芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『オンライン授業の教材準備』

2020-04-28 07:07:07 | Weblog

新型コロナ禍が蔓延しています。

私の職場では基本的には自宅勤務。

ただし、皆で集まって会議をする慣習から抜け出せないためか、

週に1回は皆が同じ場所で同じ時間に集まって「密な」会議をしています。

先日の職員朝会では、校長からの粋なプレゼント。

特別なルートで手に入れたマスクを一人50枚支給して頂きました。

なかなかマスクが手にはいりませんから嬉しいやら・・。

どうやらマスクを渡され密なオフな会議が今後も続きそうです。

 

非常勤とし3つの大学に勤務しているパートナーも授業準備に大慌てです。

ズーム、ムードルを使用しての授業を大学から提示されているそうです。

私は生徒役として模擬授業に参加させられています。

トホホ。

 

私の勤務する高校も他の学校と同様にゴールデンウイーク終了まではオンライン授業を進めてきました。

それは「ロイロノート」と言うソフトを使用しての授業です。

こちらで課題内容を提示して、iPadなど使用して課題に答えて、

ネット上の「提出」箱に提出させるスタイルです。

それは文書だけでなく、音声なども提出可能なグループウエア。

このロイロがあるおかげで、何もない中でオンライン授業を考えるよりは遥かにスムースにオンライン授業のようなコトが行われています。

 

しかし、実際にはいつくか問題があるのです。

それは生徒からの質問。

生徒は対面の授業よりもネットを介した方が質問しやすいのです。

相互的、インタラクティブにありやり取りができることは素晴らしいこと。

しかしながら、生徒は時間を気にせずに質問してきます。

先日、私への要望がありましたが私はそれを見落していました。

するとその書き込みをした生徒は「M先生は反応してくれない」との愚痴を数時間後に書き加えました。

タイムラインで皆が見る場所だけに、呆れるやら頭に来るやら。

 

さらなる問題があります。

それは、コンピュータに疎い高齢の非常勤の先生がいることです。

彼は、ワードを使用して定期考査を作ることもできないレベル。

4月中は科目リーダーの私が一人で課題を作って配信するなどの作業をしてきました。

しかし、5月以降は各授業担当者が責任を持ってオンラインを使用してレベルにあった授業を進めることになっています。

4月に全く授業がないのにお給料をいただいているのですから、5月以降の授業の準備は当然のことなのです。

しかしながら、彼にロイロノート を利用して教材を作成する方法を教えるのは至難の技です。

私には自信がありません。

ある大学のようにオンライン授業ができない場合には、8月下旬の集中講義でも良いことが可能であれば・・。

高校レベルでは特定クラスのみ時期を外しての授業はなかなか認めてもらえないのです。

彼を指導するのなら、私の教材を全て彼に使ってもらって提出課題へのコメント記入と返却のみしていただこうと思っています。

 

 

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完全『在宅勤務』を望む私。

2020-04-21 07:07:07 | Weblog

S校も新型コロナウイルスの影響もあり在宅勤務を目指しています。

在宅勤務に加えて現在は週2回、さらに勤務時間を短縮。

毎回、オンライン教育についてどのようにしていくかをオフラインで何時間もミーティングしてきました。

先日もオンライン教育について非常勤講師に伝授するのに学校に来ていただくか、それともオンラインで行うかを延々と議論。

その会議の所要時間は2時間以上にもなりました。

非常勤の先生の数が少ないので、どうも対面でのやり取りにこだわる傾向があるようです。

密ななかでの長時間の会議が続くと新型コロナウイルスに罹患する確率が高まりそうですが、皆で集まってリアルな会議実施を望む先生方は自分たちが新型コロナウイルスにはかからないと思っているのかもしれません。

そうとしか思えないのです、私には。

今回の件も、中規模の大学レベルでいえば非常勤講師だけで1000人以上もいるのです。

教職員にオンラインで教授できなくては、生徒に授業できるわけはないと思うのが当然だと思うのですが・・なかなか納得して頂けないようです。

全国にも緊急非常事態が発せられいよいよ来週の出校義務はなくなりました。

ただし、教科会(例えば、国語を担当する先生が集まって国語の授業内容について会議を行う)は実施して良いそうです。

次から次へとリアル会議を実施します宣言。

結果としてほとんどの教員は出勤しなくてはならないようです。

 

帰宅帰りに、自宅そばの店舗を見ると営業を続けているパチンコ店と営業を自粛しているパチンコ店がありました。

大手居酒屋は営業自粛していますが、地元密着型の居酒屋は20時まで営業しており、以前より客数が多いようにも見受けられます。

生活必需品関連以外の店舗は保証をして自粛していただいた方が良いと思います。

在宅勤務が可能な場合は、それを従業員に完全に指示(命令)して都内の事業所には入れないくらいにしないと都内主要駅の80%乗客削減は実行されないように思われます。

 

