芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

旅立ちの季節の『卒業生3名』との話

2015-02-24 07:07:07 | Weblog

先週は、立て続けに3名の卒業生に会いました。

今回はそんな彼らの話です。

T君

彼は私が4年前に担任していた生徒です。

先日、ひょっこりと学校に顔を出しました。

訪問理由は大学卒業前に私に進路報告をするということ。

在学中の彼は私と同じように一匹狼で、人と群れませんでした。

宅浪中の精神安定を目的に夜10�を走っていた彼は

1年浪人後に第三?希望の成蹊大学に進学しました。

彼の話では学園祭のトップとしてまとめ役の大役をしていたそうです。

そのことが彼の一番の学生時代の想い出。

就職試験では、勉強はしなかったが学園祭の仕切り役となったことをアッピールポイントにしたそうです。

見事に電通系の検索連動型広告会社に就職がきまったそうです。

まさに今後の成長が期待される分野です。

今後、テレビ番組がネット化されるようなことになると

地域ごとの一斉配信のCMではなく

各個人の趣味や趣向に応じたテレビCMが放映される可能性も出てきます。

なんとなく気取っているような、そして斜めを見ているような彼ですが、

出身高校の担任に挨拶にくる「かわいさ」もあるT君であることを再確認しました。

 

Wさん

Wさんは卒業生ですが、私との在学中の関わりは一切ありませんでした。

彼女と私の関係は教育実習生と指導教官という関係です。

3週間の実習中は本当に手がかかり大変でした。

彼女を指導していると、

なぜか急に咳が止まらなくなったことを記憶しています。

たぶん、彼女に対してのアレルギー反応です。

大学卒業後は都内の有名大学付属の女子中高で英語を教えてきた彼女。

相談にのって欲しいというリクエストが2年に一回ぐらいあり、

その度に指導の延長のように助言してきました。

昨年末から、会って話を聞いてほしいという何度かのメールをいただきましたが、忙しいので適当に対応していると・・。

押しの強いメールを先日、受信しました。

そこで先日2年ぶりに会って話をしてきたのです。

話の内容は教員を辞めてドイツに行くという話でした。

ドイツの方と結婚するという話。

「どこのドイツと結婚するの?」という私のダジャレからの会話。

彼女であればどこでも暮らしていけると思います。

いつの日か、ドイツを訪問しようと思います。

 

Sさん

職場側の最寄駅で偶然Sさんに遭遇。

声をかけられました。

彼女が中学3年の時の担任が私です。

大学卒業後

彼女は東大病院の看護師として勤務しています。

ワーキングホリデーのビザで

6月からオーストラリアに行くそうです。

仕事から離れて、いろいろなことを経験したいそうです。

頼もしい限りです。

彼女が中3の時に選抜されて姉妹校に留学したオーストラリア。

姉の結婚式にもオーストラリアのホームステイ先でお世話になったオーストラリア人のJくんが列席されるとのこと。

ずっと、家族の交流が続いているそうです。

それ故に安心してオーストラリアに行くことを決めとのこと。

 

皆、自分の人生を切り開いていて頼もしさを感じました。

私も今に安住することなく前進あるのみということを再確認した次第です。

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『想い出に残る旅行とは何か?』

2015-02-17 07:07:07 | Weblog

日帰り旅行

 

先週、高校入試が終了しました。

今、私は来年度早々に行う旅行計画を原案を考えています。

それは高校生約300人。

東京発の日帰りの旅行で、実施時期は5月初旬です。

 

その時期はゴールデンウイーク明けということもあり

修学旅行などの団体旅行が開始されます。

東京にも全国から数多くの学生団体が押し寄せますのでバスの手配ができるかどうかが第一の課題です。

実は先日、内々で出入り旅行業者に聞いてみると

はとバスは全て予約が入っていて手配できないことが判明しました。

 

私が考えているプランは2つあります。

一つ目は東京から房総、日光、伊豆、富士などへクラスの希望に応じて行く日帰り旅行です。

お仕着せの旅ではなく、クラスで決めた場所にいくことや訪問地を選べることに重点を置きました。

イメージしたのは、はとバス日帰りツアーです。

私から業者にお願いしたのは、

はとバスのようなツアーは20歳~70歳位の一般の人にターゲットを絞っているので、名所旧跡や博物館見学などが主体となっているが、それを参加者が高校生であるということに絞った魅力的な旅提案をしてほしいというものです。

業者の方々から素晴らしい旅行行程計画が出るかどうかは不明ですが、回答を待ちたいと思います。

 

もう一つは東京見学です。

タイトルを付けるならば、

<近づいてくる東京オリンピックに向けて変わる東京と現在の東京の再発見>です。

これについては業者の方からは実はあまり良い反応はありません。

多分、高額な海外旅行と比べて安価な日帰り旅行から得られる手数料の少なさに対して、こちらがあまりにも様々要求を出すのでその実現の難しさやそれにかける労力の多大さが原因だろうと思われます。

私が求めたことの一つは都内中心地の高級ホテルでのバイキングです。

「フードツーリズム」という言葉があるくらいに、食べ物を通じて旅行を思い出深くすることが可能だろうと思いました。

普通は高校生団体が行かないような、そして普通はお昼の食事としてはもったいないようなランチを食べさせたいと思います。

すでに、事前打診した帝国ホテルからは断られたそうです。

縁ある東経大に絡めてホテルOもいいかなとも考えています。

その他、「右手に見えるのはスカイツリーです」的な旅は東京に暮らす高校生にとっては意味がないので、今しかできない、深く知ることができる東京見学ができればよいと思っています。

これも回答待ちです。

 

実は、上記2点の旅行案の途中経過を会議で話しました。

多くの時間と限られた条件の中で意味ある旅行を模索していた私なのですが、一部の出席者の反応は芳しいものではありませんでした。

「引率教員の目線で旅行見学が立てられていておもしろそうでない」

「生徒主体の思い出に残るようもっと楽しい旅行にしてあげたらよい」というような反対意見がありました。

私は、その反対者に問いました。

「楽しい旅とはどういう旅ですか?」

返答は

「富士急ハイランドや東京ディズニーランドで自由に遊ばせてあげたらよい」。

「ん~。」

価値観が違うので説得することはできそうにありません。

さて、どうしましょうか?

