一日中大雨です。あまり続くと山崩れが心配です。へたすると、林道のような国道が分断されると、陸の孤島になってしまう可能性もあるからです。
久しぶりに、尾瀬あきらのマンガ『光の島』全8巻を再読しました。沖縄の小さな島の廃校阻止のための物語ですが、それはそのままわが地区の学校の問題そのものです。集落では子どもがいなくてもPTA賛助会員として会費を毎月払っています。来年度は全校生徒が7人と減ってしまいます。そこの子どもたちはのびのび育っているのは『光の島』と似ています。過疎・過密問題は、無理して経済成長してきた暮らしの問題でもあります。失うものがあまりに大きい日本の「豊かさ」です。
尾瀬あきらは、このマンガをとおして子どもの現状、都市とムラの関係、生き様をじつによく的確に表現していてホロッとさせられます。彼の傑作『夏子の酒』も日本の農業問題をもえぐっています。しかし、そこでも良心的に生きようとする群像を忘れていません。
マンガを読んで感動できるって、そうそうないですよ。尾瀬さんの次の作品を期待したいですね。それは私たちの明日へ生きる叱咤になるからでもあります。
久しぶりに、尾瀬あきらのマンガ『光の島』全8巻を再読しました。沖縄の小さな島の廃校阻止のための物語ですが、それはそのままわが地区の学校の問題そのものです。集落では子どもがいなくてもPTA賛助会員として会費を毎月払っています。来年度は全校生徒が7人と減ってしまいます。そこの子どもたちはのびのび育っているのは『光の島』と似ています。過疎・過密問題は、無理して経済成長してきた暮らしの問題でもあります。失うものがあまりに大きい日本の「豊かさ」です。
尾瀬あきらは、このマンガをとおして子どもの現状、都市とムラの関係、生き様をじつによく的確に表現していてホロッとさせられます。彼の傑作『夏子の酒』も日本の農業問題をもえぐっています。しかし、そこでも良心的に生きようとする群像を忘れていません。
マンガを読んで感動できるって、そうそうないですよ。尾瀬さんの次の作品を期待したいですね。それは私たちの明日へ生きる叱咤になるからでもあります。