最後に先日Amazonプライムで『感染列島』という邦画をみました。

それは10年ほど前の映画です。

新型コロナウイルスによって病院が機能不全に陥ってきていることが報道されています。

恐ろしいほどに現在置かれている病院の状況とあまりにも映画の内容が酷似していて恐ろしくなりました。

観賞をオススメします。

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早川タダノリ『「日本スゴイ」のディストピア』青弓社を読んで

2020-04-14 07:07:07 | Weblog

 新型コロナウイルスのために生徒は5月初旬まで登校できません。

4月には1日も登校しないのに授業料を払わなければいけないのかという問い合わせもボチボチあるようです。

そのクレーム対策というわけではありませんが勤務校でも夏までの休校に備えてオンライン教育準備を開始しました。

それはベネッセの「クラッシー 」と「ロイロノート」を利用した授業です。

数年前から全員生徒にアイパッドを購入させての授業展開をしてきたので、他校に比べれば在宅学習もうまくいくかもしれません。

 

さて、話は変わりますが、早川タダノリ『「日本スゴイ」のディストピア』(青弓社)を読みました。

今でも、日本の技術に憧れた外国人を日本に招待し、外国人が日本の物を母国にお土産に持ち帰って驚かれるようなテレビ番組が散見されます。

 

さて、この本は副題にあるように戦時下の自画自賛の系譜です。

 

・「東金国民学校」は「皇道実践」「皇民錬成」を合言葉に徹底した軍隊式教育で学校づくりをおこなったことで有名になり、神国日本のモデル教育校として1939年の段階で年間3千人あまりの見学者を集めるにいたった。

→現在の教育推進校、モデル校へとつながる流れですね。

 

・「手榴弾投げ」は、1939年に制定された厚生省制定体力章検定にある検定項目

→現在も実施されているスポーツテストの戦時下項目でしょうか

 

・「国民学校礼法教授案綱案」

 弁当の食べ方

 1 弁当箱は中央に、風呂敷の類は畳んで左、茶碗は右、箸箱は手前に置いて用意する

 2 教師の合図で一礼して食事に取りかかる

 3 一同の食事が済んだ前後と同様に一礼し、外に出る

→現在実施されている給食の仕方にすごく似ています。

 

・重役を始め其の他の上役から訓戒されたり、叱責されたりした場合に、謙虚な態度で「相すみませんでした。」「今後は気を附けます。」などの挨拶をし、従順に命令に服する美しく奥床しい心掛けである。

→ブラックな教育につながっている気がします。

 

・日本最大の旅行代理店J T Bは、もともと外国人旅行者の勧誘促進を目的に発足し、戦時下では「東亜旅行社」「東亜交通公社」と名を変えながら「観光報告」に邁進した準国策会社だった。

 

歴史物はあまり読まないのですが、たいへんためになった一冊でした。

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『自治会費徴収でわかったこと』

2020-04-07 07:07:07 | Weblog

 今年は我が家が自治会費徴収の当番です。

ひと月二百円で12ヶ月分なので2400円の徴収。

加えて、地元神社へ600円と赤十字へ500円の寄付。

各家庭から合計3500円の徴収です。

私は地域の祭りにも参加していませんし、地域の防災活動にも参加していません。

さらに言えば近所に仲良くしている人も一人もいないのです。

多分、私だけなら自治会費をお支払いすることをお断りすると思います。

しかし、ここはパートナーの先祖代々が住んできた街であり土地です。

地縁、流行り言葉的には地域コミュティーでの結びつきを簡単に切るわけにはいかないのです。

 

幼い頃から顔馴染みの方もいるのでパートナーが集金をしました。

それが本当に大仕事でした。

夕方の6時、7時、8時過ぎても自宅にまだ帰宅していないお宅もあるのです。

さらに、「新型コロナウイルスの関係でリストラされてお金がないので払えない」との理由で自治会費をお支払いいただけないお宅もありました。

さらに、何度も訪問しても不在の向かいのお宅も。

後でわかったことですが、

相続税を支払えなくて住まいを国税に物納して引っ越しをされたこと。

今回の自治会費徴収で知りました。

町会のまとめ役の方に徴収できないお宅のことを相談したところ、集めなくても良いとのシンプルな返答がありました。

町会名簿から名前を削除するそうです。

 

子どもの小学校卒業や中学への入学のお祝い品を区からお渡ししていることになっているが、その原資は町会費なのでそれらを渡さないことや町内会の回覧板を回さないことがディメリットだそうです。

 

さて、今回の件で地元を良く知る方に近所についての情報を教えていただきました。

  • 我が家の隣には2軒の空き家があります。

一軒は老人が施設に入居したので空き家になり、もう一軒は独居老人が孤独死して約1ヶ月の間、発見されなかった空き家物件です。

最近それら2軒を不動産会社が購入したそうです。

今後はそれらが解体されて、建売住宅3〜4軒が立ちそうです。

 

(2)我が家の前は現在空き地になっています。

以前にお住まいになっていた方が借地を更地にして地主に戻したそうです。

その土地は道路に面していないので再建築ができないのでとりあえず駐車場になるそうです。

 

後数年もすれば、我が家の周辺の住宅環境も大きく変わりそうです。

 

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