冬になってしばらく雨模様がなかったのですが、ここ数日はその雨もしばしば。
外気温も低く、外出するのもためらいがちな日ですが、そのような折、ちょっとコレクションの切手図柄から昔〔20世紀)を紐解いてみました。
日本郵便(当時は郵政省)では、20世紀の100年間を振り返って主な出来事やその当時に社会情勢などを、切手図案に取り込み、170種の切手で振り返っています。その様子を3回にかけてご紹介していますので、お時間がありましたら、”あの当時、こんあことが,あんなことがあったな~”と振り返ってみていただければ幸いです。
全17集のうちの第7集の記念切手シートです。(初日押印済み)
前回(12/22)は、切手で1~6集までの20世紀の前半(1932年まで)を振り返ってみましたが、今回は、切手で7~12集までの1932~1964年までを見てみます。
左半分が第7集で、右半分が第8集で発行された各10種の記念切手です。(いずれも使用済み切手です)
第7集には題材として、プロ野球結成、忠犬ハチ公、宮本武蔵やD51が、第8集にはヘランケラー来日、神風号、路傍の石、沢村英二投手の活躍などが描かれています。
左半分が第9集で、右半分が第10集で発行された各10種の記念切手です。(いずれも入手がちょっと難しい使用済み切手です)
第9集には題材として国民学校、真珠湾攻撃、原爆被爆や黄金バッドなどが、第10集には、サザエさん、日本国憲法施行、紅白歌合戦や鉄腕アトムなどが描かれています。
左半分が第11集、右半分が第12集で発行された各10種の記念切手です。
第11集には、テレビ放送開始、力道山の活躍、ゴジラや東京タワーが描かれています。
第12集には、伊勢湾台風、皇太子殿下御成婚、東海道新幹線開通、東京五輪などが描かれています。
ちなみに郵政省では販売促進と周知を兼ね上画像のような解説書も配っていました。(上の見出し画像がその表面で下画像がその裏面です=図柄の解説がしてあります)
※ 切手はすべて使用済みです。