芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『3549』

2013-05-28 07:07:07 | Weblog

本日のブログのタイトルは3549。

35日法要と49日法要をまとめた表記です。

週末に49日法要の為に出生地、清水へ向かいました。

 

当日の坊主のお経も35日法要用に続いて49日法要へと移行。

締めの言葉は、想像通りの簡潔な言葉。

「4月という世間が慌ただしい時期に亡くなった・・。」

「49日の「モチ」はお持ち帰りいただき皆でお食べください」

というのが締めのことばだった。

「49日法要の餅」なる実物を今回、初めて目にした私。

 それは直径5~6センチメートル位の丸餅。

 関西地方の御雑煮に入っているような白い餅だった。

 それらがA4版、高さ20センチ程の白い箱にぎっしり入っていた。

 宗派によっても餅の形が多少異なるらしく

 注文を受けた清水銀座にある和菓子屋では

事前注文を受ける際に

 細心の注意をもって、宗派と寺院の確認をしていたそうだ。

 前回、餅がないと叔母に大騒ぎされた私たち。

当日、急きょ寺院のそばの和菓子屋にその餅を求めて弟が車を走らせたが

手に入れることはできなかった。

よって今回、餅だけは何としてでも用意した次第である。

当日は49日法要も無事終了してから納骨も滞りなく完了。

 

参列した親族が集い、

駅のそばのホテルで昼食会を持ちました。

参列者の一言で最近駅前のマンションに引っ越したIさんのお宅訪問。

20階から清水という港町を見下ろす眺める光景は初めてのモノでした。

ホテルのような内廊下は高級感を漂わせていました。

親戚のKさんの家はあの方向。

内は東校の先、と皆さん大騒ぎされていました。

東京への「おのぼりさん」ではなく、

25階の屋上からの眺めに一喜一憂する、下階からの「おのぼりさんたち」。

それはそれで盛り上がった一時になりました。

母が設定してくれたのかもしれません。

 

 

さて東京の大学に進学して、

大学卒業後に東京という場で職についた私。

ずっとそのまま東京に住みついている私。

よくよく考えてみれば、

親とは年に数日会うだけでした。

親と話しても話が合うわけでもないし・・。

そもそも、話が弾むという仲ではなかったような・・。

昨年の夏に母が倒れてから、

都合の付く限り、出生地に通った私。

月に1~2日は無理をしてでも病室に通い、

出来る限り母の手を握っていた私。

今後、清水には通う理由もないので出生地とは縁が薄くなってしまいそうです。

それはそれで仕方ないと判っていても

何となく寂しさを感じる私なのです。

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『介護コンシェルジュ』

2013-05-21 10:02:33 | Weblog

休日の女子トイレは順番を待つ人たちが列を作っている。

学校の休み時間も短い10分間の間にトイレに殺到。

特に女子トイレには、その外まで長い列ができている。

 

今週は「待つ」ということの話題が多かった一週間であった。

東京都の場合、特別養護老人ホームへの入所を希望している老人は4万人以上。

全国では40万人以上が入所待ちの状態だ。

そこは利用者負担がリーズナブルということもあり大人気の施設でもある。

救急搬送されて仮に一般の病院に入院しても、

「老いは病気ではない」という理由で

一ヶ月以内に追い出されてしまう現実。

自宅介護が難しい寝たきりや痴呆の老人が入所できる施設は本当に有り難い施設である。

さて住居区に入所の申し込みをすると整理番号が告げられる。

私の知人のMさんの親は90歳代。

特養の入所待ち番号は180番代。

ということは

現在入所している180名の方々が亡くなるのを待っている状況とも考えられる。

入所が先か、それとも寿命が尽きるのが先か?

笑えない話である。

 

さて、杉並区では特養を区内ではなく、

静岡県の南伊豆町に建設することがニュースになっていた。

家族に直に会えない・・。

住み慣れた区を離れるなんて・・。

いくつかの問題点も指摘されていたが、

ぼけてしまう前に入所者本人や家族が同意できるのであれば、

それも一つの選択に違いない。

「痴呆」から「地方」へ!(これ私のオリジナルです)

特に私を含めて多くの地方から東京に上京してきた人々は

生育地にあるような施設への入所はベターな選択ではないかと思う。

その地域の人々が話す言葉や独特のイントネーションは、

外地からの入居者に安心感を与えるに違いない。

 

加えて、神奈川県の待機児童がゼロになったことも報道されていた。

民間の保育運営事業社と土地保有者とのマッチングや、

保育運営事業社への賃料補助などの効きめがあったそうだ。

 

さらに保育専門の相談員であるコンシェルジュが働いている人だけでなく、

働いていない人にも保育情報サービスを提供している。

そのソフト面での対応が待機児童数解消に寄与したそうです。

 

介護認定に関してはケアマネが対応しているし、情報提供もしている。

しかしもっと気楽に老人の介護問題について相談できるような「介護コンシェルジュ」がいてもいいかもしれない。

介護コンシェルジュは介護老人家族にとってケアマネ以上に気軽に情報提供してくれるに違いなく、

それらの人々の不安解消の手助けになってくれるに違いないと思います。

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『鴨川への引率旅行』

2013-05-14 07:07:07 | Weblog

毎年5月連休後の時期に勤務校では旅行が実施されています。

昨年度は宮城県三陸町への旅行でした。

実施計画から、保護者への趣旨説明などかなり苦労しましたが・・。

震災後、初めての大規模な高校団体の旅行ということもあり朝日新聞、河北新報など大々的に各種新聞社に取り上げていただきました。

ホテル、観光協会などの現地の人々にも喜んでいただけましたし、

旅行した生徒も現地の悲惨な状況をみてから語り部の話を聞いて感動。

実り多き旅行となったことを記憶しております。

 

