日本郵便(株)JPから2020年12月に発行された新郵便切手をコレクションとして購入しましたのでご紹介します。
12月の新切手は2件(全30種)です。
① 12月4日発行は、「楽器シリーズ第3集」です。63円と84円切手各10種ががそれぞれシール式シートで発行されています。
題材はともに日本の伝統音楽を演奏するときに用いられる楽器です。
63円切手。琵琶、三線、太鼓、能管、三味線など。
84円切手。 篳篥、龍笛、大太鼓など。
② 12月14日発行は、「おもてなしの花シリーズ第15集」です。63円と84円切手各5種2組の10枚構成のシール式シートで発行されています。
左が63円切手。題材は、レンギョウ、アネモネ、マンリョウ、スイセン及びバラです。
右が84円切手。題材は、コブシ、ポピー、梅、桜、菜の花とモモです。
今月発行分は以上です。
【余談】
今月分は発行数が少なかったのでちょっと寄り道です。
日本郵便では新切手が発行される都度、郵趣家のため(販売促進用)に、その切手に係る初日印用の変わった記念スタンプを使っています。
ちなみに今回のおもてなしの花シリーズ第15集では、下記のような2種類の記念院を発表しました。
この印は、適当な台紙を用意して、切手代金と共に事前に適応局(今回は東京中央郵便局)へ郵送すると発行後その印が押印されて、送られてきます。記念として取っておきたい方への郵趣サービスです。
この印は記念印として使われる以外に、通常郵便物にも使うことができ、その日付印は、「○○付消印有効…」などと言われるときにも効力を有する印ともなります。
上の題材とは違いますが、その切手に係る記念印が押印された封筒型台紙が「初日カバー」と呼ばれるもので、その一例を下記画像でご紹介します。
これは平成25年10月9日に、国際文通週間切手の中に東海道五十三次の小田原宿デザインの切手が発行されたことにより、適応局の小田原郵便局の初日印が押印された初日カバーです。