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英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『学内で問題が行った場合の対応』からフジテレビ問題を考える

2025-01-28 07:07:07 | Weblog

時に学内でも問題が発生します。

例えば、口喧嘩をきっかけにした暴力案件などがあげられます。

クラス内で起こった案件では、中立な担任教諭が加害者と被害者の両者から、それぞれの言い分を聞くことで「事実」を明らかにします。

事実が判明したのち、すぐに管理職に「事件」について報告。

いわゆる、「情報共有」を行います。

事実が判明した後は、加害者と被疑者双方のご自宅に電話を入れて学校が把握している事実についてのご報告をさせていただいています。

電話連絡する理由は加害者は身内に自分の過失を過小報告し、被害者は身内に過大報告することが多いからです。

両家にご報告後、加害者の保護者にご来校いただき加害者である生徒が同席して対面での事実確認をします。

そして、後日、再度、保護者と加害者である生徒に対して、学校からの「退学」、「停学」などの学校としての処分の言い渡しが行われます。

 なお、加害生徒が在籍するクラスメートたちには事件内容については一切伝えないことになっています。

それはプライベートな内容なのでクラスメートにも口外しないわけです。

 時に、被害者の保護者の怒りが強くて、加害者の保護者との直接対話を望まれる場合があります。

そのような場合には学校としては両家の話し合いの「場(面談室)」だけを用意させていただき、担任抜きでの対話交渉をしていただいています。

時には、単に口頭での謝罪を求める場合もありますし、弁護士が登場して何らかの要求をしてくる場合もあるのです。

絶対に行わないのは、学校側がその場に参加しないという事です。そうすることで、一方だけに肩入れしていると勘繰られることを避けてもいるのです。

 

このような対応を今回のフジテレビ中井事件に当てはめた時に、フジテレビに欠けていたことは両者からの聞き取りによる事実確認でした。

それはフジテレビのコンプライアンスの欠如との批判がされるかもしれませんが、フジテレビとしては事件化しないでまるく収めたかったので、意図的に事実確認をしなかったのだと思われます。

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『英検の試験監督』

2025-01-21 07:07:07 | Weblog

2年ほど前から職場では「英検」を年2回全員受験をさせています。

英検受験者が増えている要因は東京都が英検受験に対しても給付奨学金を支給していることがあげられます。

英検校内実施日当日は準1級、1級以外の級を全校生が受験しています。

なお、試験監督は教員が担当しています。

生徒が英検級取得に励む理由は受験との関係があげられます。

例えば、高校受験では英検取得者は出願条件とされたり、内申点が1,2点加算されるなどの厚遇措置が行われています。

近年、大学受験でも英検取得は受験者に大いに役にたっているよいです。

一般受験の「英語」試験が免除され、取得級によって「100点」、或いは「80点」として計算する大学も多くなってきました。

例えば、明治大学商学部の英語4技能試験利用では準1級合格者は300点扱いです。

その他の国語150点、社会100点で合計550点です。

英検利用入試は受験生と大学の双方にとってメリットがあると思われます。

受験生にとっては英検合格が換算されることでの受験対応の軽減が利点です。

近年の大学受験では個別の学部単位での入試に加えて、全学統一の試験実施校が増えています。

現在では教養科目としての「英語」、必修科目としての「英語」を担当していた大学教官が多かった時代ではありません。

「英語」科目そのものを外部委託している大学、あるいは「英語」担当者は非常勤講師という大学が増加しています。

基本的に入試問題作問を外部委託せずに、自大学での作問をしている大学にとって、英検利用入試は作問数軽減につながるというメリットがあるわけです。

しかしながら、すべてにメリットがあるわけではありません。

授業をつぶしてまで英検実施をする必要があるだろうか?