今回私は参加できませんでしたが

今年度の高3も継続して南三陸町を訪問しています。

今年の企画として地元の志津川高校の高校生語り部がデビュー。

東京の高校生に対して震災についての講演を行うということでNHKに取り上げていただきました。

残念ながら校名は出ていませんでしたが・・。

該当するNHKのニュースは下記の通りです。

一週間位しか見えないようなのでお早めにご覧下さい。

http://www.nhk.or.jp/sendai/telemasa/index.html

 

さて、私は高校1年生に所属していますので千葉県の鴨川に生徒を引率してきました。

なぜ、鴨川なのかは私には不明です。

2泊3日の進学合宿。

進学合宿ですから、

現地に到着後は勉強につぐ、勉強。

食事と入浴以外は朝から晩までの勉強合宿でした。

生徒も、我々教員も暇なく時間を過ごしたしだいです。

毎日、20時間にも及びそうな勤務。

心身ともに疲れはてたというのが正直な気持ちです。

しかしながら生徒にとっては実り多く、

そして想いで深い合宿になったようです。

長時間に渡り、ホテルに監禁されて勉強していれば

必然的に多くの生徒はストレスを感じます。

勉強から解放されたとたんに部屋にもどるなり生徒同士で話はもりあがったようです。

「この旅行は辛い」という共有ワード。

風呂は1クラス18分間。

入浴係の先生の監視のもと慌ただしく大浴場に入っていた生徒ですが、

そこでも楽しそうな会話が途切れることはありませんでした。

床についてからのヒソヒソ話もさぞかし楽しかったに違いありません。

 

私は最終日に壇上にあがりました。

そこで子どもたちに言った一言を記しておきたいと思います。

 

ディズニーランドに複数回行ったことがある人は多いのではないでしょうか?

2回目に行った時と4回目の違いを即答できる人は少ないはずです。

理由は簡単。

一過性の旅の記憶として消費されているからです。

でも、高校1年で鴨川に宿泊した夜。

交わした友人との会話は一生忘れないかもしれません。

級友の寝言や、オナラ・・。

 

生徒たちはどう感じたかわかりませんが

先輩からは「なかなかいい話だった」というお褒めの言葉をいただきました。

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『うさんくさい総理大臣』

2013-05-07 07:07:07 | Weblog

日本の総理大臣は在任期間が短いことがたびたび指摘されてきていた。

就任時が支持率のピークであり、後は下降していくのが通例だった。

この何十年に渡って同じようなことが繰り返されてきている。

政権が変わっても、この流れには変化は殆どなかった。

劇場政治を標榜する小泉元首相の在任期間が長かったくらいしか記憶にない私です。

 

しかし、今回は違うと各メディアが書き立てています。

それは安部総理の支持率は就任時の高率が維持されたままだからです。

「アベノミクス」、TPPを始め、

次から次へと飽きられる前に策を投じていることが原因なのではないかと思います。

まさに、それはマーケティングの手法と同じようです。

今夏の参議院選挙までは、この調子でいくのではないかという評論家の見方が一般的です。

昨日、久しぶりにお会いした70歳になる株式投機が趣味の老人はアベさんのお陰で笑いがとまらないとも話していました。

 

しかしながら、私は安部首相のメディアへの登場に

少々、「疑い」や「うさんくささ」を感じています。

その疑いが真実ならば、

政策もうまくオブラートに包んだものが多々あるようにも感じます。

 

かつてレーガン元大統領やアーノルドシュワルツェネッガーカリフルニア州元知事は俳優であった時の知名度を活かして政界へ進出している事は周知の事実です。

日本でも、現在の森田健作千葉県知事やそのまんま東さん、そしてかつての参議院全国区への立候補者等は俳優、作家など有名な人びとが政党に担ぎ出されて立候補していました。

 

今回の「疑いやうさんくささ」は、その逆パターンかもしれません。

政治家が、人気を維持させる手立てとしてテレビに映し出されそうなイベントに積極的に登場しています。

このゴールデンウイーク中の芸能ニュースでも

安部首相がEXILE(エグザイル)の東京ドーム公演に登場。

ライブ中にATSUSHIが観戦にきている安部首相を紹介していました。

それに応える為に起立して笑顔で手を観衆に振っていました。

何ともうさんくさい!

一般客として、お忍びで来ているのなら許せるが・・。

これは周到に準備された演出に違いありません。

政治と芸能の癒着。

同じように、総理は5日には東京ドームでおこなわれた国民栄誉賞の表彰式に登場。

長嶋、松井両氏に国民栄誉賞を手渡すことに加えて

ジャイアンツ戦の始球式にも「審判」として登場していました。

「イベントのうさんくささ」とそれを先導したであろうと思われる

ナベツネと政界の繋がり。

長嶋さん~、松井さん~と彼らが思い描いた人気上昇の策に陥らないように注意した方が良いと思うのは私だけでしょうか。

あんな古典的な手法?

いまさら、巨人軍?

いまさら、自民党?

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