掛川市内の中央部を流れる逆川。 昭和57年の台風による水害復旧後、付近の橋には特徴のある親柱が設けられています。(詳細は前回1/23付をご覧ください)
その親柱の後半として、前回ご紹介の川上側の5橋の親柱をご紹介します。
その1。 大手橋の親柱。
掛川城のすぐ下に架かる橋は緑橋ですが、その川上側100m程の位置には大手橋があります。
大手橋の両側には、大きな屋根のようなものがかぶさった支柱があります。これが親柱です。この近くには掛川城の大手門があり、それをイメージしたものとなっています。
大手橋の親柱の拡大画像。
その親柱と共に見えるのが掛川城の大手門です。
その2.奥姫橋の親柱です。
大手橋から約100mほど川上にある奥姫橋の親柱です。
奥姫橋と川下側の親柱。
奥姫橋の親柱。”姫”という文字が付くことから、お姫様のような気品が見られます。
そして、このたもとには、掛川三大祭に登場する大獅子の屋台小屋と説明板が設けられています。
その3.笠屋橋の親柱。
奥姫橋の川上側数十mの位置に笠屋橋があります。
笠屋橋は前記二橋に比べると交通量は少ない橋ですが丸い形の親柱がみられます。
笠屋橋と親柱。
スゲ傘のような形が上部に見られます。
その4.道神橋の親柱。
市内葛川にある道神橋の親柱。何をイメージしたのはは不明です。
かなりがっしりとした形の親柱です。
その5.馬喰橋の親柱。
交通量も多い、大きな橋の馬喰(ばくろう)橋。
かつてこの付近には馬に関する職業を持つ人が多かったことを思わせる名前がついています。
馬の顔の形をした馬喰橋の親柱。
馬喰橋のたもとには、秋葉山常夜灯があります。
以上2回にわたって逆川の親柱ご紹介しました。災害復旧後に整備された逆川の橋の親柱のご紹介を終わります。
※ 上の見出し画像は、大手橋の中央から眺める掛川城周辺の風景です。ご紹介の親柱は掛川城が眺められる一帯にありますので、市中へお出向きの際は各橋の親柱もぜひご覧ください。