受験の準備や答案解答上の注意をするなどの試験監督としての9時30分から約3時間の英検監督時間は仕事としても疲労困憊です。

これは各学校の判断だと思いますがプラスアルファーの仕事なのに、特別な手当は支給されません。

肉がご飯の上に大量に乗ったスタミナ弁当のみの支給です。

何はともあれ、英検終了後には「リスニングがムズイ」などと語り合う生徒たちを見ていると、全員に合格してほしいと望むばかりです。

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『昔の遊具と今の遊具』

2025-01-14 07:07:07 | Weblog

1993年に都市公園法が改正されました。

それによって公園は「児童公園」から「都市公園」へと変わっています。

公園は子ども、児童だけのものではなく、万人のものになりました。

結果として公園に来る子どもたちの数は減り、高齢者が増えたそうです。

その時期から、公園に設置されていた遊具に変化が生じています。

かごブランコやグローバルジャングルジムが撤去され、今ではほとんど残っていない状態です。

撤去の理由は子どもがそれらの使用でケガをすることが多く、ケガの理由を行政の設置責任とされることを逃れるための対策だったようです。

ただ、子どもにとっては危ないことが面白いのです。

かごブランコの背もたれに立ってブランコをこぐことは誰しも経験したのではないかと思われます。

同様にグローバルジャングルジムに友達を登らせて、複数人でジャングルジムを回転させる遊びも経験してきたのではないでしょうか。

かごブランコやグローバルジャングルジムに代わって設置されたのは「スプリング遊具」です。

動物の顔のついたスプリング遊具はゆらゆらすることを楽しむ遊具です。

リスクをそぎ落とされた遊具を楽しむのは幼児ぐらいかもしれません。

 

危険が排除された都市公園からは浮浪者も排除されています。

推察するに公園にいる浮浪者に対しての市民からのクレームがあったのかもしれません。

具体的な対策として、公園に設置されているベンチに横になれないように真ん中あたりに手すりを設置したそうです。

あるいは座面をカーブさせて、長時間座ることは快適ではなくしたとのことです。

近所の公園でも、犬を入れることは禁止されています。

キャッチボールは大きなネズミ捕りのような大きな金網かご内でしかできません。

砂場は動物が入らないように囲いが設けられています。

 

私が子どもの頃の遊びを思い出しました。

鉄筋コンクリート4階建ての団地のそばでいつも缶蹴りをしていた私たち。

たった1つの空き缶で缶蹴り、鬼ごっこを何時間もしていました。

同じように道端に落ちている瓦の端切れを使用して、自分たちでルールを作っての石けり。

 

現代においては遊具だけみても遊びが制限されていると思われます。

自由な発想での自由な遊びをする場や時間を大人(行政を含めて)が用意してあげる必要があるのではないでしょうか。

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本年もどうぞよろしくお願いいたします。(年賀状の不思議)

2025-01-07 07:07:07 | Weblog

昨年末に年賀状を出すのをやめました。

体調が悪く、気乗りがしなかったことが1番の理由です。

1月3日に確認した年賀状の数は、案の定、予想よりもかなり少なくなりました。

以前は200枚以上の年賀状を出していた私。

しかしながら、今年は100枚用意した年賀状が、約半分残っている状況です。

2年ほど前までは職場でも全教職員の住所を公開してきました。

何の疑いも無く儀礼としてほとんど皆が、同僚へと年賀状を送ってきました。

住所の公開は、かつて存在した電話による緊急連絡網の名残でもあると思われます。

住所公開、電話番号公開によりストーカー的行為なども発生し、教職員住所は非公開になったしだいです。

職場から離れれば、さらに数は少なくなることは確実です。

数少なくなった年賀状に対しての返信も出さないという選択肢もあると思ったのですが、いただいた年賀状に対しては例年以上に返信コメントを添えて返信させていただきました。

年賀状そのものの価値はあることは再認識しながらも、「めんどくさい」と思ってしまう私です。

最近ではお年玉付き年賀ハガキが当選したかどうかも確認しない私です。

いっそのこと、当選金を1万円くらいに上げてくれれば当選確認をするとは思うのですが。

ぜひ、郵政省にはご一考いただければ幸いです。

一般的に指摘されているように、SNSを利用して、いつでもどこでも「アケオメ」を投稿できる時代ですから、私は私のやり方で今後も対応していきたいと思います。

不思議なのは、高校時代の同級生たちと昨年から地元で新年会を実施しているのですが、その仲間から何枚かの年賀状をいただいたことです。

対面での繋がりの確認は新年会で済むはずなのに、なぜに年賀状を送ってくるのだろう?

疑問を抱きながらも年賀状の返信を書く自分です。

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