芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『集いたがる老人たち』

2012-05-29 07:07:07 | Weblog

先日の日曜日に旧職員の集いがあった。

私はまだ在職しているが皆さんと親交があった?との理由からお呼びがかかり

同じ飯を食ったということで会に参加させていただいた。

夏休みには学校寮に泊まり込んで学習会をしてきたことも影響して

集まることが苦にならないのかもしれない。

 

会費1万円。

それでも総勢15名が参加している。

平均年齢は70歳前後?だろうか。

場所は庭園が美しいホテル椿山荘。

その場所選定の理由は多くの卒業生が就職しており

仕事を離れた今でも多少「顔」が効くというのがその理由だ。

諸先輩が在職中にテーブルマナー実施で何回も椿山荘を利用している。

一人約1万円。

宴会会場が閑散としている平日の昼に総額300万~380万円のフルコースランチ。

ホテルにとっても有難い客であったに違いない。

実のところ

どうして元同じ職場の人同士で会いたいのか私には理解できない。

在職中は、あまり仲が良いとは言えなかったと思うのだが・・。

皆さん人恋しいのであろうか?

それとも皆さん時間を持て余しているのであろうか?

しかも昨年の10月に集まったばかりなのに・・。

さらにその一か月後に温泉旅行にも行っているのに。

(私は業務が忙しくて不参加だったが、殆どの方が参加されている)

年をとると、元気なうちに会っておきたいそうだ。

 

当時の上司に会うと、

見かけのさえない老人も当時の彼に戻ってしまう。

後輩の私を見かけて話をし始めると

当然のことだが口調はそのまま。

上から下に向かってのモノだ。

○○君、キミ、元気だった?

▽▽君にも宜しく伝えてくれ。

私が彼らの年齢に達しても

たぶん同じような会合は持たないと思う。

なぜならば

泊まり込みの研修会も今はないし、

職場の同僚と仕事が終わってから飲みにいくことも無いからだ。

 

難しいことかもしれないが

年齢を重ねるごとに魅力が増し、

内面から光、輝けるように年をとりたいなと思った次第である。

 

こんな私の独り言が読まれたら来年は誘われないかもしれない。

ラッキー。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ローレックス』と虚像

2012-05-22 07:07:07 | Weblog

 先週は、東北旅行http://pocopoco2.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html

の余波もあり忙しい一週間となった。

新聞記事を見たという千葉県の私立K高校の校長と理事が私の勤務先を訪問。

特に保護者対応について聞きたいという申し出だったのでAさんと私が対応した。

そのためだけの為にレジュメを作り、私からの説明とそれに対しての質疑応答で90分間。

ん~。無償の奉仕である。

 

さて、今回はローレックスという時計についてである。

同様の話題である高級ブランド

「ルイビトン」についてはかつてこのブログでも取り上げている。

http://blog.goo.ne.jp/spax619/e/ad4d52e5d72af1e14b7203871ae05fd9

最近いかにも“ルイビトン”というバッグを持っている人を見かける事が少なくなった。

全世界での売り上げの30%が日本での消費の割合は少なくなっているのかもしれない。

昨年は女性雑誌の付録が大流行。

同じような袋を持っている人が目立ったが、今年はそれも鎮静化したようだ。

 

そこで時計についてはどうだろうかと疑問が沸き起こった。

若者は時計を腕にはめない人が多いようだ。

携帯電話で時間をチェックしているからである。

最近、身の回りにいる中年層(30代後半~40代)に

光輝く新品のローレックスの腕時計をしている姿を見かけた。

それらを所有していない私の僻みや羨ましさかもしれないが・・。

最近読んだ本の中の一文でそれに関する話題がとても印象に残ったので以下に紹介したい。

 

「腕時計では日本人ほどローレックスが好きな人たちは世界でも珍しく、スイス国内の販売価格の倍の値段でもよく売れ、しかも価格の高いことを喜んでいる節さえある。ローレックスは本来、肉体労働者向けの時計で、山へ昇り海へ潜っても壊れず変わらぬ時を告げるところに価値がある。」

特にローレックスが本来、

肉体労働者向けの時計だったことを知り霧が晴れたような気持ちになったしだいだ。

その理由は私の仕事は頭脳労働でなく、肉体労働なんだと再認識したからである。

 

その他として山下晋司『観光人類学』新曜社

に書かれていたディズニーランドについての記載が印象に残った。

たぶん、何も無くなってしまった被災地を見学した後に読んだからである。

それは映画と映画を元とするテーマパークの関係について気づかせてくれた表記でもあった。

「ディズニーランドの敷地設計が従来の遊園地と一番違うところは、入り口が1つということだ。ここから「魔法の王国」に吸い込まれる巡礼者は、同じ場所から聖地体験をスタートする。映画製作者ディズニーは、ディズニーランドを映画の物語のように演出した。チケットを手にした人びとを迎える巨大なミッキーマウスの顔の花壇は、MGM映画の冒頭に出てくるライオン、パラマウント映画のエベレスト山の映像に相当する始まりの記号だ。・・広場と城をつなぐメインストリートは、いわば神社や寺の「参道」にあたり、横には通り抜けができない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『東北方面への旅行』

