賞して、震災についての特別な座談会を実施。

その後に大川小訪問も加え被災地巡礼を主とした研修旅行を実施いたします。

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ジュリエット・カズ『葬儀!』柏書房

2023-03-07 07:07:07 | Weblog

渡辺潤監修『コミュニケーション・スタディーズ』では「病と死」の章を書かせていただいた私にとっては、「病」、「老い」、「死」などは特に興味ある分野でもあります。

今回読んだ本はジュリエット・カズの『葬儀!』。

今回も本を読んで印象に残ったことを書き留めておきたいと思います。

 

なぜ、喪服が黒かに疑問をもったことのなかった私。

その理由が以下のように書かれていました。

・「古代文明の多くで好まれたのは、白やグレイ」

・「中世では染料が高額だったため、黒い布地を手にするのは難しいことでした」

・「黒い服を着用できるのは、上流階級の人々だけ」

高額な黒い服を着用できるのは、裕福な上流階級の人々だけだったことがわかります。

 

・「19世紀の大英帝国(ヴィクトリア朝)の時代には、特に裕福な女性たちは白や淡いピンク色の服を脱ぎ棄て、上品で、手の込んだ仕立ての黒いクレープ織りのドレスを着るようになった」

・「フランスのあらゆる階級の人々にとって黒い喪服が常識となったのは比較的最近(19世紀)のこと」

上流階級から一般大衆への黒い喪服の普及、トリクルダウンの現象が黒い喪服でも見て取れるのは新鮮でした。

 

同時に小澤勲編『ケアってなんだろう』を読んでいます。

<こころを理解することで関係をつくろうとする志に限界が訪れる。だが、そもそも人は理解が届かなければ人と関係を結び、人を慈しむことができないわけではない。食べる、排泄する、衣服を替える、入浴する、そういった日常生活への援助を日々続ける。そこから「ただ、ともにある」という感覚が生まれる。ともに過ごしてきた時の重なりが理解を超える>

 

介護する相手が痴呆になって自分のことを認識してくれなくても、(それはこちらが望む反応がないだけであり、手をにぎるだけで何かが通じると強く納得する私でした。

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