駿河湾の西方入り口で御前崎の先端に御前埼灯台が立っています。
御前崎市にあるこの灯台の文字は御前崎と違い「崎」の字が「埼」を使います。御前埼灯台です。
1974年にイギリス人技師監督のもとに建てられた白亜の洋式灯台で、灯台の頂部までは水面から54m、接地面でも36~37mあり、大津波でも大丈夫です。光達距離は36km(19.5海里、56万カンデラ)で、10秒に1回光(閃光)を放つ形式です。
御前崎先端の緯度経度標識と御前埼灯台
御前埼灯台
駿河湾東の入り口の石廊埼灯台と共に遠州灘(太平洋)航行に重要な役割を占める灯台です。
映画「喜びも悲しみも幾歳月」(1957年)で一躍脚光を浴び、現在は観測無人化されていますが、灯台の展望台には200円で参観できます。