2012-05-15 07:07:07 | Weblog

先週、生徒を引率して

東日本大震災で甚大な被害を被った被災地へ行った。

「どこに行ったのか?」

「被災地に何の目的で行ったのか?」は

以下のリンク先にある新聞紙面を見ていただきたい。

http://www.asahi.com/edu/news/TKY201205110336.html

http://www.sanrikushimpo.co.jp/cgi-bin/page.cgi?MODE=3&CATE_ID=0&FILE_ID=9 

私の仕事は裏方の仕事だ。

自分でもその方が性格的にあっていると思っている。

今回の旅行も裏方として計画した行事だ。

職場では高3の最終学年の行事の一つとして

都内有名ホテルでのテーブルマナー実施が慣例であった。

フランス料理のフルコース。

マナー講座付きで、1万円以上。

マナー講座自体はなかなか学ぶ機会もないので、

その実施に賛同する教員も多い。

私は物事を斜めに見ることも多いので、

約400名の高校生が同じようにナイフとフォークを持ち

高級ステーキを同時に食することに少々疑問を感じてしまった。

特に今回の旅行を計画したのが昨年の10月だからだ。

まだ、東日本大震災から半年程度しか経過していなかった。

テーブルマナーはいつでもできる。

そもそも何本ものナイフやフォークがプリセットされていて

どれにしようかを迷うような場合は大衆的な結婚式場・・。

 

そこで、被災地に行くようなツアーを組めないかどうかを旅行業者に相談。

なんとかできそうであるという返答をもらったが其処からが大変。

新幹線の団体予約は約6ヶ月以上前でないと座席が確保できないことが判った。

そこで、急遽企画書の作成、上層部への直接交渉を行った。

 

一部の教職員や保護者からは以下のような疑問が発せられた。

「再度、東北地方に地震があり津波が発生したらどうする?」

「放射線線量は大丈夫か?」

 

現地で今も暮らしている人がいて、

観光の町でその仕事で再起しようとしている人がいるのに・・。

怒りと落胆が入り交じった複雑な気持ちながら

全ての疑問に丁寧に対応した数ヶ月だった。

1 学年広報紙に旅行への理解を求める記事も書いた。

2 現地の放射線量、宿泊先ホテル、現地観光協会などのウェブページを含む保護者向けプリントも発行した。

3 保護者向け直前旅行説明会も企画し、私が全て一人で対応した。

 

なんとか旅行が無事に終わってほっとしているのが正直な感想だ。

現地では、3つの講演(90分×3回)と現地見学を取り入れた。

語り部の老人は言う。

「この防災庁舎を見ると当日を思い出して涙が出てしまう。しかし、あの日のことは語り継いで行かねばならない。」

「家はまだ良い。一人死んだだけだから・・、遺体があがったからまだ良い・・。」

というような会話が震災後に頻繁に行われていたことも語られた。

街には何もない。

瓦礫が港の側に大量に積まれていた。

家の基礎部分のコンクリートがあるだけ。

地面はキラキラしている。

粉々に割れたガラスが散乱しているからだ。 

生徒諸君は、

メディアが伝えるものと自らが現地で感じるもの、見ることが全く違うことを感じたようだ。

さらに、「日常」の何気ない有り難さを。

事前準備が本当に大変な仕事だったが、やってよかったとつくづく思っている。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『モバイルパソコン購入』

2012-05-08 07:07:07 | Weblog

ゴールデンウィークと言っても暦通りだ。

前半のゴールデンウィークはコンピュータとの葛藤だった。

最近使用したいときにパートナーも利用していることも多く

コンピュータを使えない。

そこで、どこでも使用できるノートパソコン購入を思いたった。

どこでもと言っても、

私の場合はパソコンを使用する場所は決まっている。

国分寺、鬼怒川の2カ所程度。

コマーシャルでしきりに「ウルトラブック」を宣伝している。

その特徴は薄くて軽いので持ち運びが容易だということだ。

まず近場のヤマダ電機に行って価格をチェックした。

ソフトバンク、イーモバイル、ワイマックスなどを2年契約すれば

パソコン本体から3万~5万円引き。

毎月の経費はかかるが、本体が5万円以下で購入できることがわかった。

性格的にすぐに決めないのが私だ。

他店と比べるためにPCデポに向かった。

PCデポのチラシにはMacBook Air 11インチが9800円~とあったので詳しく聴くことが目的だ。

店員に聞くと購入時に9800円を払い、

なおかつ毎月イーモバイルの使用代金が8500円かかる上に、

3年間の契約を結ばなければならない。

単純計算するとトータル3年間で30万円。

まったくお買い得でないことが判明。

再度、ヤマダ電機に戻り思案しているとMacが欲しくなってきた。

薄くて、軽くて、

さらにJUWAT教授がそれを使用しているマシンもかっこ良く見える。

欲しそうに遊んでいると店員が近づいてきた。

鬼怒川で使用するのでイーモバイルもWiMAXも選択肢から外すしかない。

店員の話だと私が望む東武ワールドスクエアー近辺では

ソフトバンクのデータ通信もあぶないという話だった。

奨められたのはNTT。

データ通信契約をすればどのパソコンでも4万円引き。

ついに心が動かされてしまって衝動買い。

MacBook Air13インチ購入なり。

 

