鬼怒川沿いの散策路は全くの自然の状態ではなく一部に河川工事か堰堤工事などがあったのでしょうか。いくつかの帰化植物や里の植物が見られました。すでに草木で覆われていて過去に車が走ったような道の面影が残っています。本来の自然に戻りつつあるのかとも考えてみましたが、このハルザキヤマガラシはなかなかの繁茂ぶりでここに定着していそうな様子でした。
北米からの帰化植物で里山などではなかなか厄介な存在の一つです。全体に毒がある毒草だそうです。タケニグサと並んで工事後のような場所に見られました。
タケニグサです。帰化種ではないそうですが、あまり深山にはふさわしくない種だと思います。パイオニア植物ともいわれますからかつて開発したときからの居候かもしれません。
少し目を疑いました。１株だけでしたがムラサキケマンが花をつけていました。在来種ですがこんな奥山では見たくない種です。私の偏見でしょうか・・。