ムラサキサギゴケの群落がありました。ときどき農道などに見られるのですが少し人の作用がなくなったような場所に群落を作り数年すると他の植物に追われ消えていくような印象を持っている種です。最盛期は匍匐茎(ほふくけい)をだして広がりますから地面一面に花が咲きなかなかの景観になります。
紫色をしているものが多いのですが中には桃色をした株もあります。トキワハゼに似た花ですがずっと大きく倍以上はあります。じっと見ていると蝶が羽を広げているようにも見えます。そういことを狙って擬態し蝶などの虫を呼んでいるのでしょうか。