掛川市内の中心地を流れる川に、2級河川太田川の支流の「逆川」があります。
逆川は、昭和57年の台風上陸により、洪水で甚大な被害を受けています。そして昭和61年までの短期間に河川大改修が行われました。
その時に新しく設置された橋には特徴のある親柱が設けられており、その親柱を訪ねて見ました。
◆親柱とは、高欄・階段・垣根や橋の両端や曲がり角に立つ太い柱のこと。
最初は、JR掛川駅から北へ真っすぐの掛川城の手前に架かる橋の「緑橋」です。
掛川城を望む手前の大きな橋が緑橋。擬宝珠(ぎぼし、ぎぼうしゅ)が頭に乗った形で全国各地の橋にも多く見られる形です。
緑橋の親柱です。
※上の小画像は、この橋をユリの花咲く堤防内側遊歩道から見た風景です。
次に、100m程川下側に架かる松尾橋の親柱です。
正面の建物は掛川西高校。その角に松尾橋がかかっています。
ここから、親柱と共に掛川城天守閣も望めます。
初夏にはこの橋の下は、ユリの花で染まります。
その下流側には瓦橋が架かります。
何やら怖そうなものが親柱の上にありますね。
瓦橋の親柱の獅子頭です。
その部分を別角度からアップしました。
獅子舞に出てくる獅子頭にそっくりですね。
今日は、逆川の中心市街地周辺の三橋の親柱をご紹介しました。
次回には上流側の親柱をご紹介します。