使い始めての印象はすこぶる良い。

電源を入れても日本語が出なくてしばらく困ったが、

困った場合にはインターネットで調べて何とか解決。

IPhoneの様でもあり、使いやすい。

毎日使用しているので、

職場のウインドウズを使用する時の方が違和感を感じてしまう。

 

鬼怒川でインターネット使用にもまったく問題がない。

ゴールデンウィークの後半は鬼怒川でモバイルパソコン使いながら執筆生活。

集中、原稿打ち、あきると温泉・・。

久しぶりの集中した研究生活。

「会いにいける」AKB48、

「今あえる」ももいろクローバー、

「今あえるサブカルアイドル私立恵比寿中学」・・。

ももくろの行くぜっ!怪盗少女」の歌が頭から離れなくなってしまった。

レポートや論文の見本になるかは別の話として、

読みたいような作品にしてみたい。

聞きたいようなプレゼンのためにもうひと頑張りである。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『第二東名』

2012-05-01 07:07:07 | Weblog

この数ヶ月間で、二名の伯父と伯母が相次いで他界している。

先週はその伯母が亡くなり通夜参列のために清水(静岡市)へ向かった。

仕事の都合がつけば、

何とか調整して通夜だけでも参加するというのが私の考えだ。

3月は行けなかったが大学、高校の後輩の青島君が

同じ地域ということで受付をしてくれたことも後日耳にしている。

さて、以前のブログでも書いたが私の故郷の通夜はすごく簡素だ。

坊主の経と説法でおしまいである。

(今回は込こみで僅か15分・・。)

(なぜ、しっかりと親族から取材をして細かな情報を取り入れて説法をしないのだろか・・)

飲み物や食べ物が振舞われることは一切ない。

葬儀業界の思惑にのっていない昔からの風習が続いている地方ということだろうか。

なぜか、自治会の班の人が受付を担当するので、

その人たちにはお弁当を用意することにはなっている。

 

さて、有給を取得して清水に車で向かったのだから・・。

少し早めに東京を出発して第二東名を利用することにした。

この4月に開業した道路の印象は、

テレビが伝えるように真っ直ぐの道が果てしなく続いていた。

平坦で走りやすく、トンネル内の照明も最新の物を利用しているので

トンネル内特有の圧迫感や視認性の悪さはなく、とても見やすい。

さらに、遮音壁の数が非常に少なく感じた。

山をV字に切り込み、

両側の斜めに切りこまれた山が遮音効果をもたらしているからだろう。

 

気になる点は山間部を切り崩して出来た道路なので景色が変わらない点だ。

単調で景色が変わらないと眠くなるのでは?とも思えた。

私のナビは古く、どこを走っているのか全く表示されなかった。

 

御殿場を過ぎるとすぐに第二東名を選択するのか?

それとも従来の東名かを選択できるジャンクションが現れる。

今回は興味もあり、上下線とも全てのサービスエリアに止まってみた。

第二東名の御殿場―清水間には沼津と清水にサービスエリアが設置されている。

当然ながらどちらのトイレはすべてがウオシュレット完備で奇麗だった。

 

駿河湾沼津の下りのサービスエリアは茶畑に囲まれていて、

そこから美しい駿河湾も一望できた。

しかし、欠点もある。

パーキングスペースが全体的にどこも狭い。

平日でさえ、「混雑」か「満車」の表示だった。

これではゴールデンウイーク、お盆、年末、新年など

大混雑で休憩などとてもできそうにない。

土産物店、飲食店などそれほど何処も代わり映えがしない。

メニューに「沼津」が入っている程度だ。

清水も「清水モツカレー饅」程度だ。

何と言ったらよいか?

「情けなさを感じてしまう。」

 

唯一地域色が出ていて興味深かったのは、

駿河湾沼津の上りSAには野菜の産直ショップがあることだ。

「道の駅」にあるように地域の生産者が育てた野菜が生産者の氏名付きでリーズナブルな価格で売られていた。

それに対して清水には清水らしさを表しているショップは残念ながらなかった。

バイクウエアーにユナイテッドアローズ・・。

事前に調べていなかったので、上り車線でも清水SAに立ち寄った。

何か見たことがあるなと思っていたら、

進入路とパーキングスペースが区分けされた同じSAだった。

なんとボケボケの私。

しばらく、第二東名は混雑が続く予感。

SA、PAに立ち寄ることはないだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする