芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『志望理由書を書けない生徒たち』

2020-09-29 07:07:07 | Weblog

9月15日から「大学入試」の推薦入試が解禁されました。

推薦入試には総合型選抜(AO入試)と学校推薦型選抜(公募制)(指定校制)があります。

総合型(AO)選抜は、学校推薦ではなく一個人として受験する入試です。

公募と指定校は学校長印が必要な入試ですから形式的には人物としてお墨付きをもらっての受験。

さらに言えば、指定校入試は今までの実績に応じての大学からの指定学部枠です。

今、私は2学期の中間考査の問題を作り、学校説明会の手伝いをして、志望動機書を書けない生徒への手助けと非常に忙しい時期を過ごしています。

 

Fさん

初等教育学科の幼稚園コース希望ですが志望動機が明確ではありませんでした。

長時間をかけて、なぜ幼児教育に興味があるかを質問しながら気づかせました。

他人にはない自分オリジナルの志望動機を書くようにも助言。

 

Aさん

福祉学科志望です。本来であれば、ボランティア体験などを在学中にしていると良いのですが、それはありません。

六車由美さんの「驚きの『介護民俗学』」を読むように助言しました。

現在、志望動機を作成中です。

 

Yさん

「コロナ禍における観光をどうしたらよいか」という課題がでていました。

添削を求められていたのですが、若者に観光してもらうことで少ない若者の旅行者を増加させるという内容でした。

「聖地巡礼」、身近な場所への観光、そして百貨店の催事場で行われる地方の物産展の食べ物をウーバーイーツで配達ということでまとめてみてはどうかと提言しました。

 

Hくん

薬学部志望。西洋の薬にみられるような対処療法を目的としたものではなく、高齢者が増加するので未病の段階でも効果がある「漢方」を勉強したいことを前面に出すように提言しました。

 

Oさん

経営学部志望。

障害者の購買行動についての調査をしたOさん。

SNSを利用した調査に加えて、自らが障害者の団体へインタビューを取りにいったり、障害者の買い物に同行したりしての調査と、そこから分かったことを前面に出すように指導しました。

しかしながら、私以外の先生方から多くの助言を頂いて「提言」が厚めのプレゼンになってしまいました。結果はどうなることやら。

 

以下は、國學院大學のHPにある今年度の指定校推薦入試課題です。

①橋本卓典(2016)『捨てられる銀行』講談社。

②橋本卓典(2018)『金融排除‐地銀・信金信組が口を閉ざす不都合な真実』幻冬舎。

③日本経済新聞社(2019)『地銀波乱』日本経済新聞出版社。

上記専門書を3冊読んで3000字に自分の考えをまとめることは高校生にとっては至難の業です。

生徒を指導する教員も専門書を読んで内容を理解したうえで助言しなくてはならないわけですから。

http://img.kokugakuin.ac.jp/assets/uploads/2020/07/6bf7956a79062254343bb5ff31c89938.pdf

やれやれです。

 

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『人との繋がりを考えた』

2020-09-22 07:07:07 | Weblog

先日、パートナーの友人の二家族が我が家に遊びにきました。

総勢8名。

久しぶりに「にぎやか」な日曜日を過ごしました。

両家族の女性たちは年齢こそ違いますが私のパートナーの職場の同僚の先生方です。

様々な話の中で彼女たちの結婚にいたる「出会い」についての話はとても興味深い物でした。

 

(A)さんの出会い

職場の方に一人でも入りやすいお寿司屋さんを教えていただいてご主人と出会ったとのことです。

寿司屋の大将が恋のキューピットということでしょうか。

それなりにお互いにお金がないとそのような場所には行けないと思いますから、結果的に食の趣味や金銭感覚もマッチしているということになったのだと思われます。

 

(B)さんの出会い

街婚での出会いだそうです。

Bさんは理知的、上品で育ちの良さが出ているような女性です。

これは偏見だと非難されそうですが、いわゆる遊び人が参加するようなイメージの「街婚」などには行きそうもない女性。

意外でした。

 

山口慎太郎『「家族の幸せ」の経済学』にはマッチングサイトのデータが明らかにしたモテ要素が書かれていました。

データ分析の結果から明らかになったことは

・見た目のいい人ほど多くの人に好まれる

・背の高い男性は女性に好まれる

・背の高い女性は男性からは不人気

・太っている男性は女性からやや好まれている

・太った女性は男性から好まれていない

・女性のほうが相手の収入を重視する傾向がある

 

上記項目はなんとなくそうかなとも思っていましたが、

データで明らかにされるとやけに納得してしまいます。

 

これも別の日曜日ですが、日頃何の連絡もよこさないわが家の子どもから1年半ぶりにラインでの連絡がありました。

彼はまるで「渥美清」演じる寅さんのような人です。

私と彼とは全く人生感が異なり、殆ど話がかみ合いません。

金銭感覚も全く異なっています。

私は3万円程度のカシオのGショックを長年に渡り愛用するタイプ。

彼はフランクミューラーの三桁以上するような時計を何も考えずに購入してしまうタイプ。

二人とも無口なので、昼間からお酒を飲みながら多くのことを語りあいました。

現在、彼は私の職場のそばの赤羽駅で暮らしています。

飲んで語った流れの中で

10月に再度、彼と赤羽近辺で会って食事をする約束をしました。

今回は母親抜きで、父親と語り合いたいとの要望。

加えて彼から何を食したいかというメールが先日届きました。

私が彼に注文したことは一つ。

楽しい会話が一番のつまみなので、話がし辛い厳かな感じの高級高額な場所には行きたくないとのメールを返信しました。

彼女も同席するかもしれないとのこと。

いずれにしても職場そばでの子どもとの飲み会は人生初めてであり、今から楽しみです。

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牧野知弘『業界だけが知っている「家・土地」バブル崩壊』

2020-09-15 07:07:07 | Weblog

タイトル本を読んでの感想です。

15歳から64歳までの生産年齢人口は1997年8699万人、2016年7665万人

⇨急に出生率が上がるはずもないですし、技能実習生という名目で外国人労働者を一時的に受け入れるしか手立てがないのかもしれませんが国家として先を読んでいないように思えてなりません。

 

・大企業の多くが「定時退社」」「休日勤務の撲滅」を全社右へならえとやっている

⇨学校はブラックな労働環境であるとの批判を受けている場所でもあります。休日の部活の引率や休日に実施される学校の見学会なども世間から批判される労働環境かもしれません。

 

・東京証券取引所による「株式分布状況調査」によれば2016年度における株式の保有において個人の割合はわずか17.1%。一方で外国法人による保有割合は30.1%。

⇨外国、外国人富裕層にとって現在の日本は投資対象かもしれませんが、彼らが投資資金を一斉に引き上げたらと思うと恐ろしい限りです。

 

・1974年当時の厚生省の(現・厚生労働省)人口問題審議会が人口白書において「日本は出生抑制に努力すること」の旨を打ち出し。

同年開催された日本人口会議では「子供は二人まで」という退会宣言が採択

⇨場当たり的であり先を見ていない政府のやり方の現れの一つだと思われます。

 

・全国では現在約820万戸の空き家が存在。

野村総研の推定によれば、空き家のうち約25%相当の家は居住不可能

429万戸は賃貸用住戸の空き家だそうです。

⇨空き家の個数を聞いても想像できない数字ですが、湯沢にリゾート開発で雨後の竹の子のように建てられたリゾートマンションの価値が殆どゼロであり空き家ばかりであるという現状は、都心部までそのような状況が迫っていることを想像しなくてはいけないのかもしれません。

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『「筋力」と「金力」の必要性』

2020-09-08 07:07:07 | Weblog

 年齢のためか最近体力の衰えを感じます。

エスカレーター、エレベータ等は校舎に設置されていないので3階、4階にある教室まで毎日、マスク着用の状態で行ったり来たりの連続です。

帰宅してから、食事後には睡魔に襲われてしまう日々が多くなっています。

週に何回か訪れる10キロ超えの孫は巨大タコのように私に巻き付いてきて抱っこをせがみます。

私は自分の腰をかばいながらゆっくりと抱き上げて孫の言うなりに移動するのも大変です。

そこで思うのです。

年をとってきているからこそ、体力「筋力」(筋肉強化を含めて)が必要だということ。

体力の衰えや体力の回復の遅れは、日常的な疲労感の継続に繋がりそうです。

犬の散歩以外に体を動かすことを何か考えてみたいと思います。

 

次は今年になって何回か話題にしてきた宅配についてです。

今住んでいる場所は、800メートルもの長い商店街のそばです。

百貨店で購入するような品でなければ、生活必需品であれば、殆ど全てのものが徒歩圏内で手にはいります。

デリバリーの「出前館」、「ウーバーイーツ」を利用すれば、寿司、イタリアン、蕎麦、ラーメン等に加えて配達料さえ払えば著名なタピオカミルクティーやシュークリームなど殆どの飲食物が取得可能です。

こちらからすると、見知らぬ人に「お駄賃」を渡して買い物を代行してもらっているような気分です。

 配達員が年金受給者であったり、外国人であったりと社会的な弱者がそのようなきつい仕事につくことへの批判はあるようです。

しかしながら、特にコロナ禍において、夏の40度近い気温で外を歩くことも躊躇してしまうような日には僅かな手数料(お駄賃)で自宅まで欲しい物を配達してくれるサービスはありがたいかぎりです。

そのようなサービスを受けるためには「お金」(金力)が必要であるとつくづく思います。

年齢を重ねるからこそ、できれば「筋力」と「金力」があった方が幸せなのではないかとつくづく思った次第です。

もちろん、金力のない私は数年後に自転車にのりデリバリーの仕事をして、筋力のみついているかもしれませんが。

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『自宅飲み会の実施』

2020-09-01 07:07:07 | Weblog

最近気になることはコロナの「家庭内感染」の増加傾向報道です。

営業時間の短縮要請もあり仕事が終われば自宅に帰る人も多いはずです。

在宅勤務の増加で自宅にいる時間が増加していることは間違いありません。

つまり、自宅滞在時間が多ければ家庭内感染者が増えるのは当然なのに

最近の感染傾向として「家庭内感染」を指摘するニュース報道には滑稽ささえ感じます。

 

さて、私自身は3月から一切の飲み会は実施されていないので、パーティーには参加していません。

厳しい職場だと、万が一コロナに感染した場合には報告書を会社に提出。

家庭内での家族以外の人と飲食をともにしただけでも、減給対象だそうです。

 

さて、一時期オンライン飲み会もプチブームとなりました。

いや、飲料メーカーがブームを起こそうとしたのかもしれません。

初めは珍しさもあったのですが、最近では皆も飽きてしまったようです。

飲食店も利用できるようになってきましたから、相対的にはその実施は減少していると思われます。

 

人が集いパーティーをすることに腰が引けてしまう私ですが。

先日の日曜日の昼、パートナーの友人家族がわが家に集い、昼間から宴会を実施しました。

窓を開けて、席と席を離してクレベリンをリビングに置きました。

空気清浄機に加えて脱臭機も設置。

菌に効きそうな対策を日頃以上に行いました。

 

当日集ったパートナーの友人たちは同じ大学に勤務する専任と非常勤講師の皆さんとその家族の方々です。

分割授業を実施しているので、シラバスに記入する指導内容の調整を目的に話し合いをする機会が多い職場の同僚であり、友人たちのようです。

小さな子ども2人を含む8人が我が家に集いました。

皆さんは知り合いのようでしたが、私にとっては知らない人だらけでした。

文京区にある大手出版社の編集さん。

水道工事の自営業者さん。

元オリンピック水泳代表候補選手だった方。

 

就学前の児童もいたので私はその子たちの子守り係。

なぜかしら、老人と子供には怖がられないようです。

その子どもたちには仮面ライダーの映画をアマゾンプライム経由で上映。

空のペットボトルを投げあって遊んだり、高く体を高く何回も持ちあげてあげたりと。

他人さまには全力投球で良い顔をする私でした。

パートナーの株も上がったようです。

約6時間にも及ぶ飲食会も無事終了しました。

今しばらくは、そのような会合は控えようと思った次第です。

 

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