沢近くの木陰にマユミの低木が弧生しています。新潟県内ではこれほどの大きな個体に出会ったことがありませんが、関東圏に来るととたんに大木になっているので不思議に思っています。しかし、大きなマユミの樹は水分条件がよさそうな日当たりの良い場所なので、こんな日陰では木も大きくなれないのだろうと推察しています。それにしても、なぜ新潟県内のマユミは大きくなれないのか不思議です。
マユミの果実は秋には赤く綺麗な色彩で熟します。さらに熟すと割れて中から赤い種子が顔を出します。雌雄異株の種とされますが、雌株だけでも結実するとか。理屈状実をつけていない雄株も存在しているはずですが、うかつにも結実していない大木のマユミを確認したことがまだありません。