ママコナも咲いています。明るい草地に生育するとありますが、この花を見るのは決まって県外の草原。太平洋側の種です。半寄生植物ということですがイネ科草本にでも寄生しているのでしょうか。その実態は分かりません。周りの草本の生育に合わせて比較的成長しているようで、越後の県境の尾根に自生するミヤマママコナの倍以上はあります。
ゴマノハグサ科に分類されます。大きく口を開けて獲物を飲み込むような印象があって、可愛いというより気丈な感じを受けます。寄生植物という先入観があるのでしょうね。花冠の下唇の白い部分が米粒にみえたのでしょうか、ママコナは「飯子菜」と書くそうです。