悩む日々が続いています。

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『セーラー服』と机間巡視

2015-02-10 07:07:07 | Weblog

終礼での一言(2)

 終礼でちょっとした一言を言い続けて1年になろうとしています。

先週は、「セーラー服」についての話を語りました。

 

本題に入る前に

まず、中学校の時にセーラー服が制服だった生徒数を調査しました。

その場で該当する生徒に手を上げさせたところ、

調査したクラスでは女子20人中、5名が該当しました。

たぶん、女子生徒の2割~3割程度が該当すると思います。

手を上げさせると隣り合う男子同士でざわめきが起こります。

それはお互いの手を上げあうジャレ合いです。

そこで、私はクラスのジャイアンのような大きな体型の男子に一言。

◯◯君も「セーラー服を着ていたの?」と。

ややウケ!

 

さて、都内私立高校で「セーラー服」を採用しているのは伝統のある名門女子高が多いようです。

その延長でセーラー服は清楚なお嬢様が着る制服というイメージがあるのかもしれません。

 

(1)和服に表現される貞淑さ

(2)軍人や官員の服装である洋服を女性がきることはけしからん

上記のような理由で洋服が女子の制服になりにくかったそうです。

転機となったのは1923年の関東大震災。

非機能的な和服のために逃げ遅れて亡くなった女性が大勢いたのです。

 

そこで、当時の体操服としてのセーラー服が和装の制服にとって替わったそうです。

たしかに水夫の服装であるセーラー服はマストに登ったり

甲板を掃除したりと活発な行動に適する服装です。

地方都市に行くと中学生がジャージに白ヘルメット姿で登校していますが、それは、和服からセーラー服の流れと同じかもしれません。

「セーラー服」が制服として規則で決められたのは1932年です。

 

ちなみに、セーラー服以外のスーツ型の導入は1941年です。

それは、ヒットラー・ユーゲント(ナチスの党青少年教化組織)の女子団員の制服をモデルとしているそうです。

 

・プラスの話

<掃除と身体測定の誕生>

1894年の日清戦争での死者は戦死者1に対して病死が2です。

集団衛生状況が悪く

赤痢などの伝染病で多くの人が亡くなったそうです。

その対策(集団衛生管理)を目的に

日清戦争後に学校に学校衛生主事が設けられました。

身体検査「健康診断」と「学校の拭き掃除」は日清戦争が生み出した学校行事なのです。

 

掃除係の人は教室掃除をしっかりやってくださいという言葉で締めたしだいです。

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『ジコチュウ』

2015-02-03 07:07:07 | Weblog

先週、職場の後輩と飲みに行きました。

それは年に何回しかない非常に珍しいことです。

職場の面々との飲み会は「仕事の延長」であると考えている私。

ですから後輩に声をかけて飲みにいくことはめったにありません。

本当にまれなことなのです。

飲みにいった理由は

Mくんが現在の職場を去って、新たな職場への移動を決断したからです。

その性格ゆえに多くの人からかわいがられてきたMくん。

きっと年度末の3月には所属学年や所属分掌主催の送別会で忙しくなりそうです。

それで、少し早目の時期に個別送別会をおこなったわけです。

職場は違っても新天地での活躍を祈らずにはいられません。

もし仮に職場を去る人間に冷たさがあり、

誰も送別会を開いてくれなければ

もう一度、飲みに行きたいと思います。

 

さて、翌日が休日ということもあり、

飲んで帰宅した深夜に放送されているテレビドラマを久々にみました。

それはテレビ東京で放映されている「太鼓持ちの達人~正しいXXのほめ方~」という番組。

その番組はトキオ・ナレッジさんの『正しいブスのほめ方』『正しい太鼓の持ち方』(宝島社)が原案です。

飲酒後ということもあったのか番組に集中してしまいました。

その作り方が面白かったので、すぐに原案となった本も手に入れて読んでみました。

「学術的でない」、「ジェンダー的に問題」などという批判を浴びそうな軽い内容の本です。

ですから購入は、特にはおススメしません。

 

しかしながら、一か所だけ興味深く印象に残った記述がありました。

それは、「ジコチュウ」についてです。

あの人とあの人。

私の周りにも自己中心的な人がいるように感じます。

 

本に書かれていた内容として

「ジコチュウ」の生態は

・自分への否定的な意見は全部嫉妬だと思っている

・独学でなんでもできると思っている

・イエスマンを常に配置している

・野心家が多いため、出世の早い人が多い

 

「ジコチュウ」のよく使うフレーズは

・自分にもできるんだから、あなたにもできる

・あなたのためを思って言ってあげている

 

「ジコチュウ」への褒め言葉は

・考え方がリーダー的だよね

・引っ張ってもらいたい人たちにとったら最高だよね

・ぐいぐい引っ張ってくれる人っていいよね

 

「ジコチュウ」に該当する人がいる、いる。

あの人は間違いない。

思わず納得してしまいました。

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