何十年も前に卒業した高校。
すでに当時の恩師は亡くなり、地元を離れている私。
当然、近所に住む高校時代の同級生はおりません。
私としては距離が離れていても少しでも母校とも繋がりを持ち、その縁を継続したいと私は思ってはいますが、母校との繋がりは全くないのが現状です。
それが普通だとは思いますが・・。
私が「高校で英語を教えるという仕事」についている理由の一つには、
高校時代の担任の先生の影響がかなりあります。
それは高校3年間担任であり英語を担当されていた町田孝先生。
授業中での印象で最も印象に残っているのは、
授業中にあてられて質問された“chemical”という単語です。
町田t:「ケミカル(chemical)って知ってるか?」
私:「知りません」
町田t:「やいやい。庵原にイハラケミカルがあるじゃん。わかんない」
そんなやり取りだったと記憶しております。
先生と私との良好な人間関係がありましたので
それは今でも忘れられない良い想い出の一つとなっています。
そのような良き思い出は、卒業後も母校の名を耳にすると思い出されます。
そんな母校ですが、時代の波にものまれて統廃合されてしまいました。
いわゆる「ニコイチ」。
校地は同じ場所にあるのですが、校名が「清水商」から「清水桜が丘」へ変わってしまいました。
そんな「清水桜が丘」高校サッカー部が正月の高校サッカー選手権に静岡県代表として首都圏で開催される大会に出場するそうです。
その朗報を聞いて、あの日のあの時の熱い気持ちが沸いてきます。
伝統ある清水商時代からの応援スタイルは同じサンバの音楽での応援。
可能な限りではありますが、ぜひとも現地で応援したいと思います。
対戦相手となりそうな千葉県代表の流通経済大付属や青森代表の青森山田高校のサッカー部に関する情報を見ると監督、部長、トレーニングコーチ、ゴールキーパーコーチの配置はプロチームのそれと同じようになっています。
清水桜が丘もそれなりの実力だとは思いますが、
優勝候補と比べると実績では劣りそうです。
清水商(きよしょう)の卒業生として、
サッカー部の全国大会出場に対する寄付も喜んでしてあげるつもりです。
あの日、あの時を思い出している期間を長くしていただくためにも、
全力で頑張って欲しいものです。