先日、同僚の結婚式に参列しました。
私は4年程前に姪っ子の結婚式に参列して以来の式典参加でした。
式に参列しての結婚式の変化を記しておきたいと思います。
チャペルのような場所での結婚式は何年経っても変わっていませんでした。
キリストもマリア像もない教会のような場所での誓いの言葉。
なぜか、片言の日本語を話す神父は外国人です。
チャペルのような場所で、神父のような人が介在しての挙式励行。
「のような」とは、
日曜日の午前中こそ真の教会では礼拝が行われていて神父は忙しいはず。
よって、それらしいコスチュームを纏い、神父のように振舞っていたあの外国人は「のような人」に違いありません。
楽器演奏者も教会とは関係ないような音大出身者がバイトとしてその場に派遣されてきたものと思われます。
さて、今回の披露宴ではスピーチ数の少なさが際立っていました。
新郎と新婦の上司、具体的には校長と社長の冒頭の挨拶からの始まり。
中盤の両者友人のスピーチ。
ただ、それだけです。
今までにどうでもいいような下手なスピーチや音痴な歌を聞かされることも常でしたから、すごく新鮮でした。
開式は司会者から指名された新郎の挨拶からの始まりでした。
感謝の言葉と宴を楽しんでくださいというメッセージの発信。
終盤には新婦の挨拶(感謝の言葉)。
具体的には両家の親への花束贈呈にあたっての新婦の親への感謝の言葉でした。
「今まで育ててくれて有難う」
締めとしては、新郎側の父親からの感謝の言葉。
次にバトンタッチした新郎からも感謝の言葉が発せられました。
和装に着替えることもなく、
お色直しは一回だけ。
ウエディングドレスから爽やかな空色のドレスへの着替えだけでした。
2人はそれぞれのテーブルを回り、写真撮影。
際立って印象に残っているのは新聞の号外でした。
それは受付で配布された新聞。
新婦の勤務先が大手新聞社系列の広告会社ということもあり、
新聞のタイトルは大手新聞社のログを使用。
左にはコボちゃんの漫画入り。
下段の広告は架空の新郎新婦に関連するような広告のようなモノ。
紙面内容は新郎新婦の馴れ初めや感謝の言葉などが散りばめられていました。
実際のY新聞と見間違えるような出来栄えの新聞。
特に販売目的のものではなく、
結婚式のために社員の方々が作成したそうですが十分にビジネスになるような品物でした。
引き出物は冊子から自分の好みの品を選ぶものでした。
それ自体は特に目新しいことはありませんが、
品物やサービスの変化に少々驚かされました。
タオルや食器だけでなく
お食い初めセット、ペットの健康診断、日帰り温泉の入場券とペア食事券など。
目新しサービスが目立ちました。
締めとして
来春に息子の結婚式を控えている私です。
新郎の父の目線で今回の結婚式の観察をすることができました。
特に新郎の父としてのスピーチ内容においては、
じっくり考えて私しか言えないようなスピーチにしよういう想いが湧いてきました。