変わった花が咲いていました。シソ科のテングバナという名板がありました。長い花を天狗の鼻に見立てているようです。花の基部についている盃状のものはがくで品種によっては赤く色づくものもあるようです。花が散った後このがくが残りそれが帽子のように見えるそうで「チャイニーズハット(中国人の帽子)」という名もあるのだそうです。
馴染みのない植物ですがハスノハギリ科のハスノハギリという種です。葉はハスの葉状で葉柄は葉の縁ではなく中心部に付きます。あいにく花はなく不明ですが地味で散房状に白い小さな花をつけるようです。原始的な被子植物という記述もありました。在来種でもあり南西諸島などにもみられるようです。海岸近くに自生している種で材が桐のような軽く加工し易いのでしょうか船の材料などに利用されていたようです。