森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

北帰行 3

2008年03月16日 | 自然観察日記
 しかし、さすがに今日は「北」へ向かう群れが沢山います。昼前に次から次に20~30羽の群れがV字編隊で上空を通り過ぎていきます。冬は終わりました。

北帰行 2

2008年03月16日 | 自然観察日記
 実は、昨日も白鳥の群れを目撃していましたが、その行く先が小千谷の方角でした。これでは北帰行でなく「南帰行」です。今朝も何羽かの白鳥が南下していくのを見ました。北帰行も単純なものでなく、行ったり来たりを繰り返しているのでしょうか?

北帰行 1

2008年03月16日 | 自然観察日記
 鳥の話題が続きますが、我が家から白鳥の北帰行が見られました。その一群が東山連邦に沿って上空を通り過ぎるとき、クヮクヮという泣き声を発します。別れの挨拶のように聞こえました。

イヌシデの枝に残されたらせん跡

2008年03月15日 | 自然観察日記
 そのイヌシデの一番の大枝が地際から2mほどのところから横に張り出していて、らせん状の凹凸がくっきり残っています。イヌシデは本来、滑らかな肌なのですが、この枝だけはかなり異様です。
 過去にフジか何かのつる植物に巻き着かれた跡なのだと思います。巻きついた主はすでに枯死していますが、生き延びたイヌシデの大枝にかなり長かったであろう戦いの歴史が刻まれています。

トビ 乱舞

2008年03月14日 | 自然観察日記
 上空ではトビの乱舞が見られます。3羽のトビが舞っていたこの一群の動きを観察して気づいたことがあります。争っているように見える2個体と、その周りをその行方を見守っているかのような1個体です。
 予測するに、メスをめぐるオスの争いが行われているのでしょうか。春は鳥たちにとっても繁殖の季節ですからね。争う2個体は結構過激で相手の頭部に攻撃しているように見えました。

オニグルミの芽鱗

2008年03月13日 | 自然観察日記
長岡をはさんで、海岸よりの丘陵は早春の花が咲き出しましたが、東山連邦は依然として白いまま。そこで見つけたオニグルミの冬芽。しかし、さすがに芽が膨らみだしたようで芽鱗が外れてきました。

杉と欅のコラボレ 2

2008年03月12日 | 自然観察日記
 陽は暖かですが春の海風が強く数十mの大木も揺れるため互いにこすれてなかなか迫力のあるきしみ音がしました。
 接触面の杉の幹は厚さが半分くらいしかありません。逆向きの力がかかると折れるかもしれないほどの薄さです。それにしても、長い時間ここまで大きくなるまで互いにしのぎを削ってきたことにただただ感心します。
 この、杉と欅のコラボレーション、五合庵に匹敵するくらいの存在かもしれませんね。

杉と欅のコラボレ 1

2008年03月12日 | 自然観察日記
 五合庵を眺めていると、いきなり背後で「ギギーッ」という大きな音。何事かと振り返ると、そこには奇妙な大木がしのぎを削っています。杉と欅が互いに譲らずがっぷりよっつです。

五合庵

2008年03月12日 | 風景
 晴れているとじっとしていれなくなります。思いつきで旧分水町の国上山(くがみやま)の良寛さんのゆかりの地五合庵にいきました。雑木に囲まれた明るい散策道は春の気分を味わうのに十分な雰囲気がありました。

ヤマガラ

2008年03月11日 | 自然観察日記
 ツツピーツツピーという声の主を探して、ようやくカメラに収めました。数十m先の大木の下、雪のないところで餌を探しているようです。残雪に覆われているとはいえ、小鳥の活動が活発になってきました。

長岡東山 春 1

2008年03月10日 | 自然観察日記
 陽気に誘われて東山に入りました。雪上トレッキングしている人が多いのにびっくり。運動不足の私はブラブラと小一時間の散策です。まだまだ残雪が多いのですがその中で季節の移り変わりを感じてきました。