静岡県の西部地方(遠州)には「遠州七不思議」と言われる昔からの言い伝えがいくつかあります。七不思議と言っても各地でこれもあれもということで、10ヶ所以上あるようです。
その中で今回は牧之原市(旧相良町)に伝わる「子生まれ石」をご紹介します。
室町時代に創建された大興寺というお寺があり、昔、このお寺の和尚が、「私が死んだら、裏山の岸壁より、まゆ型の石が現れるだろう。」と予言し、90余歳で亡くなりました。
その後、人々はその石を、和尚の墓石として大切に供養しました。
以後、この寺の住職が代わる度に、まゆ型の石が出現するという不思議な現象は、「遠州七不思議」の1つとして、伝えられるようになりました。
小さな川に沿った岸壁の所どころにまゆ型の石が半分飛び出したかのようになっていてこれが珍しく、遠州七不思議として語られています。
(岸壁から石が飛び出しています。)
(こちらは水面近くにあり、水の中にももう一つ見られます)
(近くにはいくつものまゆ型の石があり、その上に小石を置く人も)
(まゆ型石が祀られた小さな神社)
これらの石は、「長寿の石」として、また、子供が生まれるように現れることから 「子授けの石」「安産の石」として、人々の信仰を集めています。
また、近くには「子生れ温泉」があり、「長寿の湯、子授けの湯、安産の湯」として親しまれています。
その中で今回は牧之原市(旧相良町)に伝わる「子生まれ石」をご紹介します。
室町時代に創建された大興寺というお寺があり、昔、このお寺の和尚が、「私が死んだら、裏山の岸壁より、まゆ型の石が現れるだろう。」と予言し、90余歳で亡くなりました。
その後、人々はその石を、和尚の墓石として大切に供養しました。
以後、この寺の住職が代わる度に、まゆ型の石が出現するという不思議な現象は、「遠州七不思議」の1つとして、伝えられるようになりました。
小さな川に沿った岸壁の所どころにまゆ型の石が半分飛び出したかのようになっていてこれが珍しく、遠州七不思議として語られています。
(岸壁から石が飛び出しています。)
(こちらは水面近くにあり、水の中にももう一つ見られます)
(近くにはいくつものまゆ型の石があり、その上に小石を置く人も)
(まゆ型石が祀られた小さな神社)
これらの石は、「長寿の石」として、また、子供が生まれるように現れることから 「子授けの石」「安産の石」として、人々の信仰を集めています。
また、近くには「子生れ温泉」があり、「長寿の湯、子授けの湯、安産の湯」として親しまれています。