先日、初めて、初台にある東京オペラシティーコンサートホールにプロのピアニストの演奏を聞きに行きました。
演奏者はロシア人のダニエル・ハリトーノフさん。
彼はチャイコフスキー国際コンクール3位の24歳のピアニストです。
彼のこともよく知りませんし、彼が演奏したラフマニノフの作品もよくわからない私。
たまたま招待状をいただいたのでコンサートに行った次第です。
第一部と二部の間に15分の休憩。
3曲くらい演奏すると、立ち上がって3回程丁寧に観客に対してお辞儀をして外にて1分程の休憩、また登場することを3,4回繰り返していましたので実質、1時間程のコンサートでした。
指定座席は、一階の前列。
彼の手の動きがしっかり見えるような指定席でした。
曲も分からない私ですが、彼の両手の手さばきの見事な動きには驚かされました。
私が興味を持ったのは、その会場に着た観客でした。
一列には全く客が居ない席もありました。
たぶん、企業が席を購入して得意先などに配ったのかもしれません。
観衆は全体的には高年齢。
男女比で言えば、圧倒的に女性が多いようにも感じられました。
観客の身なりは千差万別です。
着物を着た高齢の女性。
ドレスを着用している女性。
山登りでもするのかと思われるようなカジュアルな身なりの男性。
ロシア人らしき女性も何人もいました。
余りにも心地よいピアノの音色に眠気をも催しました。
眠るくらい気持ちの良い演奏だと後で言い訳をしようと思った私です。
お陰様で、眠ることなく1時間の演奏を楽しむことができました。
再度、ピアノコンサートに行くかどうかは微妙ですが・・。
東京で暮らしていても、なかなか初台のオペラシティーに行くことはありません。
音響が素晴らしい会場で、非日常を堪能することができました。