タチアザミ 2 2007年09月27日 | 自然観察日記 湿地などに群生するのですが、1個体はスラーッとして頂上に花を1~2個付ける花姿。スマートです。頭状花は近づいてみれば素敵な花ですが、少し離れると回りに溶け込んであまり目立たないのが不思議です。 アザミの花の区別の仕方の一つに、花が下向きに咲く(これを「点頭」といいます)種か上向きに咲く種かがあります。
タチアザミ 1 2007年09月27日 | 自然観察日記 春のアザミはノアザミの1種だけですから間違うことはありません。しかし、夏から秋のアザミは大変難しいといわれています。多種多様に変異しているためでしょうか。「変異が多い」ということはまさに進化している元気のいいグループで発展途上にあります。アザミもまさにそういう種だということになります。 本種はタチアザミという日本海側の山地湿地によく見られるものです。それほど多くの分枝もしないで花が上を向いて咲いています。枯葉の目立ち始めた湿地にまだ花が残っています。